狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

テレ朝「スーパーモーニング」 又現れた漫画家のアホ

2007-04-30 09:59:35 | 県知事選

「スーパーモーニング」で石原慎太郎の独占インタビューを見た。

テレビ朝日のことだから東国原知事との「田舎者バトル」を煽るつもりかと思ったが、さにあらず、石原氏原作・総指揮の新作映画についてだった。

VTRで、インタビュアーの赤江アナウンサーの突っ込み。
(発言は記憶によるので必ずしも正確ではない。大意を概略した。)

赤江アナ:<何で特攻隊を美化する映画を・・・>

石原慎太郎:「この映画を観て特攻隊美化だと思いますか? 若い頃主人公の鳥浜トメさんの話を聴き、なるべく脚色なしでトメさんの話をそのまま伝えたいと思っていた」

赤江アナ:<石原さんの「太陽の季節」の若者には腹が立った>

石原;「あれも同じ日本の若者の青春の一つ。 特攻隊の若者の青春がなければ太陽の季節の若者の青春もなかった」

VTRからスタジオに戻って出席ゲストのコメント。

橋元弁護士;「特攻隊と言うと反射的に美化と言うが、感謝の気持ちを持つ必要はある。」

特攻隊、石原慎太郎のキーワードに脊髄反応した漫画家江川氏が橋元弁護士に対して声を裏返して噛み付いた。

江川達也(漫画家)「この手の映画を作る人は特攻隊の死のみを描くが、何故戦争をしなければいけなかったかを描いていない。 責任逃れなんだ!」。

橋元:「原因究明は別の機会でやれば良い。 歴史学術上の問題だ。 特攻隊を送る側の視点の映画があってもいい。 何よりトメさんは若者を喜んで送り出してはいなかった筈だ。」

二人のバトルがあったが省略。

何時もなら特攻隊や石原慎太郎には漫画家と同じ反応を示すと思われる吉永みち子氏が橋元弁護士に援護発言をした。

よっぽど窪塚洋介の「観ないで批判するヤツはアホ」が効いていたのか、もう一人のゲスト山口一臣(あの週刊朝日編集長?)までもが石原映画の擁護発言をしていた。

恐るべし窪塚洋介のアホ効果。

井筒監督はやはりアホだった! もう一人のアホ有田良生

 

<三アホ誕生>

ここでめでたくアホの井筒監督、アホの有田良生、そしてアホの江川達也と・・・めでたく「三バカトリオ」ならぬ「三アホトリオ」の誕生となった。

そこで実際映画も観てインタビューをした赤江アナのまとめ。

赤江アナ:「実際に観て特攻隊美化映画とは思いませんでした。 冒頭でバック音楽もなく只淡々と特攻隊が出撃し散っていくシーンを映し若者が次々死に行く虚しさを感じさせられた。」

最後に一人だけ浮きっぱなしのアホの漫画家が捨てゼリフを残した。

江川:「石原慎太郎は若い頃『太陽の季節』のようなクダラン作品を書いていながら、歳をとると特攻隊の映画なんか作るんだよな」。

「ああは成りたくないものだ」。

そこで思わずテレビに向かって突っ込みを入れた。

「心配しなさんな、漫画家さん。 なろうと思ってもなれませんヨ」。

芥川賞作家に国会議員、大臣、そして東京都知事にして現役作家。

江川さん! 無理ですよ。

 

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