狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄県、土地利用規制見直し要求 政府に意見書提出

2024-02-08 12:37:23 | 政治

 

 

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沖縄県、土地利用規制見直し要求 政府に意見書提出

 
林芳正官房長官(写真左)に要望書を手渡す玉城デニー知事=1月28日、那覇市の県庁、川瀬裕也

安全保障上重要な施設周辺の土地利用などを規制する、いわゆる「重要土地等調査法(土地規制法)」の「特別注視区域」に、政府が新たに沖縄県北谷町と嘉手納町の全域を候補としていることに対して、県が見直しを求めたことが分かった。1月28日に林芳正内閣官房長官が来沖した際、玉城デニー知事が手渡した要望書と、31日に県が内閣府に提出した意見書の中で明らかとなった。
(沖縄支局・川瀬裕也)

玉城知事「県民が強く反対」

規制強化求める声と逆行

林官房長官は28日、就任後初めて沖縄を訪問し玉城知事と会談した。その際玉城氏は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の危険性の除去や名護市辺野古への基地移設断念など15項目を求める要望書を手渡した。

要望書の15番目の項目「安保関連3文書の改訂に伴う自衛隊の配備及び運用並びに重要土地等調査法の運用について」では、県内での土地規制法の運用を「真に最小限度のものとすること」を求めた。

政府は2021年6月、外国人の土地買収などを規制するため、自衛隊基地や原子力発電所など、安保上重要な施設の周辺や国境離島などの土地利用を規制するため、土地規制法を成立させた。昨年12月には区域指定第4弾の候補として県内の米軍・自衛隊施設を含む21市町村31カ所を、一定以上の面積の土地を売買する際、事前の届け出が必要となる特別注視区域として選定。これにより北谷町と嘉手納町は米軍基地を除くほぼ全域が対象区域となった。

これに対し県は31日、指定の見直しなど5項目を求めた意見書を内閣府に提出した。北谷町や嘉手納町の「経済活動に支障が出る可能性」や、「更なる基地負担の増加」が懸念されるなどとして、基地関連施設の中でも、娯楽施設や防衛機能に該当しない施設周辺も一括して特別注視区域にせず、区域を分けて再検討することなどを求めている。

これらを踏まえ玉城氏は、「県民からは強い反対意見がある」としている。一方で、昨年2月に中国人女性が伊是名村の屋那覇島を購入したとしてSNSに動画を投稿した後、規制強化を訴える声が県内各地であがった。

保守系シンクタンク・日本沖縄政策研究フォーラムの仲村覚理事長はこの件について、「島を購入した人が善良な人であっても、有事の際は中国共産党が自由に(島を)使うことができる」と警鐘を鳴らしていた。嘉手納空軍基地から直線で約60㌔の距離にある屋那覇島をもし中国が軍事拠点化した場合、そのリスクは計り知れないものとなるため、県内の土地利用について安保上の懸念が強まっていた。

こうした声を受け、昨年5月に県内39カ所が選ばれたものの、県は翌6月に意見を提出しており、今回初めて見直し要求に踏み切った。土地規制強化を求める県民の声があるにもかかわらず、これに逆行する形で、政府に見直しを求める県の姿勢は一方的だとの批判は免れないだろう。

沖縄県、土地利用規制見直し要求 政府に意見書提出

 
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「吉田茂という病」=売国奴?

2024-02-08 05:01:55 | 政治

 

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■狼魔人日記・文藝コーナー■(毎日三首紹介します)

富原盛安(82歳・南城市)

これは平成22年から令和4年まで「の生活の中で見て聞いて感じた事をメモのつもりで三十一文字にまとめたものです。 一つでもこれはとこれはと思われるものがありましたら幸いです。令和五年一月  

幼き子バスに残され命断つ誰が悪いか何悪いか

エリザベスブリテンの星この世去る難しき国は型とどめるか

カマキリの生活の場の蜜柑木を深く枝切り彼はウロウロ

 

            ★

 

夕刊フジに「吉田茂という病」を載せています。 現在、5日(月)から9日(金)まで、夕刊フジで「吉田茂という病」のシリーズを 載せています。

5日(月)第1回は「第9条の間違った解釈を定着させた」というものです。

憲法9条は芦田修正によって自衛のためには戦力をもちうると解釈できるものに変わ り、それを占領軍は受け入れて、そのために第66条に「国務大臣は文民でなければ ならない」を入れさせたことを、吉田は十分知りながら、日本を戦力をもたないで平 和を維持する国にしたいというマッカーサーの個人的希望を忖度して、占領下で自衛 のためにも戦力は持ちえないという解釈をし、それを占領解除後も首相の座に座り続 け、主権回復後もその解釈を維持し、結局第9条の間違った解釈を戦後の日本に定着 させたというものです。

6日(火)は、日米安保条約を締結するとき、ダレスが、武器や弾薬は提供するから 経済的負担は考えなくてよいというダレスの再軍備の要請を拒否して、日本を防衛す る義務の規定がなく、あたかも日本全土を1つの米軍基地かのうに扱う徹底して不平 等な日米安保条約を無抵抗に受け入れたことを書きました。

そして吉田はさすがにま ずい条約を結んだと思ったのか、その後、条約締結のためにサンフランシスコに行き たくないと言い出し、昭和天皇の叱責を受けたことを書きました。この日米安保条約 はその後、岸内閣によって少しは改善されましたが、結局、戦後日本の「吉田茂とい う病」の骨格の1つとなっています。 どうぞ、ご関心ある方は、7日、8日、9日は、夕刊フジで直接読んでください。

