韓国地下鉄事故 信号システムのエラー事実上放置
NHK 5月6日 18時13分
韓国・ソウルの地下鉄で先週発生した追突事故で、警察は、事故の10数時間前に鉄道会社の職員が、信号システムのデータにエラーがあるのを見つけながら事実上放置し、その後、事故原因となった信号機の誤作動が起きたことを明らかにしました。
この事故は今月2日、ソウルの地下鉄2号線のサンワンシムニ駅で、ホームに停車していた電車に後続の電車が追突し、およそ250人がけがをしたものです。
これまでに、駅の手前にある信号機2つが、当時、本来表示するはずの「注意」や「停止」ではなく、誤って「進行」を表示していたことが分かっていました。
ソウル地方警察庁は6日、この信号機の誤作動について、事故発生の10数時間前に鉄道会社で信号システムを担当する職員がデータにエラーがあるのを見つけたものの、重大な内容ではないと考え、特段、対応しなかったことを明らかにしました。信号システムのデータのエラーは、先月29日に作業を行った際に起きたとみられるということです。
今回の地下鉄の事故は、旅客船セウォル号の沈没事故で交通機関の安全に対する韓国国民の不安が高まっているさなかに起きたもので、鉄道会社がエラーを見つけながら事実上放置したという事実は、そうした不安を一段とかきたてることになりそうです。
日本の公共交通機関は「まだ」、ちゃんとしている、ってことなんだろうか?
それとも、韓国のそれがあまりにもいい加減すぎるのか?
NHK 5月6日 18時13分
韓国・ソウルの地下鉄で先週発生した追突事故で、警察は、事故の10数時間前に鉄道会社の職員が、信号システムのデータにエラーがあるのを見つけながら事実上放置し、その後、事故原因となった信号機の誤作動が起きたことを明らかにしました。
この事故は今月2日、ソウルの地下鉄2号線のサンワンシムニ駅で、ホームに停車していた電車に後続の電車が追突し、およそ250人がけがをしたものです。
これまでに、駅の手前にある信号機2つが、当時、本来表示するはずの「注意」や「停止」ではなく、誤って「進行」を表示していたことが分かっていました。
ソウル地方警察庁は6日、この信号機の誤作動について、事故発生の10数時間前に鉄道会社で信号システムを担当する職員がデータにエラーがあるのを見つけたものの、重大な内容ではないと考え、特段、対応しなかったことを明らかにしました。信号システムのデータのエラーは、先月29日に作業を行った際に起きたとみられるということです。
今回の地下鉄の事故は、旅客船セウォル号の沈没事故で交通機関の安全に対する韓国国民の不安が高まっているさなかに起きたもので、鉄道会社がエラーを見つけながら事実上放置したという事実は、そうした不安を一段とかきたてることになりそうです。
日本の公共交通機関は「まだ」、ちゃんとしている、ってことなんだろうか?
それとも、韓国のそれがあまりにもいい加減すぎるのか?