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政権交代前から民主党のアキレス腱は、安全保障問題だといわれていた。事実、鳩山前首相は安全保障の無知を世界に晒し自爆して果てた。
続く菅首相も普天間移設に関しては「鳩山内閣を踏襲する」というだけで、何の解決策も見出せずにいる。辺野古の場所、工法の8月決定を先延ばししようとしているが、何か目算があっての先延ばしならともかく、何も無いスッカラ菅だから始末に終えない。そこで急遽、木に竹を継ぐような小手先のパーフォーマンスで支持率回復をを目論んだのがこれ。
首相 自衛隊幹部と初の会談へ NHKニュース 8月18日
菅総理大臣は、19日、去年の政権交代後初めて、自衛隊幹部を総理大臣官邸に呼んで、直接、北朝鮮情勢などについて軍事的な観点から意見を聞くことにしており、安全保障問題に積極的に取り組む政権の姿勢を内外にアピールするねらいもあるものとみられます。(略)
自衛隊幹部との意見交換を通して、安全保障問題に積極的に取り組む政権の姿勢を内外にアピールするねらいもあるものとみられます。
◇
付け焼刃の勉強でも、まぁやらないよりましというしかない。
呼びつけられた各幕僚長にくれぐれも注意して欲しいのは、自国のことを「立派な国だ」といわないこと。自国を誇って首になった航空幕僚長がいたが、その首になった田母神元航空幕僚長が「TVたっくる」に出演した。
読者の涼太さんの関連コメントを紹介する。
◆涼太さんのコメント
今日(16日)のタケシのTVタックル面白かったです。
安倍元総理、長島防衛政務官、田母神元航空幕僚長など比較的保守論客をそろえたことで他の論客がかすんでしまいました。
印象に残っているのは、
1、自衛隊は世界第3位の装備がありながら、もっぱら防衛のための権限しかなく、攻撃面はアメリカに依存している。攻撃力を持ってはじめてアメリカに物が言える。(安倍元総理、田母神元航空幕僚長)
2、沖縄の海兵隊どかせと言うなら、その空白をどうするか。国民的議論が必要だ。それまでは簡単に国外移転などとは言えない。(長島防衛政務官)
3、菅総理や仙石官房長官の発言はとんでもないことだ。日本人は戦後財産を全て韓国においてきた。日韓基本条約ではその請求権も放棄し、尚且つ、当時の金で5億ドル(当時の韓国の国家予算が3.5億ドル)の経済援助を行い、両国間の戦後問題は一切解決している。いまさら余計なことは言わないほうがよい。(安倍元総理、長島防衛政務官)
などです。3人のほかにも白 真勲、宮崎哲弥なども出演していましたが、あまり意見らしい意見は無かったですね。
議員レベルでは、与野党の垣根を越えて危機感を持っているみたいですが、それにしてもツートップは能天気ですね。
◆昨日のたけしのTVタックルの件ですが、早速他のブログで取り上げています。
沖縄にも大いに関係がありますので、ぶしつけですが紹介させて下さい。
http://omoixtukiritekitou.blog79.fc2.com/blog-entry-622.html
◆
同番組は筆者も見たが、涼太さんが簡潔にまとめて下さっているし、ご紹介のブログも写真入で一部始終を紹介しているので、これ以上は蛇足とも思うが、気になった点をいくつか補足する。
大竹まことが、防衛論が白熱化したのに水を差すように安倍元首相に論戦を挑んだ。
「朝日新聞に掲載の加藤周一の論文によると・・・」。
安倍元首相はすかさず「議論にもあたらない!」と一蹴したが、これって言論封殺?
