狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

福島瑞穂氏「柏崎刈羽原発の廃炉求める」 

2007-07-24 08:02:16 | 県知事選

 

 

 

 

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福島瑞穂氏「柏崎刈羽原発の廃炉求める」http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070723-231262.html

 社民党の福島瑞穂党首は23日、札幌市内で記者会見し、新潟県中越沖地震でトラブルを起こした東京電力柏崎刈羽原発に関し「予想外のことが起きて原子炉は使いものにならなくなっているのではないか。極めて危ない。再利用はやめるべきで、廃炉を求める」と述べ、再稼働させないよう政府に求める考えを示した。

 同時に、政府が同原発の耐震基準見直しに否定的な姿勢を示していたと指摘し「基準がでたらめだったとはっきりした。全国の原発の耐震基準を見直し、活断層の有無を再調査すべきだ」と強調した。

[2007年7月23日16時47分]

                      ◇

この福島瑞穂と言う極左女、原発廃炉を叫んでいるが、これから夏の電力需要の対策は考えての発言なのか。

もっとも、何も考えずに反対するのは、土井たか子以来この党の伝統だが。

 

原発の必要性は認めても、その安全性に関しては、誰しも重大な関心を持つ。

マスコミの記者が、原発について無知なのはさておいても、

テレビに登場する「専門家」は地震の専門家ではあっても原発には素人だったりする。

そのような「専門家」は当然「原発廃止」の意見を吐く。

原発廃止をしても逼迫する電力需要にどう対処するかは議論の外だ。

原発廃止をして石油のみに依存しても,

石油事情も逼迫しているし、CО2排出の問題も議論の外だ。

最近では原発反対派も地球温暖化により、考え方を変えだしているとも聞く。

とにかく、マスコミは原発を親の敵のように煽動記事を書き散らす。

そして散々批判した後は、次のような一文を付加して逃げをうつ。

<ただ、原発の運転が長期間止まり、二酸化炭素(CO2)を大量に排出する火力発電所がフル稼働するのを、歓迎するわけにはいかない。京都議定書の目標達成も先進国の責務だ。>(日本経済新聞・社説7/18)

 

この連中も批判一辺倒だが、批判だけならアホでもクズでも出来る。
↓(共同通信で全国の地方紙を煽っている)

◆政府の「無策」ぶり追及 共産、社民が原発批判http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070721/20070721_001
.shtml

 

メディアのいたずらな煽動報道に対して、メディア・リテラシー研究会会員の原発専門家が、次のようにこの問題を整理して下さった。

 
以下引用
 
■ 「中越沖地震と原発安前世に関する報道について」■
 
水上です。
標記の件について、問答の形で考えをまとめました。

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平成19年7月21日

(問) 中越地方で再び大地震が起きて甚大な被害が生じています。あそこには刈羽原子力発電所があり、いくつも原子炉があるので心配したのですが、起こった事態についてどのような感想をお持ちですか。
 
(答) 地震が起きたとき私は大リーグ野球の中継を見ていたのですが、以後テレビに釘付けの状態でした。私は原子力専門家の端くれですから、原子力発電所のことは非常に心配でした。しかし、結果としては、原子炉絡みの被害者が一人も出なかったので大変良かったと思います。住民の方々や東京電力はさぞかしほっとしていることでしょう。

(問) 意外ですね。メディアは安全性に問題があると大騒ぎしています。
(答) まず指摘したいことは、今度の場合は原子炉が事故を起こしたのではないことです。大地震という天災に対して原子炉が対応できたかということが問題だったのです。しかも、その問題の核心は何かというと、原子炉本体の健全性を確保して炉心の膨大な量の放射性物質を封じ込めたままにできるかうことだったのです。今度の場合は、安全対策や設備装置が機能して、そういう事態が避けられたのですから、メディアはその点をひとまず肯定的に評価するべきだったのではないでしょうか。安全対策が完全でなかったには違いないでしょうが、それは比較的重要度が低いことについてだと思います。肝腎なことがうまくいっているのに、感情的に否定的なことばかり言うのはおかしいと思います。非常のときに不安を煽り立てるのは事態を悪化させるので、メディアは自戒するべきだと思います。

(問) 原子炉は自動停止したと聞きましたが、それで安全ではないのですか。
 
(答) 自動停止したのは、安全装置が作動したからですよね。それから、話が専門的になりますが、原子炉の停止とは核分裂反応が停止するという意味です。停止の時点は制御棒が完全に挿入された時のようです。ただし、原子炉が停止した後も燃料棒内の発熱はまだ完全にはなくならず、残っているのです。それは、核分裂の結果生まれる生成物が放射性で、その放射線のエネルギーが熱に変わるからです。その熱を崩壊熱と言いますが、停止直後に5%くらいはあり、1時間後にも1%くらいはあります。原子炉の冷却能力を確保してこの崩壊熱を除去しないと、燃料棒が溶けて放射性物質(核分裂生成物)が原子炉内に出
てきてしまいます。

