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宜野湾市長選を振り返る沖縄タイムスの特集記事が昨日から始まっている。伊波氏の「予期せぬ敗北」(記事より)がよっぽどショックだったのか、その余波は今日(15日)の紙面にも及んでいる。(涙)
一面トップを「真部局長処分せず」と大見出しで怒りを表すだけでは収まらず、社会面トップもこの有様である。
≪講話不問「考えられぬ」≫
識者ら「介入今後も」
伊波氏を支援する沖縄タイムス等地元メディアが大々的に報じた「講話」が不問にされたのでは腹の虫が収まらない・・・佐喜真氏に対するネガキャンペーンの切り札だったはずだ・・・そんな沖タイの歯軋りが聞こえるような見出しである。
沖縄タイムスによると、知名度抜群で革新のエースである伊波氏の落選は「予期せぬ敗北」であり、今回の市長選は勝って当たり前で、むしろどれだけ大差をつけて勝つかが問題だったようだ。
それを裏付けるように昨日の選挙戦回顧特集では、佐喜真陣営の取り組みを「大敗覚悟」とか「薄氷の勝利」で表し、戦う前からの敗北が目に浮かぶようなレポートをしている。
≪選挙戦最終日の11日夕。 佐喜真陣営の打ち上げ式に集まった支持者は、伊波洋一陣営の3分の1ほどだった。 まれにみる動員の少なさに、市外から駆けつけた自民党県議は「期日前投票の集計も正確にできない。 戦略がない」と目はうつろだった。選対は、うまく機能していないように見えた。市内全域を飛び回る佐喜真氏の日程把握もままならない。1月中旬に受けた新党改革からの推薦を、告示日に報道陣から指摘されるまで知らない選対幹部もいた。期間中、ある幹部は「もっと早くから戦略を立てるべきだった」と“敗戦”を見据えた発言すらこぼした。≫(沖縄タイムス 2月14日)
さらに同じ日のコラムでも「予期せぬ敗北」を悔しがっている。
[大弦小弦]選挙戦にトライアンギュレーションという…
沖縄タイムス 2012年2月14日 09時39分
選挙戦にトライアンギュレーションという手法がある。県知事選にもかかわった選挙プランナー三浦博史さんによると、「三角測量」などの意味を持ち、米国での選挙プランナーでネガティブキャンペーンの第一人者、ディック・モリスが使い始めた言葉だという
▼考えが違う相手候補の目玉主張を取り込むことで、争点をぼかし、残った相違点で勝負するという戦術を指している
▼宜野湾市長選で新人の佐喜真淳氏(47)が元市長の伊波洋一氏(60)を破り、初当選した。佐喜真氏は「県外移設」を訴え、基地問題での争点化を避け、雇用・経済政策を前面に掲げた。長く対立してきた革新陣営は目玉主張を取り込まれ、術中にはまった格好だ
▼自民、公明が県内移設反対に転じ、革新陣営は一昨年の参院選、知事選に続き3連敗。基地問題でかわされると、有効な手だてが打てていない。革新のエース伊波氏を落とした打撃は大きい
▼超短期決戦とはいえ、伊波氏に頼るしかなかったことに革新陣営の苦しい事情がうかがえる。人材発掘や世代交代という課題があらためて突きつけられた
▼敗戦の総括はなかなか難しい。責任のなすり付けあいに終始しかねない。革新共闘の存亡の危機に、冷徹な敗因分析が不可欠だ。それは自主投票で終わった民主党にも求められている。(与那原良彦)
☆
このコラムも与那原記者が漏らすゴマメの歯軋りにしか聞こえないが、民主党は建前では自主投票とはと言っていたが、デニー玉城、瑞慶覧長敏ら県選出の民主党衆院議員は伊波氏推薦に回っている。
伊波氏が選挙運動では圧倒的に佐喜真氏を上回っていたことを、沖縄タイムスの特集はこう報じている。
(敗北の知らせを受け)
≪地域回りや街宣、ビラ配りなど、目に見える運動量は上回っていると見られていただけに、選対の受けた衝撃は大きい。さまざまな敗因が取りざたされているが、まだ誰もはっきりした答えを出せていない。・・・・・・・
・・・労組関係者は「インターネットを利用したり、若い人を使って同世代票を掘り起こした佐喜真陣営に比べ『若者対策』が不足した。 ネガティー部キャンペーンも払拭できなかった」と分析する。≫(沖縄タイムス 2月15日)
沖縄タイムスは伊波氏の「予期せぬ敗北」について「まだ誰もはっきりした答えを出せていない」などと惚けてはいるが、八重山教科書問題に続いて「ネット」に敗北を続けている。 沖タイはこの厳然たる事実を認めたくないのだろう。
