狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

悪いのは全て「日本軍」 メチルで死んだ父も軍のせい」

2007-12-24 06:54:07 | 教科書

 

「強制」外し、怒りの声 軍隊美化を指摘 「集団自決」検定問題  

 高校歴史教科書の「集団自決」(強制集団死)検定問題で、訂正申請の記述内容について文部科学省の教科書調査官と教科書出版社が、日本軍による「強制」の文言使用を避ける形で調整していることに、「教科書検定意見撤回を求める県民大会」実行委員からは22日、怒りの声が上がった。
 代表団として25日に上京する
副実行委員長の小渡ハル子県婦人連合会長は「県民大会の前に戻ってしまった。11万6千人の思いを踏みにじるもので、許せない」と話し「文科省が記述にこだわるのは、軍隊を美化したいという思いが見え見えで、背景には軍事化が進む日本の流れがある。だからこれだけは譲れない」と強く訴えた。
 県民大会事務局幹事で代表団の平良長政県議は「もし事実であるならば許せない。県民大会が成功したのにもかかわらず、申請をやり直す文科省のやり方について憤りを感じる」と話した。
 実行委員の「青春を語る会」の中山きく代表(白梅同窓会会長)は「手りゅう弾を渡し、受け取った側の住民は命令として受け取っているので強制。文科省は住民の意思を尊重すると言いながら結局、沖縄の要望に添っていない。強制という文言を使用してほしい」と訴えた。

 (琉球新報 12/23 10:04)

                       ◇

 

 >副実行委員長の小渡ハル子県婦人連合会長は・・・・文科省が記述にこだわるのは、軍隊を美化したいという思いが見え見えで、背景には軍事化が進む日本の流れがある。

教科書の記述を学術的検証に基づいて記述するように、ということが「軍隊を美化」とか「軍事化が進む日本」とかの妄想に繋がる人はおそらくは自分の脳で考えることは忘れ去っているのだろう。

この次には「軍靴の響き」が聞こえたり、「きな臭いにおい」がするようになり、

ついには「カメムシ」の幻覚にも襲われかねない。

カメムシ先生「君が代訴訟」で敗訴確定!

怒りをあらわににする「日本の軍事化」を、危惧する小渡ハル子女史、沖縄の新聞ではお馴染みの名前だが、

自分の父親が戦後、違法行為の「メチル禍」でしかも神奈川県でなくなったのも「残虐な日本軍」のせいだと妄想する珍しいお方だ。

何でもかんでも日本軍のせいにしたがる小渡ハル子女史のことを7月のエントリから紹介したい。

違法のメチルアルコールで死んだのは事故責任、いや自己責任だと思うのですがね。

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メチル禍も日本軍の責任? <史実封殺>届かぬ沖縄の心 1

さて、今日から始まった琉球新報の連載特集の第一回目。

この特集の説明は次のように記されている。

教科書検定で、沖縄戦の「集団自決」の日本軍の強制の記述が修正・削除された件で、県代表団の撤回要求が“門前払い”された。

沖縄戦の史実の歪曲が踏みにじられた。 各界の関係者に自らの体験を交えて語ってもらうという。

社会面トップを飾る大げさな見出しは・・・。

<史実封殺> ーーーー届かぬ沖縄の心 1


戦後命絶った父

家族裂く戦  歪曲許さぬ

 

その第一回目だが、まがまがしい見出しとともに、写真入で小渡ハル子さん(76歳・県婦連会長)の証言を紹介している。

紙面構成からは日本軍の残虐性に対する証言者の怒りが滲み出している。

だがよく読んでみると、・・・。

「終戦後 命を絶った父」・・・父君は戦時中は神奈川に在住し、沖縄戦とは直接関わってはいない。

ましてや「命を絶った」のは、敗戦後の日本で流行した「メチル禍」(★下記解説)が原因であり、これも日本軍の残虐性とは全く関係ない。

新報記事では次のように記されている。

<・・・終戦後の46年2月。 神奈川で「沖縄は玉砕した」と友人から聞かされた父は、沖縄にいる全てを失ったと思い込み、友人とメチルアルコールを飲み、自らの命を絶った。>

