狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

恥を忘れた琉球新報

2010-06-14 09:31:38 | 金武町流弾事件

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昨日のエントリーで琉球新報の偏向記事をネタにしたら読者から次のようなコメントを頂いた。 良識ある人なら誰でも感じる猜疑心、いや、疑念だ。

◆泣き喚くとうるさいから銃殺?  KOBA さん
 
 「サイパンの悲劇」にまつわる「いわゆる」証言も、何処となく眉唾に感じるのは、私が重度の猜疑心に囚われているからでしょうか?
 「赤ん坊が泣くと困るから銃殺」って、銃声が聞こえたらどの道敵に気付かれるのではないでしょうか?それとも部隊は消音銃でも持っていたのでしょうか?新たなる日本軍最強伝説?
 それはさておき、サイパンでの戦いでは多数の日本人が投身自殺を図ったなど、敗色濃厚になった時期ゆえの悲劇が起こったのは否定しませんが、裏づけのない証言だけで日本軍を悪鬼の対象にしなければ気が済まない学者たちの心理状態って、どうなっているのでしょう?

◆縁側さん

ヒドイ記事ですよね。この記者さんって電話口から察するところ私と同年代か、も~少し若い印象です。入社する会社間違えたのか、あるいはもともとが活動家なのか・・。
本日のエントリーの内容と同じ内容の「金口木舌」(コラム)がありますよ。私もエントリーしましたが。6月4日付けです。ネットでも見れるはずです。

◆乳児よりも、、、  ヒロシさん

日本兵のいないところでも
住民による赤子殺しは多数有ったような、、、

子供が泣いて米軍に見つかるからと壕を追い出された方もいらっしゃいますね。
そいうえば「毒おにぎり」を食べずに助かっておにぎりをくれた日本兵に悪口を言っていた恩知らずな方はお偉くなっていましたね。

なんでこんなに嘘ばかり出てくるんでしょうか。
マスコミによる贖罪意識のすり込みと小林よしのりさんの言う「純粋まっすぐくん」が「自分だけはいい人だった」と宣言しているようなものでみっともないですね。

二日連続で琉球新報の愚劣な記事に付き合うのはゴメン被りたいと思ったのだが、ネタ元の縁側さんのご紹介もあるので、本日も付き合いよく、新報ネタです。

琉球新報 金口木舌 2010年6月4日

. 紙面に見る穏やかな表情からは悲惨な体験の持ち主だとは想像できない。しかし、心の奥底から絞り出された証言はあまりにもむごく、私たちを沈黙させずにはおかない
▼本紙社会面の連載「癒えぬ傷」で証言した渡久地トシ子さんは、66年前のサイパンの地上戦でおいを日本兵に殺され、親類の子も「集団自決」(強制集団死)で失った。このような惨劇は約1年後の沖縄戦で繰り返される
▼渡久地さんはサイパンでも米軍に捕まるよりは死を選べという
「戦陣訓」の精神が住民に浸透していたことや、日本軍から住民に手投げ弾が渡っていた事実を明らかにしている。沖縄戦の悲劇の序章はサイパンだったといえよう
▼一般住民を巻き込みサイパンで戦った日米両軍の沖縄戦での対応は分かれた。米軍は沖縄占領後の軍政に備え、一般住民の収容班や医療支援班を上陸させている。米軍はサイパンから学んでいた
▼日本軍は戦況の切迫を理由に中南部住民の北部移動を命じたが、移動先の食糧対策は不十分だった。10・10空襲で備蓄米を失ったのも痛かった。沖縄戦の終盤、日本軍は住民が避難する南部に撤退し、犠牲を増大させた。サイパンの教訓が生きなかった
▼日本軍に住民保護の視点がなく、逆に犠牲を強いたのはサイパンも沖縄も同じだ。渡久地さんや数々の沖縄戦証言はそのことを教えてくれる。