露骨なネガキャンペーンをネットに暴露された労組関係者の「インターネットを利用したり、若い人を使って同世代票を掘り起こした佐喜真陣営に比べ『若者対策』が不足した」という自己反省が敗因の全てである。
ネットから情報を得る若い世代は発狂新聞の「真部講話」のネガキャンペーに扇動されることなく、一方の市職労による露骨な選挙介入に怒りを表したのが、伊波氏の「予期せぬ敗北」の原因である。
八重山教科書問題に続いて、伊波氏の敗北が、発狂新聞がネットに敗北したという厳然たる事実を県民に知らしめたことになる。
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http://www.amakiblog.com/archives/2012/02/13/#002178
『宜野湾市長選挙に見る4つの卑怯と護憲政党の無力』
きょうはこのテーマ一つに限って書いておきたい。
それほど大きな意味を持つ選挙であったと思う。
この国の政治のあらゆる欺瞞が投影された卑怯な選挙であった。
きょうの夕刊から明日の朝刊にかけて様々な解説が行なわれるであろう。
その前に、そのような解説がいかにうそ臭いか、そのような解説では決して書かれないだろうと思われる事を書きとどめておきたい。
後講釈になるが、私は今度の選挙で伊波候補が勝つことはないだろうと思っていた。
その理由は繰り返して私が述べている通り、日米同盟を正面から反対する首長が生まれるという事を決して許さない政治環境がこの国にはあるからだ。
基地反対なら誰でも言える。
普天間固定化反対なら皆が言っている。
しかし日米同盟反対を正面から主張して闘う首長が選ばれる衝撃とは決定的に違うのだ。
それにしても今度の選挙は卑怯で塗り固められた選挙だった。
辺野古移転が唯一可能な解決策だと国会で公言した野田民主党が候補者を立てることなく、この重要な選挙で陰に隠れた。
こんな卑怯な政権政党があるだろうか。
二つ目は「普天間基地固定化は許さない」事を掲げて闘った仲井真知事・佐喜真市長連合の卑怯さだ。
もともと県内移転を容認していた二人が、選挙では断固反対と言って戦う。これでは選挙にならない。
「柔軟な」市長と知事の下で普天間基地移転が進む事が期待されるなどとはやくも書かれる始末だ。
もっとも、これについては褒め殺せばいい。頑張れといい続ければいいのだ。よもや裏切ることはないでしょうね。信じていますよ、とおだて上げればいいのだ。
三つ目の卑怯さは真部隠しの卑怯さだ。あの時渡辺周防衛副大臣は何と言ったか。更迭を先送りした理由はトカゲの尻尾きりで終わらせてはならないからだ、と言った。根深い問題であるから他にもなかったかよく調べてから処分すると言った。
ところがこの問題は選挙中は封印された。
真部問題が連日メディアを賑わしていれば、ふざけるな、となって間違いなく選挙結果は逆転していたに違いない。
宜野湾市長選挙が終わってからどのような処分が下されても後の祭りだ。もはや誰も関心はない。
そして四つ目はやはりメディアの卑怯さだ。
今頃になって国政に影響を与える重要な選挙と言い出す。
ならばなぜ選挙中にその状況を報道しなかったのか。
重要な選挙の場合は必ず出口調査にもとづく選挙状況を報じるのが常であるのに一切それがなかった。
彼らは伊波劣勢を知っていたに違いない。しかしそれを報じると逆バネが働いて逆転のおそれがある。だからそれを封印したのだ。
このような権力側の卑劣さの前には伊波氏と言えども勝てなかったのだろう。
しかし私は伊波氏側にも勝てなかった大きな理由があったと思っている。
それは伊波氏の選挙が共産、社民というイデオロギー護憲政党の支持に頼る選挙から脱しきれなかったことだ。
幅広いリベラル派の結集が出来なかったことだ。
その事は取りも直さず、この国の脱日米同盟の難しさを象徴している。
沖縄問題の真の解決は遠い。
普天間基地の固定化は避ける事が出来ても、海兵隊の移転は行なわれても、沖縄から米軍基地がなくなる日は見えてこない。
了
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…皆様、これが日本の元外交官の文章力なのです(苦笑)。
政治家も政策も全て都合がいいなどあり得ません。
オトナはそれをわかっている。
別にトライアンギュレーションとか言わなくても、持ってる毒の質や度合いを見れば、自ずとどちらを選ぶか決まります。
天木氏、チャイナスクール出でルサンチマンの塊の工作員ですか。にしても作文力が残念な。
あ、こんなこと言うとタイホされちゃうかも!