(問) ということは、原子炉の運転員や保安員は、原子炉自動停止後に緊急事態に直面したのですね。崩壊熱を除去するための冷却系が正常に働くように監視し、装置を操作することにひたすら専念していたということですね。私たちはそういうことが全然分かりませんでしたから、東京電力はモタモタして対応が遅い、何をしているのだと思っていました。設備の故障などについて発表が行われ始めたということは、原子炉は健全に維持されており、危機は過ぎたと理解してむしろ安心するべきだったのですね。
 
(答) 私はそう理解しました。東京電力は発表の仕方が上手でなかったのでしょうが、取材側は知識が足りなくて理解できなかったのでしょうし、興奮していて聞く耳をもたなかったのも事実でしょう。
 設備機器の耐震強度は原子炉本体の健全性維持のための重要度に応じて下がります。保安員はまず重要度の高い機器から点検を始めたはずです。重要度の低い機器は後回しになりますが、そういう機器ほど損傷しやすいですよね。そういうわけで、損傷の発見は遅れ、後になるほど増えてきます。それがトラブルの発表が遅れた理由だと思います。後から後から発表されるのは東京電力の隠蔽体質を示しているという非難は当たっているとは思いません。好意的に過ぎるでしょうか。

(問) 他にどんな心配をしておられましたか。
 
(答) 発電所内の停電です。外部電源が断たれて停電しても、非常用のジーゼル発電機が備えてありますが、その発電機はきちんと動いたろうか、などと心配していました。一部の建物で停電しましたが、外部電源は健全で、非常用発電機は不要だったようです。
 停電がなぜ怖いかというと、原子炉の安全対策がまったくできなくなるからです。

(問) 火事が起きて長く続き、黒煙が立ち昇っていましたが、あれは気にならなかったのですか。
 
(答) 皆さんにとっては印象が強烈だったかもしれませんが、私は余り気になりませんでした。映像は遠くから写されていましたから詳細は分かりませんでしたが、延焼の可能性はないなと判断しました。火がついた変圧器はもう役に立ちませんから、延焼さえしなければ放置しておいても構わないのではないでしょう
か。
 既に説明しましたように、問題の核心は原子炉本体の健全性の確保なのです。あの変圧器は位置からみても、さして重要な設備とは考えられません。手が回らないのならわざわざ消火する必要はありません。

(問) テレビは視覚に訴えますから強烈な印象を与えますが、一方で見えないところで起きていることは伝えようがありません。そして、見えないことは起きていないのだと錯覚させる怖さがあります。また、事の重大性についての判断を狂わせます。よく注意しないといけませんね。
 その他に、非管理区域に水が漏れて、その水が放射性だったという報道もありました。そして、その水が建物の外に流れ出ました。東京電力は「水に含まれていた放射性物質は微量で、人にも環境にも影響がない」と言ったのですが、一部のメディアは「放射能が漏れた」と大騒ぎしました。これはタービン建屋で起きたことで、使用済み燃料貯蔵プールの水が地震で動揺して溢れたのですが、微量といえども放射性物質が漏れ出したことをどう思われますか。
 
(答) 非常時ですから、影響がない程度の放射性物質が環境に出たからといって実質的に問題だとは思いません。私たちは日常生活で放射線を浴びているのですから。
 この件に関して私が心配したのは、プールのことです。プールの水は使用済み燃料を冷却するためにあるのですから、流れ出てしまうと使用済み燃料が溶けることが危惧されます。私は環境へ漏れ出た水より、内部に水が残っているかを心配していました。

(問) どれをとっても、私たちとは見ているところが全然違うのですね。無知で論じることの怖さを改めて知りました。プールから漏れ出た例の水は結局日本海に流れ込んだのですが、これに対してロシアの気象庁がロシアに影響が及ぶ可能性はないとわざわざ発表したという笑い話のような報道があります。ロシアでも日本国内と同じようによほど誇大に報道されたのでしょう。日本のメディアは冷静を欠き、事実を正確に伝えなかったという点で責任を感じなければなりません
ね。私が言うのもおかしいですが‥‥。
 
(答) 大変だ大変だと騒いでいるのに、被害者が一人もいないのですから、外国のメディアも変だと思ってもよさそうなものですが‥‥。断っておきますが、私は事態を軽くみてよいと言っているわけではありません。話題にしている事の軽重をしっかり判断し、正鵠を見よと言っているのです。
 未熟な技術と隠蔽体質のゆえに日本の原子力発電所は安全性に欠けると報道している外国のメディアがあるようですが、事態が重大であることは外国にとっても同じですから、今度の日本の経験に学ぶべきでしょう。

(問) お話を伺って思うのですが、地震発生後の2日間、地震学の専門家はテレビに登場しましたが、原子炉や放射線の知識がある人は出ていなかったように思います。そして、コメンテーターが事の軽重を弁えず感情的で的外れな発言をして、デマを振り撒く結果になってしまいました。最初から原子力の専門家がテレビに出ていれば、だいぶ違った展開になったと思われます。危機対応がいちばんできていなかったのがメディア、とくにテレビだったというのが私の結論です。
 どうもありがとうございました。
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                                             ◇
 
【追記】これだけマスコミが不安を煽ったら、こうなる。
 
                 

 

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3 コメント

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