バンク先生のコメントを一部掲載することにしよう。
http://blog.goo.ne.jp/yoroshiku109/e/ea6d3888bac7ab6b5e65429e9055863a
プロ選手に対して、日本は、消耗品扱いですね・・・だとしたら、選手寿命(使い捨てをさせない)をながくするシステム、福利厚生を充実しようと、考えるのは、労働者として当たり前だと思います。当時は、プロ野球の選手会も見学にきたみたいですよ!景気低迷なのに現状、公務員のみ、優遇される 退職金、年金・・・を、民間が非難しているみたいなぁ・・・・まるで、公務員叩きにも似た感じがしますが・・
先生はご存知だと思うが、競輪選手は、労働基準法に定められた労働者とは認められていない。民法に定められた「社員」、というのが法律上の地位。したがって、私は、選手を切ることは恐るるに足らず、と述べているのは、この定めがあるから。
競輪選手は、やがて、脚が落ちます・・・S級からA級、A級からB級に落ちた時に、最下位層の賞金がしっかりしていて よかったと感じるものでした。 選手会は、トップ選手のみの優遇(上位の高額賞金)が 選手の地位向上とは考えなかったのでしょう。 売上が、激減し賞金は、下がる一方です、選手は 経費(自転車等)が、掛かりますし、このままでは、下位選手は、副業等しなくては、生活出来ない状態になるでしょう・・・今の選手は、危機感を充分感じだしたのではないでしょうか!(T社長の個人的な、評価で、すべての選手が、判断されるのは如何なものかと思います。) 近年、退職選手が、A級3班だけでないのは、それを、物語るのではありませんか?
ま、競輪選手は年俸制じゃないから、その点においては同情すべき点はある。
43期ナンバーワンの北村徹という選手がいたが、新人王を完全優勝したり、世界選手権・ケイリンで3位に入ったり、はたまた井上茂徳の初タイトルに貢献したりなど、将来を嘱望された選手だったにもかかわらず、故障が原因でトップクラスから急に落ち、しかも、だましだまし競走を続けていくうちに、A級ですら勝てなくなった。最後は見ていて可愛そうだったくらい。それに関連する話は、野呂さんの本にも書かれていた。もし競輪にも、確固たる公傷制度があれば、北村がここまで落ちぶれることは恐らくなかったように感じる。
ところで、A3だけが退職しているわけではない、という話だが、高橋健二や竹内久人(S2からA1に陥落決定した時点をもって引退)は年齢的にいって仕方ないにしても、若松将弘がS1在籍のまま引退した件については驚かされた。
思うに、金銭的な理由よりも、精神的な負担のほうが大きかったんじゃないかな。渡邉大吾の引退についても、似たような理由があった、という話がもっぱらだし。
このあたりの話を踏まえ、今の競走スタイルに問題があるのではないか、と思った。UCIルール化したらどうか?というのは、今の競輪選手の中に、不本意な辞め方をしている選手が少なくないのではないか、と思ったから。A3以外の選手が少なからずやめている理由は、この点にあるからではないか。
片折さんの時代のように 売上が落ちても、賞金を上げるために、無茶苦茶な賞金闘争しているとも思えませんし 賞金も落ち続け、選手数も少なくなっております・・・ あくまでも、私が選手だったからの考えですが、 制度変更(三点セット)で、苦しむのは 選手は、弱い選手です!強い選手も三点セットでは、すぐに、弱い選手になります。
この話についてはどうだろ?
選手数が少なくなった、といっても、3500名近くいるぜ。何度も言っているが、本当に今の競輪の現状において、それほどの選手数は必要なのか?
それと、三点セットについては、競輪の先行きを案じているからこそ。
前に述べた、競輪場大量廃止にかかるシュミレーション話はかなり極端だとしても、私自身は、ひょっとするとそうなるのではないか、と思っている。要は競輪選手会も「待ち」の状態ではダメだって。客も施行者も、もはや競輪への「助け舟」を出すことについては限界を感じている。そのあたりを選手の皆さん方にも、分かって欲しいよなぁ・・・
さて、競輪選手のたがが緩んでいる、という話に触れてみたい。
少なくとも、前にも書いたことがあったが、私が約25年前に競輪を覚えた頃の競輪選手といえば、月刊競輪などの記事を読む限り、実に尊敬に値する人物だと思ったよ。
多分、バンク先生も含めて、60期前半あたりの選手が新人だった頃までは、そうした流れがあったように感じる。それは。
展開がどうとかにかかわらず、「負けた自分が弱いんです」と素直に言う選手がほとんどだった。
ということ。
自分の非を認める人間って、なかなかいないからね。それは、客が何もそこまで言う必要がないのに・・・と思っていてもそうしていた。というわけで、私が競輪を知った頃の競輪選手ってしっかりとした教育ができているんだなぁ・・・とつくづく感心させられた。だから競輪はすばらしいんだと。そして、意外にも当時、「格闘技競輪」についても、私は容認派だった。それは多分、悪気があってやっているのではない、と思ったから。ところが。
これは片折さんが悪いと言う話ではもちろんないんだが、どうも、片折体制の頃になって、180度、そうした態度が転換してしまったみたい・・・
特に、コンドル日記の記事も借りて当ブログで幾度となく述べたし、大量落車コーナーでも述べたことがあるが、
「こんなルールでは走れない」