やっぱり、自分たちより上にあるものは我慢ならないってことで、人権侵害救済法案。
3月に提出する気でいるという情報が。
http://www.sns-freejapan.jp/2012/02/10/jinken-4/
百地先生もお小言を。
http://johokosa.blog98.fc2.com/blog-entry-207.html
どんなに、発狂マスゴミが応援しようと、
もはや、伊波は終わりです。
ぜいぜい国政に出ようにも、おそらく、二連敗ですから、選挙区ではなく、比例区で、、(どこかの人気のない貧弱政党から)出馬するのかな、、、? それも、無理かな、、。
仮に、国政に出たとしても、彼の唱える、
「反基地、反軍、反日、反安保」もベタ記事程度の国政活動になると思いますが。
私も発狂新聞のWebサイトで記事を読みました。「油断」というのは発狂新聞側の自己反省でしょうね。
あれだけネガティブキャンペーンを打って洗脳したので大丈夫だろうという油断が招いた結果‥だから悔しがっていると思います。
佐喜真選対は、其のたぐいのビラは出していない
伊波氏が相手をお違えて応戦している内に、決死の斬込み隊が陣地内深くに攻め込み、命綱の庶民の支持を根こそぎ取り去っていったことが、最も大きな敗因と思います
何せ、ビラ、街宣車、運動員の数では、佐喜真陣営を圧倒し、優に3倍はあったものと思われます。
決死の斬込み隊は、佐喜真陣営の市議団の奥さん達や、革新支持これまで騙されてきた被害者の方々です。 それと普段選挙に関心の無い私の家内のような方々です。
この方々が、目の色を変えて、声をかけまくる、電話をしまくる、ちょっとでも知っている人がいたが、ウン十年ぶりに連絡して アツシ 頑張りましょうねと斬り込んでゆくものですから
昨年までの選挙は革新でも今回は伊波はならんどwとなった訳です。
で―、このように彼らを本気にさせてしまったのが、発狂新聞が伝えた 伊波リード、伊波優勢の報道でした
この報道が、女性達を本気モードにさせてしまったようですから、発狂新聞の間抜けな応援記事が、悲しいかなオウンゴールとなったようです。
因みに、伊波陣営が間違って戦っていた軍勢は、この辺にお集まりのようですが、
マイクを持つ彼等のスピーチは、「ネガティブキャンペーンは、嘘を言っています」に終始し、肝心な政策の説明がなされなかったという失態を演じたようです
もっとも「策士、策に溺れる」の方は、伊波☆電波乙、ならびに沖縄の年金未納兄弟のトゥマイヌアカガンチョー…、(那覇市)泊【日本共産党沖縄県委員会の所在地】のアカメガネ、八重山ゾンビ改めキョンシーの会代表の実弟どもが、策士と呼べるほどの策を弄した場合の話になりますが(笑)。
さて、真部局長Not guiltyのニュースの陰で、くだんの竹富町のケダモノ☆お山の大将乙☆ヒトラー教育長とゾンビ(キョンシー)予備軍の教育委員どもが、東京書籍版の公民教科書代の寄贈受け取りますよ宣言を出したとのこと。
昨日のニュースで、とあるトンネル工事をめぐる補助金不正受給問題が取り上げられたそうですが、そのニュースで、問題の原因は「法令順守意識のなさ」にあると指摘していたそうです。
