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【エ女王杯】男名カッチャン初戴冠!止まらん“ミルコロガシ”― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/Bq2SKEVSQf
— Naoya Sano (@109Yoroshiku) 2017年11月12日
新女王は男名・カッチャン!!12日、京都競馬場で行われたエリザベス女王杯は5番人気の3歳モズカッチャンが、ゴール寸前でクロコスミアを差し切って堂々の戴冠。厩舎、馬主、生産牧場は悲願のG1初勝利を飾ったが、鞍上のミルコ・デムーロ(38)はこれぞG1請負人!とばかりに昨年に続く連覇を達成した。さらに今年のオークスから9度連続のG1複勝圏内となって“ミルコロガシ”なる造語も誕生。コロガシ続けた額にビックリだ。買い続けているファンにはたまらない一年になっている。 【レース結果】
雨でも晴れでも、どんな距離でも、この男には関係ない。ゴール前の接戦を制したモズカッチャンの馬上で、ミルコ・デムーロがガッツポーズ。鞍上にとって、今年のG1・5度目の歓喜だ。検量室前に引き揚げてくると「ヨッシ」と両腕を上げ、初のビッグタイトルをプレゼントした鮫島師と抱き合った。
「自信は持っていた。ずっといい手応えだったし、ゴールの1完歩前で勝つと思った。最後にかわしてくれて、とてもうれしいね」
内め5番枠からスタート。最内クインズミラーグロが逃げ、クロコスミアが2番手。行く馬を行かせ、相棒に負担をかけることなく好位のイン5番手で流れに乗った。レースの前半5Fは62秒0のスローペース。絶好の展開だった。「いい枠だと思っていたし、道中も一番いいところに行っていた」と振り返る。直線は迷わず内へ。抜け出したクロコスミアをゴール寸前で計ったように差し切った。
ミルコにとっては、リベンジの懸かる一戦。前走の秋華賞は1コーナーで落鉄があり3着に敗れた。「チャンスはあると思ったけど、ツイてなかったね。今日は(蹄)鉄が全部あったから、最後まで頑張ってくれた」とジョークを交えて回顧。昨年のクイーンズリングに続く連覇を飾った。
00年に開業した鮫島師にとっては、延べ62頭目の出走で悲願のG1。トレーナーは「最近は獲りたいという気持ちが凄く強くなっていたので、最高の気持ちです」と目を潤ませた。G1請負人からは心強いエールもあったという。「前々から、G1をプレゼントしてくれると言ってくれていた。ゴール後は心の底から抱き合った」と喜びをかみ締めた。
惜敗続きだった同世代だけでなく、古馬もまとめて負かして牝馬の頂点に立った。指揮官は「パドックではイレ込む馬だが、今日は元気がないのかと思うぐらい落ち着いていた」と、大人になった姿に目を細める。今後について「少しゆっくりさせたいね。年内は今のところ使う予定はない」と明かす。来春にはドバイ遠征のビッグプランもある。世界の舞台でも、馬名通りの“勝負強さ”を見せてくれるに違いない。
◆モズカッチャン 父ハービンジャー 母サイトディーラー(母の父キングカメハメハ)牝3歳 栗東・鮫島厩舎所属 馬主・キャピタル・システム 生産者・北海道日高町目黒牧場 戦績9戦4勝 総獲得賞金2億3439万8000円。
【エ女王杯】ミルコ「複勝コロガシ」1000円→160万円!― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/W7viMdmfhJ
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カッチャンとは人名で「親父の知り合い。今日も見に来ていましたよ。牝馬なのに男の名前を間違えて付けてしまった」とエピソードも披露。来春はドバイ遠征と、父親が愛する地・豪州でG1メルボルンC出走が夢プランだと明かした。 https://t.co/gonx1kDn6m
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【エ女王杯】“創業60年目”の歓喜!目黒牧場もG1初勝利― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/ZZyuY8CKco
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【エ女王杯】和田クロコスミア惜しい!9番人気で健闘2着― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/Z6b6aMQ1tw
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【エ女王杯】外猛追あと一歩…ミッキークイーン無念の3着― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/rWux2oZ9Bh
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【エ女王杯】伏兵マキシマムドパリ、粘り見せるも4着…― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/p0MMZIjSll
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【エ女王杯】世界女王ヴィブロスまさかの5着…来年の雪辱誓う― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/Az2IPaWRvS
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【エ女王杯】クイーンズリング7着、デムーロ弟で連覇ならず…― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/RiPGoNnUnN
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【エ女王杯】ルージュバック9着、外枠響きまた不発…― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/lQ07Nqymrr
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【エ女王杯】秋華賞馬が惨敗…ディアドラ 見せ場なく12着― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/4QnwVnfjC2
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【エ女王杯】戦い終えて― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/Ak8qnkaOpZ
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アンカツ
モズカッチャン。今日の傾向でこの枠順を引いとる運もあったし、ミルコは前走落鉄の悔しさを存分に晴らした。最後のタメなんか、まさに秋華賞でやりたかった騎乗やろ。鮫島厩舎もこれで勢いに乗るんやないかな。クロコスミアも最高の競馬。まさか和田が2番手で我慢するとは…。スタイルが進化しとる。
— アンカツ(安藤勝己) (@andokatsumi) 2017年11月12日
時計がかかって前が残る馬場やで、枠順の有利不利はかなりデカかった。ヴィブロスはあのスタートなら位置取りたい気持ちは分かるけど、距離延長とデキが良かったもんで引っ掛かった。3角まで力んどってああなると厳しい。ミッキークイーンは最も得意とする馬場。かみ合えばあのくらいの脚は使える馬。
— アンカツ(安藤勝己) (@andokatsumi) 2017年11月12日
この馬も枠順に泣かされとる。前走が好枠から位置を取っての快勝やで、いかにもアプローチが難しかった。出せばヴィブロスのようになる可能性があったし、これも競馬という結果やね。 https://t.co/2QNZ5eAFNw
— アンカツ(安藤勝己) (@andokatsumi) 2017年11月12日
モズカッチャン本命でも/続・ラブミーチャン記念の日☆
そして『エリザベス女王杯』は本命視した◎「モズカッチャン」が勝利!