杉原誠四郎「吉田茂という病」 〝憲法9条の間違った解釈を定着〟させた吉田茂元首相 マッカーサーに忖度「戦後レジーム」の柱に…今の日本を苦しめる病

zakzak by夕刊フジ / 2024年2月6日 6時30分

写真写真を拡大する

安倍元首相(夕刊フジ)

 

もし、主権回復後、鳩山一郎などに首相の座を渡していれば、9条の解釈は独立国家にふさわしい本来の解釈になっていた可能性がある。ところが、吉田は首相の座に居座り、そうなる機会を生かさず、9条の間違った解釈を日本に定着させたのだ。

それが「戦後レジーム」の1つの柱となって、今の日本を苦しめているのである。 (敬称略)

2022(令和4)年7月8日に凶弾に倒れた安倍晋三元首相は生前、しきりに「戦後レジームからの脱却」を唱えていた。「戦後レジーム」とは、戦後の日本で、占領解除、主権回復時に首相を務めた吉田茂が、占領政策を継承してつくった日本の病、つまり「吉田茂という病」のことだ。

戦後の日本の歪(ゆが)みの原点は、GHQ(連合国軍最高司令部)の占領政策にあるというのは多くの読者も賛同するところであろう。

最高司令官のダグラス・マッカーサー元帥は1951(昭和26)年4月11日、ハリー・トルーマン大統領によって解任された。マッカーサーは帰国後の同年5月、米上院軍事外交合同委員会の聴聞会で、日本は主権を回復すれば、占領軍の占領政策を直ちに日本の歴史や文化や文明に合うように修正していくであろう、と述べた。

ところが、当時の吉田は「占領政策の見直し」をしなかった。そればかりか、占領政策をさらに悪くする方向で継承した。

その典型例が、憲法9条の解釈だ。9条は確かに帝国議会に提案された時点では、自衛のためにも「戦力」は持てないものだった。だが、帝国議会の審議過程で、いわゆる「芦田修正」によって、自衛のためには「戦力」を持てると解釈できるものに変わった。占領軍はそれを認め、そのかわりに66条で、軍人がそのまま国務大臣になってはならないという文民条項を加えさせたのだ。

吉田はそのことを知りながら、マッカーサーの「日本を非武装の国にしたい」という個人的意向を忖度(そんたく)して、占領下で自衛のためにも「戦力」は持てないという解釈に固執した。そして、吉田は主権回復後も首相を続け、その解釈を戦後日本に固めてしまった。

もし、主権回復後、鳩山一郎などに首相の座を渡していれば、9条の解釈は独立国家にふさわしい本来の解釈になっていた可能性がある。ところが、吉田は首相の座に居座り、そうなる機会を生かさず、9条の間違った解釈を日本に定着させたのだ。

それが「戦後レジーム」の1つの柱となって、今の日本を苦しめているのである。 (敬称略)

■杉原誠四郎(すぎはら・せいしろう) 教育研究家、日本近現代史研究家。1941年、広島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。城西大学教授、武蔵野大学教授を務めた。新しい歴史教科書をつくる会顧問。著書・共著に『外務省の罪を問う』『保守の使命』『吉田茂という反省』『続・吉田茂という病』(いずれも自由社)など多数。

【おまけ】

■沖縄戦後史を歪めた

マッカーサーの大ウソ

 

【#20 対談】サンフランシスコ講和条約と憲法について語る (Vol.7 格闘王・前田日明の主張と魅力! ザ・エキスパート第3回目のゲスト)

■売国奴吉田茂と白洲次郎

格闘家王で希代の読書家として知られる前田日明が、サンフランシスコ講和条約の締結者、吉田茂首相の事を「売国奴」と罵倒した。

前田はその著書『日本人はもっと幸せになっていいはずだ』の中で次のように続ける。

𠮷田茂の権力欲が日本を腐らせたのだ。なにより吉田が最悪なのは、対米従属こそが上手な生き方なのだ、と言う最低の因習を日本の官僚や政治家たちに残したことだろう。アメリカの意のままになることが最も賢い方法だと範を日本の政財界に残していった最悪最低の男が吉田茂なのである。

 

ところが大多数の国民は、「売国奴」とは真逆の印象を持つ。

𠮷田茂と言えば、優れた政治感覚と強いリーダーシップで戦後の混乱期に得意の英語でGHQと渡り合い日本を盛り立て、戦後日本の礎を築いた名宰相、という印象を持つだろう。

そんな吉田を再び、名宰相化しようという動きが起こっている。

昨年(2020)5月テレビ東京系列で吉田茂を主人公にしたドラマが作られた。 タイトルは「アメリカに負けなかった男」だそうだ。 同じ年の12月には吉田茂と白洲次郎をW主人公にした映画『日本独立』が公開された。キャッチコピー「戦争に負けてもこの国は誰にも渡さないーー」というから開いた口が塞がらない。本当に繰り返し、繰り返し、よくもまあ、こんなデタラメをつづけられるものあと感心する。

戦後のどさくさにの中で、吉田のように対米従属の種を撒いた日本人やメディアが、日本の独立を妨げているのだ。

 

 
 
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