ケダモノ☆ヒトラー教育長とゾンビ(キョンシー)予備軍教育委員どももそうですが、もし竹富町教委に教科書代の寄贈を行う者がいるとするならば、間違いなくそいつも、「法令順守意識のな」いヤツ、ということになりますね(笑)。
ケダモノ☆ヒトラー教育長どもは、この期に及んでも「お金の問題じゃない」、と言い張りそうですが、たしかにお金の問題じゃないですね。
沖縄の人の口ぐせの「テーゲー(大概)」が、「細かいことを気にしないおおらかさ」になるのか、単なる「いい加減さ」になるのかの問題です(笑)。
しかし沖タイ、「予期せぬ敗北」…。
真部局長の「講話問題」という不祥事を、沖縄の年金未納兄弟のアカメガネが捏造した時点で、「敗北」は「予期」できましたよ。
新聞を、大見出しだけ見て読んだつもりになっている、「愚かな父」のアメション娘や、そいつが書いた単なる言葉遊びの幼稚な駄文に「感動した」というプロ市民もしくはモンスター・ペアレントのバカ母みたいなジンブンクサラー(知恵が腐ってる者:分別のない者)でなければ(笑)。
開票翌日の紙面(当方ではホームページ上の記事しか読むことはできませんが)からは案に相違して淡々とした報道姿勢というか、余程落胆しているのだろうなという印象を受けたのですが…。3日と経たずして「平常運転」に復帰したのですね。未だ虚脱感も感じられる紙面ですが(笑)。
記事中の敗因分析ですが相変わらず的を外してるというか、認めたくない核心部分から目をそらしているように思えてなりません。
私が考える伊波氏の最も本質的な敗因は「伊波氏(或いは沖縄の革新勢力)の基地問題における政策は決して宜野湾市民(おそらく沖縄県全体においても)に支持されていない」という極めて当たり前かつシンプルなものです。偉そうに言っていますが私自身も今回の選挙後にこの事実に気付きました。(そうでなければ今回の選挙結果は説明がつきません。)
宜野湾市民の圧倒的多数は日米安保体制、米軍駐留に反対で普天間基地は絶対に(最低でも)県外移設を望んでおりその象徴が伊波洋一氏であるというのが私も含めた大方の本土側の認識であり率直にいえば脅威を感じていました。しかし宜野湾市民にも尖閣、先島諸島周辺での中国のガス田開発や軍事行動に脅威を感じ沖縄駐留米軍の存在を肯定的に捉えている人は少なからずいるはずですし、軍用地地主や基地従業員、その他にも基地関連で生計をたてている人も相当数いるはずです。常識的に考えれば宜野湾市(沖縄県全体でも)の民意がそんなに単純なものであるはずがないということに今まで気づかなかった私自身不明を恥じるほかありません。
今回の選挙結果は伊波氏をはじめとした沖縄革新勢力の「虚像」を打ち砕いたわけで今後、彼らに対する沖縄県民や本土側の視線が大きく変化するのは必至であると私は考えます。今回選挙後早々に防衛省が沖縄局長の処分を見送ることを決定したのはいかにも象徴的ではなかったでしょうか。この点において後世、今回の宜野湾市長選挙は沖縄戦後政治史において大きな転換点であったと評価されるかもしれないと思います。
戸別訪問、ビラ配り、紹介者カードなど何の役に立つんでしょうかね。ちなみに選挙には熱心な創価も私は見返りを要求するので家に来なくなりました。
以前、朝立ちと称して泊交差点でミキクジラが演説していましたがあんなの誰も聴かんでしょう。それより黙って周辺を掃除したほうがいいんでないの。