でも馬券圏内は外さないと考えていた○「ヴィブロス」との二頭軸で、予想も馬券も組み立てていたので、涙を飲みました。
「モズカッチャン」を◎にしたのは、見た調教ビデオの動きが良かったこと、内枠が当たったこと、そして前日の馬場状態を確認してのことです。
逆に「ヴィブロス」は、当日の馬場状態に対して最悪の枠順であり、口を割って掛かってました。おそらく、現場では大魔神怒る状態だったのでは・・・
2着の「クロコスミア」は、枠順と馬場と展開にぐまれた感じですが、不向きな流れの中、外から差してきた「ミッキークイーン」が、一番、強い内容だったと思います。
せめて「モズカッチャン」の単複を買っていいれば・・・とは思いますが、あとの祭り。GIは続きます。頑張ります。
【エ女王杯】モズカッチャンがG1初勝利で新女王!惜敗にピリオド、ミルコは連覇― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
牝馬の頂点を決める「第42回エリザべス女王杯」(G1、芝2200メートル)が12日、京都競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗の5番人気モズカッチャン(牝3=鮫島厩舎、父ハービンジャー、母サイトディーラー)が勝利した。
先団でレースを進めたモズカッチャン。直線では馬群の間を割って末脚を伸ばし、逃げてしぶとく粘ったクロコスミアをかわし、最後は大外から急襲したミッキークイーンを追い上げをしのいだ。勝ちタイムは2分14秒3。首差の2着には9番人気クロコスミア、さらに頭差の3着に3番人気ミッキークイーンが入った。
勝ったモズカッチャンはG1初勝利。フローラSを快勝し臨んだオークスではソウルスターリングの2着に健闘。秋華賞でも積極的な競馬で3着とG1の舞台では惜敗が続いていた。通算戦績は9戦4勝。
鞍上のM・デムーロはこのレース連覇。中央G1通算23勝目で今年5勝目。管理する鮫島師は開業18年目でうれしい中央G1初勝利。
3歳馬3頭、4歳馬5頭、5歳馬8頭、7歳馬2頭の4世代18頭が激突。18年ぶりに3世代の秋華賞馬が参戦するなど注目を集めた一戦を制して、モズカッチャンが世代の壁を超えて女王の座についた。
【エ女王杯】連覇のミルコ モズカッチャンねぎらう「本当に一生懸命」― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/XmLorwby7n
— Naoya Sano (@109Yoroshiku) 2017年11月12日
【エ女王杯】9番人気クロコスミアが大健闘の2着 和田「最後も止まっていないし力を付けている」― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/iK0nA6fWfA
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【エ女王杯】ミッキークイーンは3着 浜中「あそこまでいったら勝ちたかったですね」― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/3NPPUmwzJE
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【エ女王杯】1番人気ヴィブロスは5着 ルメール「リラックスして運べなかった」― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル https://t.co/y424TJ8RSm
— Naoya Sano (@109Yoroshiku) 2017年11月12日
11R エリザベス女王杯(G1) 第5回京都4日目(11月12日)3歳上OP 指定 国際 牝馬 定量 芝外・2200m (右) 発走15:40 本賞金:9300、3700、2300、1400、930万円 登録18頭
1 3 5 モズカッチャン 牝3 54.0 M.デムーロ 2:14.3 34.1 476 -2 鮫島一歩 5
2 2 4 クロコスミア 牝4 56.0 和田竜二 2:14.3 クビ 34.3 428 +4 西浦勝一 9
3 5 10 ミッキークイーン 牝5 56.0 浜中俊 2:14.3 アタマ 33.7 442 -6 池江泰寿 3
4 7 15 マキシマムドパリ 牝5 56.0 藤岡佑介 2:14.5 1 1/4 34.4 454 -2 松元茂樹 12