「自らの命を絶った」という見出しとは如何しても重ならない。

「家族裂く」・・・も偶々運悪く、父君一人を神奈川に残して一家で里帰りした為、結果的に家族が引き裂かれる不運にあったわけで、これも日本軍の残虐性とは無関係。

 「歪曲許さぬ」・・・も、証言者は何一つ「日本軍の残虐性」を証明する証言をしていない。

にも関わらず、記事は最後は次のような小渡ハル子さんの怒りの言葉で結ばれている。

<「これでは『集団自決』した人たちが浮かばれない。母親集団として、検定意見を絶対に撤回させる。何度でも何度でも撤回するまでやる」と語気を強めた。今後県民大会が開かれれば、要請団の一人として文科省に出向き、多くの沖縄戦証言資料を沖縄の資料を突きつけるつもりだ。>

次々と新たに登場する年老いた証言者たちは、「教科書検定意見が集団自決そのものを否定・削除している」とでも思い込まされているのでしょう。

お気の毒に。

★メチル禍http://yabusaka.moo.jp/kai1945.htm

・・・日本では終戦直後から軍が放出したものが闇市場に流れ、猛毒性を知りながらメチル入り酒の販売が行なわれていた。そのため1年間で、報告されただけでも2000件のメチル禍が起こっており、1500人以上が死亡するという大惨禍をひき起こしていた。1946年になってもメチル入り酒は野放し状態で、死亡者はさらに急増した。46年1月から9月までの総被害者439名中292名(70%)が死亡、60名(13%)が失明したため警視庁では警鐘を鳴らす談話を発表した。ちなみに失明することから「目散るアルコール」とも言われていた。
 こうしたメチルアルコール中毒死事件は戦後の混乱期に多発したが、人々の暮らしが落ちついてくるとともになくなっていった。
 また同様の中毒死事件は04年5月に中国・広州でも起こっている。その後の捜査でやはりメチル入りの偽造酒が押収された。

 

メチル禍も日本軍の責任? <史実封殺>届かぬ沖縄の心 1

うーん、沖縄戦の体験も無く戦後神奈川県で、酒の代わりに違法のメチルアルコールを飲んで亡くなられた父親も日本軍の責任、自分は沖縄にいて父親と「引き裂かれた」のも日本軍の責任では、沖縄で戦死した日本の兵隊さんも浮かばれないでしょう。

いや、この方が被害妄想に駆られるくせがあるのならこれを報じた琉球新報の方が責任は重いのかもしれない。

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【おまけ】

今日はクリスマスイブだが休日に当たる。 昨年の今日のエントリを見たら日曜日でやはり休日のようだった。

今日の沖縄は雨らしいが、異教徒の筆者にはクリスマスイブなんて、「そんなのかんけーねぇー!」。(早く使っておかないと賞味期限が迫っている気配)

で、おまけは?

そうでした去年は「忘年会のネタ」でした。

以下再掲です。

                     ◇

今日は日曜日のクリスマスイブ。

クリスマスを祝い、大晦日にはお寺の除夜の鐘を聞き、その足で神社に初詣でに行く多神教徒は日本では珍しくない。

そういえば沖縄波の上の護国寺と波の上神社は隣あって在り、同じ敷地内にあるように思える。

除夜の鐘の生の音を聞いたその足で隣の神社で初詣が出来る。

いや、鐘の音を聞きながらお賽銭を投げられるほどだ。 

両施設に行ったことのある息子にこの二つの違いを聞いてみたら

「一緒でしょ?」と簡単明瞭。

沖縄では「本地垂迹」が現代でも生きている。

恐るべしチャンプルー文化。

それとこの時期になると何故かクラシック音楽が盛んになり、プロ、アマを含めて多くのオーケストラがベートーベンの「第九」を演奏する。

これに参加するアマチュア合唱団がシラーの詩の原語を覚えるのに四苦八苦する話が良く話題になる。

クリスマスイブの日曜日に忘年会をする物好きががいるかどうかは別にして、これから年末にかけて忘年会が目白押しの人もいるだろう。

そんな人にかくし芸ネタを一つ。

誰でも知っている有名なメロディーに乗せて、ベートーベンの「第九」合唱部分の「歓喜の歌」のサワリを原語で歌うこと。

ドイツ語歌詞

「フロイデ シェーネル ゲッテルフンケン」

ここまで覚えて後は知っているドイツ語らしい単語を羅列すれば済む。

例えば

バウムクーヘン(お菓子)、ベッケンバウアー(サッカーのヒーロー)

ヒンデンブルグ(ドイツ大統領)、

エンゲルベルト・フンパーディリンク(歌手)・・・この辺になると古すぎる?

