今、笹川賞が開催されているが、ま、私は一切開催期間中、買う意思はない。結果だけは見るけど。
これは笹川賞がどうのというわけではなくて、舟券そのものから「足を洗う」かも。
はっきりいって、今の競艇はつかみどころがない。
例えば現在開催中の笹川賞にしたって、大会前に軸となる選手が見当たらない。結局、モーター抽選の結果が出て、予選道中の流れを掴んで、といった形。
つい最近まではそうではなくて、必ず、「この選手はひょっとすると今回は。」というような「流れ」みたいなものがあったはずなんだが・・・
3月に住之江の太閤賞に行った際のこと、あまりにも荒れレースが多すぎて、とても狙えそうなレースなどない、と当ブログ上で書いたが、どうもその「傾向」が続いているような気がする。
例えばこの間まで行われた宮島のMB大賞の最終日を例に取ると、とても「信じられないような」荒れ方をしている。
http://cgi.kyotei.or.jp/race/kekka_list.php?day=20060518&jyo=17
3連単の万シューは4つ「だけ」だが、2連単の万シューも実は2つある。
つまり、3連単では買い目が多くなるから一部のレースでは2連単で、というやり方も「通用しない」のである。
たまたま宮島のこの日のレースだけがそうだというわけではなく、全般的に見て今の競艇は配当面からいえば「両極端」なレースとなる日が結構多い。しかも、
「このレースならばこの選手で仕方ないだろう。」
という場合に限って大荒れとなったり、混戦だろう、と思ったら本命サイドで決まったりと、何か自分で考えるよりも、サイコロを振って出た目をそのまま買ったほうが当たるような気がする場合もあるのである。
つまり、レースの展開次第ではこの選手はこう出てくるだろう、といった「推理」の要素がだんだん薄れてきているような気がしてならない。もしそうならば、競艇は「やれない」よ。
しかも今の競艇って、どう考えても格下と思われるような選手が1号艇に入ったというだけで人気を被るケースが少なくない。つまり、「格」で選ぶんではなくて、「枠」で選ぶっていうやり方。
しかしいざレースとなると、「やはり」、そうした選手が吹っ飛ぶ場合があるので、結果、「大荒れ」になる。しかし一方で、「やはり」、枠がモノを言ってそのまま来てしまうことがある。だから客の大半は「やはり」、枠で選ぶ買い方しかできなくなるのである。
最近では、枠なり至上主義がもとで競艇から足を洗った人が少なくないという声をよく聞くが、枠なり至上主義であってもレース展開がきっちり読めるようなレースばかりならば、決して客は去っていかないはずだと思う。
しかし、その展開がどう考えても今の競艇は読めない、というか、訳が分からない。訳が分からないものってどう考えても「手を出せない」、というわけ。
そして、こうした傾向を打破できるような術もどうも考えられない。
こんなことをいうのは何だが、競艇の競技そのものに、限界が訪れているような気がしてならない。
3連単の売り上げシェアもついに90%台に突入したという。しかしやはり3連単は当てにくい。すると視点を2連単に変えようとしたところで、2連単だと、大量に「ぶち込む」やり方をしてしまうとオッズが極端に下がってしまう恐れがある。
ま、3連単を廃止したらどうか?という声も聞かれるが、もしそうだとすると競艇は目が少ないわけだから、結局高配当を狙えなくなるという理由でこちらも離れてしまうケースが高いと考える。
よくT社長が、
「昔の競輪に戻してください!」
と日記に書いているけど、私自身は競輪では全くそう思わないが、逆に競艇では「そう思う」ことがある。
例えばスタート展示。私が競艇をやり始めた頃にはなかったし、むしろそれがないことで、展開を読むことをやったように思う。したがって2連単しかなかった時代でも、そこそこいい配当を取れたことがあった。
また、プロペラが選手もちになったのも20年近く前のことであり、それ以前は「オーナーぺラ」制度だった。つまりぺラも競艇場持ちだった。
すると、選手の腕というものが重要視される。
しかし今や選手の力量というものを感じたレースなどほとんどない。やはり、ギャンブルスポーツというものは最終的にはどんな形であれ、選手の力量が一番重要視されるのではないのか。
一度、スタート展示をやめてみて、ぺラも持ちぺラ制度をやめてみたらどうか?
