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寛仁親王牌回顧

2014-07-22 06:06:10 | 大レース回顧集
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2014/07/21(最終日)第11レースS級決勝 2425m(6周)先頭固定競走 晴:風速 2.0m

1 1 深谷 知広 24 愛知 96 SS 10.7 捲くり B
2 7 浅井 康太 30 三重 90 SS 3/4車身 10.6 マーク
3 5 井上 昌己 34 長崎 86 S1 3/4車身 10.5
4 3 稲川 翔 29 大阪 90 S1 3  車身 10.7
5 2 大塚 健一郎 36 大分 82 S1 3/4車身 10.6
6 9 中川 誠一郎 35 熊本 85 S1 1/2車身 11.2 H
7 6 野田 源一 35 福岡 81 S1 3/4車輪 10.6
8 8 菊地 圭尚 34 北海 89 S1 2  車身 10.7
9 4 池田 勇人 29 埼玉 90 S1 3/4車身 10.7


深谷が3年ぶりのG1優勝 競輪の寛仁親王牌

 競輪の第23回寛仁親王牌(G1)最終日は21日、新潟県の弥彦競輪場で決勝(6周、2425メートル)を行い、深谷知広(愛知)が3分39秒5(上がり10秒7)で勝ち、賞金2900万円を獲得。深谷は2011年の高松宮記念杯以来3年ぶりのG12勝目をマークした。レースは残り1周半を過ぎて九州勢を引っ張る中川誠一郎(熊本)が先行。すかさず深谷もスパートしてうまく中川の2番手に入って追走し、最終周回の向正面で力強くまくって先頭に立つとそのまま押し切った。2着は深谷とラインを組んだ浅井康太(三重)、3着に井上昌己(長崎)が入った。

[スポニチアネックス 2014年7月21日 17:56 ]



赤板前で、野田が先頭に出ようとしたところ、深谷は突っ張ってみせた。これで、飛びつきを狙っていた「単騎4人衆」(野田、稲川、池田、菊地)の目算は狂ってしまった。

さらに、深谷は敢えて「内に詰まる」競走を見せ、中川がジャンから発進するやインを突き、番手を井上から奪い取った。

こうした、「頭脳的プレー」を駆使して、2センターから捲った深谷は、浅井を抑えて優勝した。

今開催では、初日に金子貴志が、準決勝では浅井康太が、それぞれ深谷にじかマークしながらも離れてしまうという、圧倒的なパワーを見せつけていた深谷だが、決勝では、上記の通り、綿密な計算のもと、「勝つべくして勝った」という印象が強い。

来月からは、例のSS11の面々の大半が帰ってくる。それらの面々も抑えてタイトルを取れるようだと、深谷の天下は続くことになるであろう。そういう観点から踏まえると、今回の優勝の意義は非常に大きかったと思う。


コンドル日記

平成26年7月21日

弥彦寛仁親王牌の最終日は、自慢しても許して貰える当たりの連発。コンドルを信頼された方は大儲けされたと信じてます。大ヒットは6点で的中させた10Rでしょう、桐山敬太郎の◎は私だけだと思います。決勝戦は、鐘で空いたインを逃げる積もりで上昇した深谷が、慌てゝ踏んだ中川の番手にスッポリはまる意外な展開。2角番手捲りで、急追走の浅井を振り切り、2度目のGIV。3着は、中川の番手を奪われた無念の井上で、3連単は◎○×で2060円。次の函館記念には繋がるかと思います。

今回は売り上げウンヌンに関係なく、番組は上手だったと思います。全国売りの場合は1割~2割は番組の腕なので、各番組マンはしっかり勉強して下さい。それは審判にも言える事。それが競輪界の浮沈を握ってると言っても過言でない事を肝に銘じて努力して下さい。



桐山は準決勝以外は全て1着だったね。もしも準決勝を突破していれば、と考えたら・・・

そうか、番組はうまかったのか・・・

しかし、昨日は4人が骨折という、過去に聞いたことがないような「暗黒の日」だったが、番組の作りがうまくても、レースの中身はとんでもないことになることがあるってことか。

ま、来年も寛仁親王牌は弥彦で行われる。弥彦は、GI、GIIに限れば客は入るし番組は「優秀」。となると、寛仁親王牌についてはもうしばらく、弥彦の開催が続くのかな?