5 8 16 ヴィブロス 牝4 56.0 C.ルメール 2:14.6 3/4 34.3 436 +2 友道康夫 1
6 6 12 スマートレイアー 牝7 56.0 川田将雅 2:14.6 ハナ 34.0 474 +4 大久保龍志 6
7 4 7 クイーンズリング 牝5 56.0 C.デムーロ 2:14.6 アタマ 33.9 474 +4 吉村圭司 8
8 3 6 リスグラシュー 牝3 54.0 福永祐一 2:14.7 3/4 33.7 444 +6 矢作芳人 7
9 8 17 ルージュバック 牝5 56.0 R.ムーア 2:14.8 クビ 34.0 454 -2 大竹正博 2
10 2 3 トーセンビクトリー 牝5 56.0 A.アッゼニ 2:14.9 3/4 34.4 472 -6 角居勝彦 11
11 8 18 エテルナミノル 牝4 56.0 四位洋文 2:15.0 3/4 34.7 458 +2 本田優 16
12 6 11 ディアドラ 牝3 54.0 岩田康誠 2:15.1 クビ 33.8 492 +2 橋田満 4
13 5 9 デンコウアンジュ 牝4 56.0 蛯名正義 2:15.2 3/4 34.7 454 +2 荒川義之 13
14 1 1 クインズミラーグロ 牝5 56.0 藤岡康太 2:15.4 1 1/4 35.5 462 0 和田正道 14
14 1 2 ハッピーユニバンス 牝5 56.0 池添謙一 2:15.4 同着 34.6 472 +2 平田修 17
16 7 13 ジュールポレール 牝4 56.0 幸英明 2:15.6 1 1/4 35.2 466 0 西園正都 10
17 4 8 タッチングスピーチ 牝5 56.0 松山弘平 2:15.7 3/4 34.6 478 -4 石坂正 15
18 7 14 ウキヨノカゼ 牝7 56.0 横山典弘 2:16.2 3 34.7 480 0 菊沢隆徳 18
タイム
ハロンタイム 12.5 - 11.3 - 12.7 - 12.8 - 12.7 - 12.8 - 12.9 - 12.2 - 11.6 - 11.2 - 11.6
上り 4F 46.6 - 3F 34.4
コーナー通過順位
1コーナー 1,4-15,16,5,12,3(9,18)-(7,13)(10,17)6,8,2,11-14
2コーナー 1,4-15,16(5,12)(3,9,18)(7,13)(6,10,17)-(8,2)-11-14
3コーナー 1,4,15(5,18)16(3,9,13)(12,10)(7,17)(6,2)8-11-14
4コーナー (*1,4)15(5,16,18)(3,12,9,13)(7,10)17(6,2)8,11,14
払戻金
単勝 05 770円
複勝 05 260円 04 630円 10 240円
枠連 2-3 4020円
馬連 04-05 8030円
ワイド 04-05 2160円 05-10 870円 04-10 2930円
馬単 05-04 15890円
3連複 04-05-10 20760円
3連単 05-04-10 127540円
5 モズカッチャン・・・終始内目を通り、直線でスパート。クロコスミア、ミッキークイーンらとの接戦を制した。
フローラステークスを12番人気で制したときに、「大物感」を感じさせる走りを披露。続くオークスでも、ソウルスターリングに食い下がって2着に入った。ローズステークスは案外な結果に終わったが、秋華賞では落鉄しながらも3着。これが評価される形となり、3歳馬ではディアドラに次ぐ人気を集めた。
今回はフローラステークスを制したときのようなスパッと切れる脚を見せた。デビュー戦は10番人気でしかなかった馬とは思えぬ急成長ぶりを見せ、待望のG I 制覇。牡馬相手でも遜色のない競馬ができそうで、これからが楽しみだ。
・4 クロコスミア・・・終始2番手の競馬。直線に入ってクインズミラーグロを抑えて先頭に立ち、そのまま押し切りのパターンかに思われたが惜しい2着。
・10 ミッキークイーン・・・大外を伸びてきたには一気に突き抜ける勢いだったが、わずかに及ばなかった。が、底力は見せた。
・15 マキシマムドパリ・・・終始先団にとりつき、しぶとい競馬を見せた。
・16 ヴィブロス・・・道中掛かっていたし、3~4角付近で追い出したときも反応が悪かった。
・17 ルージュバック・・・この馬は決まって「二走目のポカ」が出てしまう。前走で力使い果たしたのか?