たけしが「(安倍氏に向かって)そんなに言わなくても・・・」とたしなめたが・・・。大竹まことは、たけしに向かって「(安倍首相の言論封殺?を)なんとかしてくださいよ」と哀願。
たけしは「オレは安倍さんにつく・・・」で論戦?は幕切れ。
その場面を「銀色の侍魂」さんからTV画像を拝借するとこうなる。
安倍元総理
「議論するにもあたらない!!」
たけし氏
「そんなに言わなくても」
大竹氏
「たけしさんなんとかしてくださいよ」
たけし氏
「オレは安倍さんにつく!」
◇
大竹まことが持ち出した「朝日新聞掲載の加藤周一の論文」が具体的にどれを指すかは不明だったが、加藤周一氏が「九条の会」の発起人であり、その論文が朝日に掲載されているとなれば、全ては納得。
安倍元首相が「議論するにあたらい」と「言論封殺」したのは当然のことで、司会のたけしが「オレは安部さんにつく」といったのも理解できる。
「平和憲法を守り軍備を撤廃し、平和を守る」といった九条の会の議論を時間の限られたTV番組で持ち出しても不毛な神学論争が延々と続くことは自明である。
「議論するにも当たらない」は、あの場合正解であり、「オレは安倍さんにつく」といったたけしも正解である。
気の毒なのは大竹まことだったが、いくら能天気な大竹でもあの場面で「朝日+加藤周一」という最強の平和ボケコンビを持ち出したのは、ひょっとしてたけしが企んだシナリオではなかったのか。
大竹はたけしの台本通り発言した「かませ犬」だったとか。
蛇足をもう一つ加えると、中国が沖縄本島と宮古島の間を10隻の戦艦で横断した事実が、岡田外務大臣に伝わったのが四日後のことで、情報が遅れた理由を、「土、日を挟んでいたから」と岡田外相が弁明していたのには、ひっくり返った。
中国では今頃こんなこんなことを言って笑っているだろう。
「日本を攻撃するなら土日を挟め!その間は無政府状態だ!」と。
「TVたっくる」に連動したわけではないだろうが、同じ16日、米国防総省が中国軍の東シナ海域での活発な活動に警戒警報を発した。
中国海軍のキロ級潜水艦=4月(防衛省提供)
【ワシントン共同】米国防総省は16日、中国軍事動向に関する年次報告書を公表、中国軍が東シナ海や南シナ海で抱える近隣諸国との領有権問題などの懸案に対処するため、作戦行動範囲を拡大する新たな能力の獲得を目指していると指摘し、中国初の国産空母も今年中に建造が始まる可能性を明記した。
中国軍がインド洋や、伊豆諸島から北マリアナ諸島、パプアニューギニアをつなぐ「第2列島線」を越える西太平洋までも行動範囲にしようとしている可能性を指摘。中国海軍が台湾海峡や沿岸の防衛から、遠洋でも作戦を行えるよう装備を近代化している実態に強い警戒感を示した。(略)
◇
昨日の沖縄タイムスは、「朝日・加藤周一」の九条の会を弁護するかのような社説を書いているが・・・。
反論するのも疲れる。
だって反論済みの「琉球新報」のヨタ記事が根拠なのだから。
2010年8月17日
<こうした流れで出てきた海兵隊検証だが、米国内では議会の後ろ盾で組織解体や予算の大幅削減といった致命的なダメージには至らないだろう、という見方もある。
他方、議会から海兵隊の沖縄撤退論も上がっている。民主党重鎮で下院金融委員長のバーニー・フランク氏は「中国を野放しにはしたくないが、空軍も海軍もいる」「過去の遺産で21世紀には無意味だ」と公然と海兵隊不要論を展開している。・・・>
◇
琉球新報のヨタ記事を今頃真面目に取り上げ、ゲイの目立ちがり屋フランク議員の主張を根拠に「海兵隊不要論」をぶち上げるとは、沖縄タイムスも琉球新報より一周遅れで退化している。
詳しくは次のエントリーで。
ちなみにフランク議員の「海兵隊不要論」を報じたのは琉球新報のみであり、全国各紙は誰も相手にせず、「議論(報道)するにもあたならない!」とスルーしていたのだ。
米議会でも相手にされない少数意見(2名?)を根拠に、あたかも米議会で「(沖縄の)海兵隊不要論」が主流であるかのような社説を書く沖縄タイムスって、
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反省がないから、今後も休日には大臣に報告がされないのだろう。
連合軍のノルマンディ上陸の報に接しながら副官ボルマンはヒトラーへの報告を一晩遅らせた。
当時、極度の不眠症に陥っていたヒトラーが就寝中だったため翌朝まで待ったという。
その数時間でも後世のもの笑いの種になっているというのに---
当時のヨーロッパ諸国も、平和ボケで有事に対する即応力・想像力が欠けていた。
そこをヒトラーに突かれた形です。
豆腐のカス外相は、まさしくそんな感覚で仕事してるんだろうなー
現状では、コキントウがヒトラーで、菅がチェンバレン、、、、
日本は江戸時代から極端な官僚主導政治であり、当時の官僚である武士階級の特権意識を現代までひきずっている。
旧軍も特に統帥部は徹底した官僚で、その弊害が悪い目ばかりに出たのが先の戦争だった。
なにしろ東条首相にすら戦況が正しく報告されない(一説にはミッドウェイの敗戦の詳しい内容については戦後まで知らなかったとか)。
東条が首相、陸相、参謀総長の三職を兼任したことについては彼のやむにやまれぬ憤懣があった。
しかし、それは統帥権の干犯であり許されざる独裁として歴史を汚した。