とかほざいた選手がいたとか。
それ以前に、1999年の「格闘技競輪」回帰って、競輪選手の要望もあったんだろ?(詳しいことはバンク先生に訊いたほうがいいかもしれないが)
しかし、格闘技競輪体制はわずか4年で破綻。だからって、2003年から始まった現行ルールが既に実施されているというのに、「こんなルールじゃ走れない」では、買う側の客はたまったもんじゃないぜ。
加えて、記念、S級シリーズの直前欠場は日常茶飯事。そして、その理由を聞いても、はっきりしたことは分からない、って一体どういうことなのか?と思った。そう考えると、明らかに客を無視しているよな。
とりわけ、加藤慎平なんか、奈良の西王座戦のときは、まだ勝ちあがり権利があるというのに、途中で帰ってしまったからねぇ。
ははーん、これは思うに、競輪選手も、違った意味で「疲れているんだな」と思った次第。だから、「三点セット」の話を持ち出した。言い換えれば、三点セットは、選手のためを思って言い続けているんだけどなぁ・・・
前述した、「負けた自分が弱いんです」という話に回帰せよ、とは言わない。しかしながら、T社長がなぜ、
「大半の選手の危機意識はゼロ」
って言っているのか、私もなんとなくよく分かる。
それと、当時の選手がなぜ、
「負けた自分が弱いんです」
といったことについても。
、経費を引いたら生活するのがやっとです。
現にアルバイトしてる選手もいます。
住宅ローンなどあれば退職金で払い。別の仕事を捜した方がましだと言って、辞めてくA1選手も珍しくありません。
最近は競輪学校の受験者も減るばかりかレベルも低下。賞金的にも制度的にも競輪と言う仕事に魅力が無くなってきてるんでしょう。ハッキリ言って、
この給料でこんなに危険な仕事はできません!
生身で何度も交通事故にあってるもんです。実際に落車はビルの5階ぐらいから飛び降りるのと同じ衝撃だと聞きました。
ほとんどの選手は後遺症があります。
私に息子がいますが、選手にさせたくありません!
後遺症を、背負い生きていかなくてはありません ・・・
競輪は、選手がいなければ、出来ません!
〓
引退したら、種馬以外は ?
殺すか、食べられるかしかないとききました・・
ボート、バイクは、パーツ交換!
馬は、新馬!
競輪も新人?お古は、ごみ箱?
部品や動物みたいに使い捨て?
私は、何も知らず、プロスポーツ(運転ばかりして、なんとか身体使って生計をたてたかったからです。)に憧れ、自分がなれる可能性がある、プロスポーツが競輪だったから、チャレンジして選手になれました 。
辞めた今でも、無知で何も分からず、脚があったけど、強くなれず、引退を決め(転職の為)てから、S級に上れましたが、断腸の思いで引退しました。
名もなく、たいしたことない選手でした・・・
公営競技は、どこへ行くを、見るまでは、生まれ変わっても(苦しい仕事です)、また、選手をしてたいと思ってました。
私は、競輪選手になれて競輪競走を走れて、誇りに思い、今生きてます。
ただ、選手を使い捨てにする競輪に、有望な人材が、集まりますでしょうか?
世間知らずで、体力(知能不足でしたから・・・)ばかりの私(最初から、サラリーマンだったら、首でしょうね・・・)が、命懸けなら、お金をかせげた競輪に感謝しております。
BODさんの御意見御鞭撻大変感謝しております
!
何でも、言われるうちが、花ですから・・・・
私は、今競輪と無関係です・・・
名もなき、OBの一人として、いろいろ、自分の考え意見を、個人的に、述べさせていただきましたが、競輪を考え想うファンの皆様に、意見の違い、経験した事を、相手の気持ちを考えながら伝えきれず、皆様に、不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした
匿名と言えども、私は元選手でしたから、私の私感が、競輪選手会の総意ではありません。
長らく、大勢の方に、お話を聞かせていただき、また、お話を聞いていただき、本当に、ありがとうございました。
このレスを最後にしたいと思います。
名もなき私に、「バンク先生」とニックネームを付けて下さいました、BODさん、ありがとうございます〓たくさん、公営競技(〓〓)たくさん的中〓して下さいね〓
お世話になりました、さようなら
皆様御慈愛下さいませ。
選手は労働者じゃなくても 自動車工場の歩く機械とは違って人間です。
首切りの前にすべきことがまだまだあるでしょう。
大体、企業人が合理化を推進する時、まず最初に首斬りありきの論理を振り回したら、振り回す本人がまず最終にクビを切られるよ(笑)
やはり、競輪も「安全第一!」だなぁ・・・
となると、UCIルール導入で解決だ!(とはいかないか。でも、ベターな策だろうな)
>私に息子がいますが、選手にさせたくありません!
確かに。競輪の先行きがどうなるか分からないし・・・
>選手はみんな体張ってやってる
それはいえますね。
>首切りの前にすべきことがまだまだあるでしょう。
例えば、どんなものがありますか?
>大体、企業人が合理化を推進する時、まず最初に首斬りありきの論理を振り回したら、振り回す本人がまず最終にクビを切られるよ
アメリカのG社は中年労働者を中心とした組合に屈して、なかなか首を切れず(その代わり、若者層についてはドンドン切った)、それが遠因となって破産法適用となってしまいました。
もっとも、G社破綻の最大の要因は、経営者の怠慢ですが。