                       ◇

沖縄の座間味、渡嘉敷両島で起きた集団自決の「下手人探し」に行き詰ったのか、話をサイパンまで拡大解釈し、すべてを「残虐非道な日本軍」の責任に押し付けようと必死に頑張る新報記者。

知識は無いが妄想力とイデオロギーだけは満載の迷コラムである。

「戦陣訓」については、従軍した日本兵の間にも徹底されておらず、兵役体験者の山本七平氏によると、戦後グアム島から奇跡の生還を果たした横井庄一さんと、「生きて虜囚云々」の文言を結びつけたマスコミの勝手な思い込みだという。 横井さんの帰還以後、「戦陣訓に縛られた多くの国民が自決した」という神話が生まれたとのこと。

沖縄の集団自決ではNHKが、金城重栄、重明兄弟の「惨劇」の理由として無理やり「戦陣訓」にこじつけた番組を、何度も放映したことが記憶に新しい。

軍人の間でさえも徹底されていなかった「戦陣訓」を、サイパンの民間人の集団自決に結びつける記者の目はイデオロギーで曇ってしまい、全てが「残虐非道の日本兵」の所為に見えるのであろう。

当日記が過去に「戦陣訓」に関して考察したエントリーはこれ。

戦陣訓軍命説の神話

続・戦陣訓の神話

戦陣訓の神話完結編、軍人勅諭を全文暗記した沖縄人

日本兵の残虐行為しか視野に入らないイデオロギーまみれの上記コラムに、一々突っ込みを入れるのは、縁側さんが既に行っているのでそちらに譲るとして、記者の曇った目が届かない米兵の残虐行為について、あの有名な「リンドバーグの日記」を抜粋し紹介する。

■米軍の残虐行為:リンドバーグの衝撃証言■
 
以下は雑誌『正論』00年5月号で紹介された「リンドバーグの衝撃証言」の抜粋である。

ニューヨーク・パリ単独飛行や息子の誘拐・殺害事件で有名なチャールズ・リンドバーグ(1902~74)は、日米戦争で軍の技術顧問として南太平洋で戦闘任務についた。

日米戦争中の日記の邦訳版が昭和49年新潮社から新庄哲夫氏の訳で出版されたが現在絶版になっているものを訳者の了解を得て『正論』に抜粋を載せたもの。〈太字強調は引用者〉

米軍の残虐行為:リンドバーグの衝撃証言

・・・・・・・・・リンドバーグ日記の抜粋・・・・・・・・・・

*各地の太平洋戦線で日本人捕虜の数が欧州戦線に比し異常に少ないのは捕虜にしたければいくらでも捕虜に出来るが、米兵が捕虜を取りたがらないから。手を上げて投降してきても皆殺しにするから。

*あるところでは2000人ほど捕虜にしたが本部に引きたてられたのはたった100か200だった。残りのの連中にはちょっとした出来事があった。それを知った戦友は投降したがらないだろう

*捕虜を取らないことを自慢する部隊がいる。

*将校連は尋問の為捕虜を欲しがる。捕虜1名に付きシドニーへの2週間の休暇を出すとお触れが出た途端に持て余すほどの捕虜が手に入る。懸賞を取り消すと一人も手に入らなくなり、つかまらなかったと嘯くだけ。

*一旦捕虜にしても英語が分かる者は尋問のため連行され、出来ない者は捕虜にされなかった、即ち殺された。

*捕虜を飛行機で運ぶ途中機上から山中に突き落とし、ジャップは途中でハラキリをやっちまったと報告。ある日本軍の野戦病院をある部隊が通過したら生存者は一人もいなかった。

*2年以上実戦に参加した経験がない兵が帰国前にせめて一人くらい日本兵を殺したいと希望し、偵察任務に誘われたが撃つべき日本兵を見つけられず捕虜一人だけ得た。捕虜は殺せないと嫌がるくだんの兵の面前で軍曹がナイフで首を切り裂く手本を示した