民主党が脱官僚を本気で言うのなら、大臣報告が遅れたことを厳しく叱責しなければいけない。
官僚を甘やかせば再び国を誤る。
しかしそんな意識は民主党政権にはかけらもない。
亡国の党と言わざるをえない。
しかしこれはまだ超法規的措置でなんとか不問にできる。
問題なのは次のケース。
突如某国が戦闘行為をしかけてくる。防衛戦闘命令の下った自衛隊のある隊員がこんな文書を上官に提出する。
「一身上の都合により退職いたしたく---」
軍法があれば敵前逃亡は厳罰。しかし日本では自営隊法で定める罰則(7年以下の禁固)にしかできない。
歴史における世界中のどんな国の軍隊も厳しい軍法を持っている。
しかしそれは栄誉と対でなければならない
靖国参拝すらできないこの国で自衛隊員に高きを望むのは酷すぎる。
拙い文章をご紹介戴き感謝致します。
改めて見ますと、青山繁晴さんの発言
「中国は本気で沖縄を取りに来ている。今までやらなかったのはアメリカが恐かっただけ。」は不気味です。多くの沖縄県民にも聞いて欲しい言葉です。
私が若い頃、野党調味料論がありました。
つまり、自民党という主食があって、初めて醤油などの調味料の存在価値がある。調味料だけでは体を壊す。と言う理論です。
翻って今の日本、調味料だけで生活するような毎日が続いています。民主党は金を使うことばかり考えて、稼ぐことはしません。一般家庭でもそうですが、旦那がチャント働いて家庭が成り立ち、白いご飯が食べれます。支える家庭があるからこそ辛いことも頑張れます。民主党調味料政権にはそんな意識もありません。このままだと日本も体を壊します。体を壊すと働くことも出来ません。どんどん悪循環に陥って行きます。早く白いご飯を腹一杯食べたいものです。元来日本人は戦後の焼け野原から立ち上がった民族です。日本人の底力を信じています。
追伸
興南高校ベスト4進出おめでとうございます。
元来沖縄の子供たちには、粘りの無さ、諦めの速さを感じていましたが、今度のチームは粘りもあり、春夏連覇の可能性は十分あります。
選抜優勝時の、我喜屋監督の謙虚な態度が好印象を受けます。そんな我喜屋監督の性格が子供たちにも十二分に繁栄しています。
我喜屋監督の都市対抗野球での現役時代を知っていますが、大昭和製紙の中心選手でした。確かドラフトにも指名されたと記憶しています。
成田高校の中川投手も島袋投手に負けず劣らず良い選手です。まだ決勝戦の話は早いですが、最後まで気を抜かず深紅の優勝旗が海を渡ることを祈念いたします。
取り留めの無い長文失礼しました。
NHKニュースで、はやぶさ人気を報道しています。プラモデル店でもはやぶさグッズは売り切れだそうです。こんなこと近年には無かったことだとプラモデル店主が語っています。
今何故、はやぶさか。そんな質問は野暮ですね。
答えは一つ。日本人だからです。
日の丸、君が代に敬意を表さない、カンゴク(管、仙石)コンビは何者なのでしょう。
しつこくて申し訳ありません。
何時もの様にネットを流し読みしていましたところ、聞き捨て(見捨てと言うべきでしょうか。)ならない話題がありましたので、貼り付けさせてください。内容は中国で沖縄返せの運動が広がりつつあるとの話題です。個人的には韓国同様、日中国交正常化交渉の中で、日中間の戦後問題は全て終わっていると思っているのですが、日本政府が毅然とした態度を取らないから、こういう事態に発展するのです。
http://netouyonews.net/archives/3498694.html
http://mainichi.jp/select/world/news/20100818ddm001030020000c.html
中国やる気満々です。思えば米軍沖縄から出て行けキャンペーンも中国の息のかかった輩の仕業でしょう。
わけのわからない琉球大教授のアンケートもその一環かも知れません。
こういうニュースを流さないのが何よりの証拠でしょう。
毎回拝読させていただいております。
今回初めてコメントさせていただきますが、毎日新聞の記事についてです。中国の沖縄についてなのですが。
http://mainichi.jp/select/seiji/anpo2010/news/20100818ddm001030020000c.html
http://mainichi.jp/select/seiji/anpo2010/news/20100818ddm002030039000c.html
沖縄県人である狼魔人様のご意見を是非お聞かせ願いたいのですが。
自衛隊法上の問題点を良く考察しておられるようで感心致します。
しかしながら、「軍法」に関して言えば、残念ながら誤認があると言わざるを得ません。
自衛隊員が退職するためには、上司に「一身上の都合で退職したい。」と申し出れば直ちにその身分を失う物ではありません。
上司への申し出は当然必要ですが、その申し出は書式に従い、順序を経て当該隊員の任免権者に提出され、申し出から退職が妥当と任免権者が判断した場合にのみ退職が退職日を指定して発令されるのです。
この退職日が来るまでは自衛官としての服務規律に従わなければなりません。
直属の上司に申し出ただけで退職できるがごとき理解は単なる間違いに過ぎません。
日本の防衛における根本的問題は、国民自身が自己の生命と財産の安全を外国人の善意に委ねることに満足していることでしょう。