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武豊JRA通算4500勝:フォーエバーヤングはジャパンダートクラシック → ブリーダーズカップクラシック:和田竜二JRA通算1500勝

2024-05-13 09:29:43 | 競馬
<東京2R>ウェットシーズンでJRA通算4500勝を達成した武豊(中央)(撮影・村上 大輔)Photo by スポニチ


レジェンドがまた一つ金字塔を打ち立てた。12日、東京2R・3歳未勝利戦で3番人気ウェットシーズン(牡=田中博)が1着となり、騎乗した武豊(55)は前人未到のJRA通算4500勝を達成。87年3月1日の初騎乗から37年2カ月12日、通算2万4543戦目での達成となった。
 ウイナーズサークルに登場した武豊をファンの温かい拍手が包み込んだ。プラカードを掲げた後輩たちに囲まれたデビュー38年目のレジェンドは「一つ一つの積み重ねの数字。本当に多くの方の力があってここまでこられたと思うと感慨深い」としみじみ。レースは好発から2番手を確保。直線半ばでタンゴバイラリンにかわされるも、残り50メートルで鮮やかに差し返した。「田辺君(2着タンゴバイラリン)が気を使ってくれたみたいで(笑い)。本当に多くの歓声と拍手で、その中でゴールして凄くうれしかった」と頬を緩めた。

 昨年は74勝で全国リーディング10位。今年も年間100勝に迫るペースで勝利を積み重ねており、熟練の手綱さばきは健在だ。肉体面も「全然(問題は)ない。トレーニングも変えていないです」とキッパリ。報道陣からの「次は5000勝?」の問いには「次の1勝(が目標)です。若手をはじめ凄いジョッキーが日本にはたくさんいて、本当に一つ勝つのも大変ですが、こうやってジョッキーを続けていられることが凄く幸せ。勝ちたいレースは尽きないし、数字に限度はないので一つでも多く勝ちたい」と気持ちを新たにした。


ケンタッキーダービー3着フォーエバーヤング(牡3=矢作)は今秋、ジャパンダートクラシック(10月2日、大井)からブリーダーズカップクラシック(11月2日、米デルマー)に転戦するプランがあると矢作師が明かした。師は「大井のダート3冠に出ないのは失礼。今後は海外が主戦場になるだろうし、日本のファンにも見せたいからね」とローテの意図を説明した。

西でもベテランがメモリアルVを飾った。和田竜二(46)が京都7Rをディアドコス(牡4=羽月)で勝ち、JRA通算1500勝を達成。史上20人目、現役8人目となる記録に鞍上は「4500勝の人がいたんで重なりたくはなかったんですけど」と武豊を引き合いに出して笑いを誘った。
 「自分なりにコツコツやらせてもらって、本当に関係者の方に支えてもらってここまで来ました。最近は大きいレースでなかなか勝てなかったので、この数字を目標に頑張ってきました。これからも期待に応えられる競馬をして、応援していただけるようないい内容の競馬を一つでもしていきたい」と意気込みを語った。
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