他にもたくさんある。  

菩提樹(リンデンバウム)とか。

あ!そうそう、肝心な人物?を忘れていた。

フランケンシュタイン

そして、愛ん手多淫、・・・失礼、変換ミスです、吾飲酒多飲、でも無く

アインシュタイン。

(カタカナ有名人を部分変換しようとするととんだしっぺ返しを食う)

 

でも肝心の「フロイデ シェーネル ゲッテルフンケン」の部分を覚えるのが舌を噛みそうで大変だって?

大丈夫。 今朝の日経が覚え方を指南している。

風呂出で(フロイデ)。

詩へ寝る(シェーネル)、

月照る糞犬(ゲッテルフンケン)

 

余裕があれば

蒸す(ムス)、愛ん(アイン)、利減る(リーベル)、負当てる(ファーテル)、忘年(ヴォーネン)!

もあわせて覚えるとウケること請合える。

ただしウケるコツはネタ晴らしが必要。

本地垂迹http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%9C%B0%E5%9E%82%E8%BF%B9%E8%AA%AC

                     ◇

春秋(12/24)

 喜びよ。美しき神の霊感よ――。年末のベートーベン「第九」が日本に定着した時期は、高揚感が国中を覆った高度成長期に重なる。だが人が友愛で支え合い生きる力を歌うシラーの詩は、自殺や虐(いじ)めが増える今の日本でこそ響かせたい。

▼東京向島の料亭の芸者衆の合唱団が、ドイツ語の歌詞の暗記で苦労したという85年の記録がある。そこで上智大独文科の学生だった吉井実奈子さんが“虎の巻”を考えた。たとえば冒頭はこんな調子。「風呂出で(フロイデ)。詩へ寝る(シェーネル)、月照る糞犬(ゲッテルフンケン)」。原意とはかけ離れているが人生を明るく楽しむ気持ちが伝わってくる。

▼今宵(こよい)クリスマスイブ。第九の最終楽章のように1年の最高潮のはずだが街の風景がどこか寂しげに映るのは気のせいか。仕事や育児、介護に追われ、孤独や鬱(うつ)病に悩む人の話をよく耳にする。出生率が落ち、日本の人口は半世紀後には1億人を割るという。国の将来に希望を抱けない気分のまま年は越したくない。

▼ここはひとつ「喜びの歌」を覚え、内籠(ご)もりの心の扉を開こう。人は皆独りぼっちではない。金銭だけが幸せの源ではない。シラーの原詩は「この星空の上に、愛する父なる神がきっと住んでおられる」と歌う。虎の巻版はこうだ。「蒸す(ムス)、愛ん(アイン)、利減る(リーベル)、負当てる(ファーテル)、忘年(ヴォーネン)!」。――楽しいイブをお過ごしください。

【蛇足】

テレビを掛けっぱなしで書いていたがフジテレビ「報道2001」のエンディングに稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」を流していた。

以前から気になっていたことだが、歌詞の冒頭で

「ク ・ リ ・ ス ・ マ ・ スキャロルの」というくだりが気に食わない。

「クリスマ」までのブツ切れ歌詞は我慢もしよう。

だが「スキャロル」(そう聞こえる) とは、一体どこの言葉だ!

 

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2 コメント

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どう考えても (ヒロシ)
2007-12-25 17:02:01
どう考えても日本軍の責任にはならないと思いますが、、、
ヤクザ以上に因縁つけているだけでしょ。
Unknown (狼魔人)
2007-12-25 18:05:25
ヒロシさん

今日の夕刊を見るとヤバイ感じの記事になっていますね。

取材はいずれも山拓の口を介してですので、記者がどれだけ恣意的に記事を書いたかかが問題ですが、最後も出油断は禁物ですね。

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