沖縄知事選確定得票数仲井真弘多=無新<1>[自][公] 当347,303 糸数 慶子=無新[民][共][社][国][日] 309,985 屋良 朝助=諸新 「琉球独立党 」 6,220
今回の沖縄知事選の第三の候補者に注目して見よう。 あまりにも票差が大きいので一般には注目されなかったがその琉球独立という政権に投票した有権者が6,220人。 この票数が多いのか少ないのかは別として、琉球独立を政策として掲げる人物が沖縄での選挙に立候補したのは今回が初めてではない。 沖縄がまだ米軍の施政権下にあった1960(昭和35)年。形式的だとはいえ当時の沖縄の国会とも言うべき立法院議員総選挙で、琉球国民党が「琉球の独立」を掲げて立候補した。(この琉球国民党は当時、琉球独立と言うより台湾国民党の傀儡との噂もあった。) 1968(昭和43)年。それまで米軍の任命であった琉球政府主席を初めての住民の投票によって選ぶことになった。その時も琉球独立党から候補者を立てた。 1971(昭和46)年。復帰を控えて行われた参議院選挙にも琉球独立党の党首を立候補させた。
そして今回の知事選の立候補を表明している屋良朝助氏。 これまでの「琉球独立」を唱える候補者は全て泡沫候補と言われ地元メディアもまともに相手すると言うよりも「珍しいもの」を見るような扱いがほとんどだった。 有権者の中には「気でも狂ったのか」と言うものさえいたと言う。 このようにしてみると「琉球独立」を唱える人は漫談家の故照屋林助さんの沖縄市の「コザ独立国」のようなシャレで唱える人はいても真剣な選挙の舞台では問題にもされていない。 ◆「コザ独立国」:1990年に漫談家の故照屋林助さんが沖縄市で「コザ独立国」の建国を宣言。自身も「終身大統領」を名乗り、東アジアやアメリカの文化をチャンプルー(「ごちゃ混ぜにする」の意味の方言)した新たな沖縄芸能・文化の方向性を模索していった。(ウイキペディア) ◇ 琉球独立もお笑いや酒場論議だけだったら罪が無い。 ところが国立大学の先生が研究調査の結果として発表したとなるとシャレでは通らなくなる。 いわく「調査の結果沖縄人の4人に1人は独立を希望している」。 琉球大学の林泉忠助教授のチームが昨年十一月に四地域で行った住民の意識調査の結果だというのだ。 当時の地元2紙も大きな見出しで大々的にこれを取り扱ってこれを煽った。 だが実際の周囲の沖縄人は「え? うっそー」という感じで幾ら偉い先生の調査でもあまりにも沖縄人の実感とかけ離れているので話題にもならなかった。 だが東京在住の友人達からは「沖縄は独立したいのか」と言った質問を受け応対に困った。 ちなみにこの先生、当初「林泉(はやしいずみ)忠助(ちゅうすけ)」というヤマトンチュの教授だと思っていたら「林泉忠」という助教授だったから紛らわしいが、実際は中国人の琉球大学助教授だった。 ◆参考エントリー:沖縄人の四人に一人は独立希望?
【蛇足】 林助教授の調査結果が正しかったとしたら、知事選の結果は琉球独立党の照屋氏は少なくとも165、127票は獲得していたはず。 これは沖縄の「民意」が地元メデイアと一部大学教授達によって捻じ曲げられている例だろう。 |
>>よって捻じ曲げられている例だろう。
実は経済的に立派に自立できるなら沖縄は独立すべきだという
人は70%いるんです。
今回2006年の知事選挙の独立党の得票率が低い原因は主に2つ
あります。
1.一般大衆に対して新聞TVなどが独立党は投票する価値も無いような印象を与えた、不当な選挙妨害、記事にしないなどの扱いをした事が大きな原因です。平等にあつかえば10%は取れたでしょう。
2.独立賛成イコール独立党ではないこと。