【弥彦・寛仁親王牌】深谷が2度目のG1制覇 4年連続GP出場へ

深谷が3年ぶりのG1制覇――。「第23回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」の決勝戦は21日、新潟・弥彦競輪場で行われ、深谷知広(24=愛知)が優勝。賞金2900万円と「グランプリ2014」(12月30日・岸和田)の出場権利を獲得した。深谷のG1優勝は11年6月の前橋・高松宮記念杯以来2回目。なお2着は深谷マークの浅井康太が入り、2車単(1)―(7)510円(1番人気)の決着だった。

 デビュー史上最速のG1制覇から3年。快速・深谷が2度目のG1優勝を飾った。昨年はG1の決勝2着が4回と惜敗が続いただけに「(G1優勝を)期待された中で期待に応えられずにいたので本当にうれしい」と、表彰台で久しぶりに笑顔を振りまいた。

 単騎戦4人となった決勝戦。「単騎が多いので難しい流れになるかな」と予想した深谷は、前受けスタートを選択した。その4人が深谷を抑えて上昇しても「単純に下げるより前々に踏めばどこかに入れる」と判断。打鐘過ぎに踏み込み、最終1角では逃げた中川の番手に入った。

 「追い上げが来ないように構えるより、(後ろの)浅井さんと力勝負がしたい」という気持ちで最終2角過ぎに番手からスパート。浅井との直線勝負は深谷に軍配が上がった。「浅井さんに迷惑を掛けることも多かったので、ワンツーができて良かった」と出迎えた中部勢に笑顔で応えた。師匠の金子貴志は「深谷は落ち着いていたし調子も良かった」と、愛弟子の優勝を自分のことのように喜んだ。

 残り半周の上がりは10秒7の好タイム。20日の準決勝と同じタイムを出せるのが深谷の強さ。「今回は乗り込めたし、一生懸命に練習した成果が出たと思う」と、順調な練習が深谷に自信を与えていた。

 この優勝で4年連続4回目のグランプリ出場を決めた。「この2年は賞金で出場していたし、タイトルを獲ってグランプリに出られるのはうれしい。また練習して結果が出るように頑張りたい」。初日理事長杯、そして準決勝、決勝と深谷のスピードが一際光った大会だった。

 ◆深谷 知広(ふかや・ともひろ)1990年(平2)1月3日生まれの24歳。愛知県出身。私立桜丘高卒。96期生として09年7月プロデビュー。通算成績は381戦185勝。通算取得賞金は4億992万円。主な優勝はG2・ヤンググランプリ(10年12月)、G1・第62回高松宮記念杯競輪(11年6月)、第23回寛仁親王牌。S級特別昇級(デビューから56日)、S級初勝利(同113日)、史上最速G1優勝(同684日、6月5日・前橋)はいずれも記録。1メートル69、90キロ。血液型B。

[スポニチアネックス 2014年7月22日 05:30 ]



4日間の売り上げは92億8105万円で前年比92・7%。6月のG1宇都宮高松宮記念杯の92億4254万円に続いて100億円を下回った。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2014-07-21 19:33:12
92,8億は最低記録?
Unknown (Unknown)
2014-07-21 20:24:00
コンドル爺だけでなくニコ生で芸人が桐山を頭固定して当ててたぞw
深谷選手! (ぶーちゃん)
2014-07-21 20:26:48
おめでとうございます♪中川選手の後ろが井上選手だったから…大塚選手だったら番手入れなかったですね!?

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