あるいはその逆でオートレースみたく、ボートから全て自分持ちってことになったら、整備のうまい選手は「やはり」レースでも強いわけだから、そこで選手の力量というものがおのずと分かるというもの。
ま、しばらくは様子見。たまに競艇場へ行くことがあっても恐らく舟券は買わないだろう。
それがやがて、「永遠の別れ」になるやもしれないが・・・
スタート展示をするようになったけど
それが思ったような効果を発揮していないですね。
10年くらい前にも進入固定戦を始めたけど
(今もあるのかな?)あまり効果がなかった
ような気がしますね。
導入当初は、2連単と3連単の売り上げの差が
ここまで拡大するとは思わなかった。
中央競馬だって、「馬連複だってロクに当たらないのに
馬連単や3連複なんか買うヤツいるのかよ」
と思ってたら、3連単と馬連複の売り上げは
ほぼ同レベルだって言うんだから驚きです。
3連勝馬券って当たったか、外したか
ゴールしてから調べないといけない(買い目が多い)からあまり面白くないんですよね。
馬連複ならオッズをテレビで見ながら
「この馬券はちょっと厚めに買うかとか」
「このオッズは美味しいなとか」
そこらへんも楽しみのひとつだったんですけど、
3連単じゃ、いちいち調べる気力もないですから…
ところが競艇の場合、進入固定競走やスタート展示といったものは、客に買いやすくさせるための手段としか見られません。今でもスタート展示をなぜ実施したのか、という疑問の声さえ上がっています。
進入固定競走は一部の競艇場で今もまだ残っていますが、大半の競艇場では実施されなくなりました。
レースというものは、客に舟券を買いやすくさせるために提供しているものではなく、客にプロの妙技を見せるために行うもの。
仮にそのあたりを今でも履き違えているんであれば、即刻見直し・改正を施すべきでしょうね。
埼玉勢とくに13人だかは、
優勝戦に出ており、
かなり盛り上げているはずです。
それで盛り上げていないのは、
一般戦での努力評価を完全に軽視しているからであります。
地元選手についても、
もっと戸田側は、かいてあげて、
こういう13人です、かならずやってくれます!
っていうべきだった。
もとより、埼玉勢の大ファンなので、
すっごくこのいやがらせともおもえる
評価には苛立ちを思えてならない。
第一、秋田さんががんばったではないか。
あとは、番組が智也びいきになっていたとかいうことを問題にすればいい。
とにかく埼玉勢の過去の努力、
山崎・中澤・池上は当地近辺g1
2度以上優勝しているのであることなど、
を無視したいじめだけは許しません!
http://blog.goo.ne.jp/yoroshiku109/e/760e5cf188a9e3bbdf7f66d9600758b8
今年の笹川賞は前半3日間はかなり調子がよく、業界筋では、
「去年の常滑の176億を超え、180億は行けそうな勢い。」
という声まであったとか。いうまでもなく、全体の4分の1を占める埼玉支部勢の活躍があったからです。
ところが後半3日間、その埼玉支部勢が活躍できなかったことで一気に売り上げが落ちてしまいました。結局、昨年よりも15億円ダウンとなってしまいました。
ただ思うに、笹川賞という大会は地元勢の活躍にとりわけ左右される面があるのだな、とは感じました。恐らく1人でも優出しておれば165~170億ぐらいにはなったかもしれません。
しかしそれはあくまでも結果論なので、一概には言えないし、要は埼玉勢の活躍がどうとかいう以前の問題として、いろいろな要因が絡み合って振るわないというように思いますね。