*爆弾で出来た穴の中に皆四肢バラバラの状態の日本兵の死体を投げ込みその後でトラック1台分の残飯や廃物を投げ込む。

捕虜にしたがらない理由は殺す楽しみもさる事ながらお土産を取る目的。

金歯、軍刀はもとより、大腿骨を持ち帰りそれでペン・ホルダーとかペーパーナイフを造る、耳や鼻を切り取り面白半分に見せびらかすか乾燥させて持ちかえる、中には頭蓋骨まで持ちかえる者もいる。

*日本人を動物以下に取扱いそれが大目に見られている。我々は文明のために戦っているのだと主張しているが、太平洋戦線を見れば見るほど、文明人を主張せねばならない理由がなくなるように思える。事実この点に関する成績が日本人のそれより遥かに高いという確信は持てないのだ。

*リンドバーグはドイツ降伏後ナチスによる集団虐殺現場を見学した時の日記で「どこかで見たような感じ、そう南太平洋だ。爆撃後の穴に日本兵の遺体が腐りかけ、その上から残飯が投げ捨てられ、待機室やテントにまだ生新しい日本兵の頭蓋骨が飾り付けられているのを見たときだ。ドイツはユダヤ人の扱いで人間性を汚したと主張する我々アメリカ人が、日本人の扱い方で同じようなことをしでかしたのだ」と。

・・・・・・・・・・・・・・・・抜粋終わり・・・・・・・・・・・・・・・・・・

琉球新報や御用学者の面々に対して、彼らが「人道的」と賛美するアメリカ兵が、どのように残酷であったかを取り上げ、一々ここで反論する気はない。  彼らの残虐性を示すには、下記の写真一枚だけで充分だから。

ライフ誌に載った日本人の頭蓋骨のお土産

 

写真は米国のライフという雑誌に掲載されたもので、ボーイフレンドが送ってきた日本兵の頭蓋骨を机上において、それを眺めながら手紙を書いているアメリカの少女です。10・10空襲の少し前に日本でも知られるようになりました。(「あまのじゃくの辛口精神科勤務じつわ体験」さんより)

■沖縄戦での残酷な米兵■

アメリカ兵の「人道に反する行為」はリンドバーグの他にも、数多くのアメリカ人がこれを告発している。

アメリカ人ジョージ・ファイファーが書いた『天王山』(早川書房)によると沖縄本島の本部半島の運天付近では本島上陸の20日後にはもう既に兵士の強姦事件防止のため海兵隊長公認の「売春宿」が設置されていた。

それだけ米兵による住民婦女子への強姦事件が多かったという証拠だ。

「キャット・ハウス」と呼ばれたその売春宿では13歳くらいの女の子まで三十セントで米兵の相手をさせられていた。(「天王山」(上)258ページ)

さらに同じくアメリカ人のヘレン・ミアーズが書いた『アメリカの鏡・日本』にも沖縄戦で壕から出てくる住民を米兵が焼き殺す残酷な記述があり、GHQによりその日本語訳版の出版が禁じられるというおまけまで付いた。

沖縄人が書いた米軍賛美の『鉄の暴風』が米軍の推薦を受け、その一方アメリカ人が米軍の残虐性を記述した『アメリカの鏡・日本』がGHGの発禁処分になった。

沖縄の集団自決が「軍命令〈強制〉で行われた」という虚構が崩れ去った現在、今度は「サイパンの悲劇」を「残虐非道な日本軍」の所為にしようという動きの典型が琉球新報の一連の「サイパン報道」である。

木に竹を接いだようなこのコジツケをかつて当日記でも批判した。

沖縄戦「集団自決」とサイパン玉砕ーその根本的相違

冒頭に引用の新報コラムだが、記者のレベルが知れる噴飯モノで、最近の新報は沖縄タイムスより数段酷い。 

これではサイパンで亡くなった県人の霊も浮かばれない。

こんな低劣なコラムを書いて、恥ずかしくないのだろうか。

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