公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

東京優駿展望

2007-05-24 19:28:42 | 競馬

第74回日本ダービーが27日行われる。枠順が決まった。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/jra/2007/race/0527/tokyo/10.html

中心はフサイチホウオー。 皐月賞でデビューからの無敗記録は止まったとはいえ、4角で膨れるということがなければ恐らく勝っていたと思う。東京は直線が長いし、この馬自身も東京で重賞を2勝挙げていることから実績的には申し分なし。

しかし、この馬はどうもまっすぐ走れない特性があるのか、そのため勝ってもなかなか着差を広げられず、全勝で迎えながら皐月賞では1番人気にさえなれなかった。

東京は言うまでもなく直線に坂があるし、ここでササる可能性もある。能力の高さは認めるものの、まっすぐ走れないようでは東京のコースは勝てない。逆のことをいえば、それができれば勝てそう。

ヴィクトリーは皐月賞を逃げ切った形となったが、サンツェッペリンに一旦抜かれながらも最後また差し返したことを考えると、折り合いさえつけばダービーでも最後の最後まで粘りこめそう。

ウオッカは桜花賞では道中のペースがいささか掴めなかった上に、阪神JFのあと2走したことも結果的にはたたって敗れた。

しかし今回は中6週空き、じっくりと立て直せただろう。それと今年の牝馬はレベルが高く、逆に牡馬が団栗の背比べの感じとなっている。さらにこの馬の特徴である長い脚は東京でこそ生きる。

オークスはレベルの高い一戦となったが、もしここに出ていれば驚愕の走りをみせていたはず。牡馬の壁は確かに高いが、距離的にも問題ないはずなので、「父・娘」ダービー制覇の可能性は決して低くない。

アドマイヤオーラは1番人気の皐月賞では最後よく伸びてきたが、4着どまり。今回は近藤利一オーナーが武豊を降ろして現在リーディングトップの岩田に替えたが、狙い撃ちできたときの脚はメンバー中随一と考えられるし、また、弥生賞勝ち馬は実はダービーのときのほうが成績を残していることを考えると、巻き返しは十分考えられる。一方で展開に嵌らなければ大敗する可能性も。

サンツェッぺリンはすんなりペース駆けできればヴィクトリー同様粘りこめる脚がありそう。あと、皐月賞でフサイチホウオーに不利を受けた形のフライングアップルにも注意が必要か。

(追記)

64年ぶりに牝馬のダービー馬誕生!

史上初の父・娘ダービー制覇。

コメント (2)
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