本日発売の週刊文春の予想では、例の西松献金問題が響き、民主党は単独過半数を取れないとか。1月の予想では、280の安定多数を獲得できるとしていただけに、相当に打撃を受けていると見ている。
もっとも、共産党や無所属・諸派を除いた、民主統一会派とした場合には過半数を超えると予想しており、現時点ではまだ、自民・公明の下野は免れないとか。但し、来週24日における、大久保秘書の取り扱い如何によっては、自民・公明がさらに息を吹き返す可能性があるとか。となると、統一会派でも過半数を超えることができず、政権交代も遠のく、としている。
しかしながら、そうなった場合は面白くないな。
ま、民主党が安定した政権運営ができるとは、国民の大多数が思っていないだろうけど、自民・公明の庶民いじめの政策には、今や国民の大多数が辟易していると考えられるだけに、政権を取れない以上、結局、民主党という組織は役に立たないのか、ということになり、政治不信がかなり広がっていく可能性がある。
もっとも、政界は一寸の先は闇の世界。加えて、検察側もいまだ、「漆間発言」の煽りを受け、国策捜査という謗りを拭いきれていない。
西松献金問題の行方もさることながら、まだまだ総選挙までに、一山ありそうな予感がする。