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元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

オールスターオートレース回顧

2012-04-30 18:06:56 | 大レース回顧集
第31回オールスターオートレース優勝戦が30日、伊勢崎オートレース場で行われた。

1 7 永井 大介 ビズビム 20 3.30

2 4 久門  徹 ロロノア・ゾロ 20 3.32

3 8 浦田 信輔 パンジャA 20 3.30

4 6 荒尾  聡 DMYペヒーズ 20 3.33

5 3 松尾 啓史 ラディカルV 20 3.32

6 5 有吉 辰也 エムジェイ 20 3.34

7 2 伊藤 信夫 テトム 20 3.33

8 1 青山 周平 アカマル・73 0 3.34



SG初出場、そして、デビューしてからまだ10か月にも満たない青山周平が2級車での優出を果たしたことから、SGの優勝戦としては珍しいハンデ戦となった。

ゼロハンの青山に対し、20線からはまずは松尾が出ていくが、すかさず久門が松尾を交わして2番手に上がり、さらに2周回、3周回の3角付近で、青山を捕えにかかったが、いずれも入れず。しかし、4周回3角で漸く青山を捕えて先頭に立った。一方、スタートで4番手につけた浦田、そして永井が2、3番手に続き、永井が6周回で浦田を捕えて2番手浮上。さらに永井は8周回、久門を捕えに行った。しかし久門に突っ張りきられる。しかし9周回、永井はついに久門を捕えてそのまま押し切り、オールスターとしては、2009年以来2度目の優勝を果たした。2着久門、3着浦田。青山は8着。


動きの良かった浦田に、3周回付近でつけていった永井が、その後浦田、久門を捕えて優勝。昨年のオールスター優勝戦では、1周回で早くも転倒し、有吉が乗り上げるアクシデントを誘発してしまったが、その雪辱を果たした形となった。また、優勝戦後のインタビューでは、青山をかなり意識していたことも話していた。

その青山であるが、今シリーズでは、準優勝戦でも、初手の段階で抜かれるかな、と思われたが、その後後続が膠着状態となると、逆に他車を引き離して逃げ切ってしまった。そのためか優勝戦では、近時は追い上げを身上としている競走スタイルの浦田が、初手から4番手につけるという展開となった。やはり、SG初出場、そして2級車にはそう簡単には勝たせない、というプライドがそのようにさせたと思われるが、結果、その後のレース展開もめまぐるしく、内容的には非常に面白かった一戦とあいまった。

青山周平、更なる進化を遂げていくのであろうか。

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2 コメント

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もうすでに (サンケイオート)
2012-04-30 21:00:13
2級車としてはこれ以上を求めるのは酷かと…
スタートは早く雨も十分こなし
インに差し込まれても怯まず開け開け
スピードに対する慣れが桁違いだから…
唯一の不安は後半のレースに登場する事が多いので他の期のトップクラス(2級車時点)の様に軽ハン大ベテラン選手を交わしていくという経験が少ないのがアレだけど…
ま、それもあのスピードをもってすれば杞憂に終わるでしょ(-.-;)1級車への乗り換わりが今から楽しみ(^w^)
30期が不作だっただけにね
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Unknown (高知の住人)
2012-05-01 19:28:50
周平はバイクレーサー末期に、家族抱えて飯が喰えない地獄を見ているから、
ハングリーさがハンパ無く出ていますね。素晴らしい事です。

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