狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

トリュフを食べて飢餓を論じる 「拉致」はどうした!偽善のサミット

2008-07-10 09:13:57 | 県知事選

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愛読するメルマガの読者欄に面白いコメントがあった。


(読者の声1)新聞記事を見ると、政治家から主婦まで猫も杓子もエコエコと言い出し奇怪です。識者は当然環境問題を使った詐欺に気づき始めたと思います。
そこで詐欺の注意について。
 1.ウソは大きいほど大衆は騙されるといったのは、ゲッペルスでしたか。
  大きなウソは日常体験の延長ではないので大衆は理解できず騙される。
2.「大衆は連想をするが、推理は出来ない(ルボン)」。炭酸ガス、有害⇒パニック。
  科学の素養がないので、自分が常時酸素を吸い炭酸ガスを排出していることを知らない。
3.詐欺師の迷言:「ウソは突き通さないとウソにならない」。
  化けの皮がはがれると話題が変わり出すはず。(MC生)
(「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成20年7月8日)

昨日終幕した洞爺湖サミットのメインテーマ「地球温暖化詐欺」と皮肉る動画を前に紹介したが、洞爺湖サミットには「環境詐欺サミット」とまでは言わないまでも、どうしてもある種の胡散臭さをぬぐい得ない。

いくらエコがテーマだからといって、弊衣粗食(例えば食事はお粥に梅干とか)のサミットでは行き過ぎだろうが、

「食糧危機を論じながら豪華な食事」と非難するの、読者に最も訴えやすいオイシイネタだ。 

洞爺湖サミット:G8首脳、食糧の心配は口先だけ? [2008/07/09 09:57:01]
 主要8カ国(G8)首脳は8日、世界的な食糧危機を緩和するため「可能なすべての措置を取る」と発表した。しかし、彼らの食事は超豪華、省エネやエコとも程遠く、「偽善的」といわれても致し方ない状況だ。


 英紙フィナンシャル・タイムズが8日に報じたところによると、第34回主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)初日の7日、各国首脳が味わったメニューはホワイトアスパラガス、世界三大珍味の一つ・トリュフ、毛ガニなどを使った六つの美食コース料理だった。この日の夕食会のメニューはさらに豪華で、牛乳を飲ませて育てた子羊のロースト、和牛冷しゃぶ、大トロなど、8コース・18種の料理が供された


 同紙は「毎年開かれるサミットの中でも、今年のように貧困や気候変動に焦点を合わせた各首脳の“掛け声”と、各首脳が会議期間中に享受する“ぜいたくさ”の格差が大きいケースはまれだ」と指摘した。


 ガソリンを湯水のように使う各首脳の行動に対しても、批判の声が上がっている。ブラウン英首相は米プロ・バスケットボール・チームがよく利用する飛行機に乗って現地入りし、非難の的になった。問題の飛行機はブラウン首相一行を乗せるため、米ダラスから英ロンドンまで乗客を乗せずに運航されたため、「この原油高時代に膨大な量のガソリンを浪費した」と批判されているのだ。国際児童救護団体の「セイブ・ザ・チルドレン」関係者は「G8首脳は食糧危機で数百万人が貧困に追い込まれている現在の状況について、“否定的な影響を懸念する”と言いながら、その一方で豪華な食事をしており、非常に偽善的」と批判している。


朴用根(パク・ヨングン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

                      ◇

「トリュフ、毛ガニに舌鼓をうちながら食糧危機を案じる」。

うーん、料理もおいしそうだが、このフレーズもおいしい記事になる!

雪室冷房のメディアセンター エコ前面で他テーマかすむ? 7/8

300坪を超える広さの環境ショーケースでは日本の環境への取り組みや省エネ技術を紹介している(国際メディアセンターで岩崎哲撮影) 
 洞爺湖サミットを取材する世界各国から集まった報道陣のための国際メディアセンター(IMC)は、今サミットの主要テーマの一つである「環境」への配慮が随所に見られる。
 インフォメーションデスクや共用ワーキングスペース、記者会見場などが入る「ザ・メイン」は総工費三十億円(地代含めて五十億円)をかけて、今回のためだけに建設された。壁面は太陽光発電パネルや壁面緑化が施され、エアコンは雪室冷房といった具合だ。これは地下の雪室に七千トンの雪が貯蔵され、ダクトを通って、各フロアに涼風が供給される仕組みだ。

 IMC入り口には三百坪を超えるスペースに「環境ショーケース」が展開し、日本の環境への取り組みや省エネ技術を展示。また屋外では各自動車メーカーによるエコカーの試乗会が行われ、海外メディアへのアピールに余念がない。

 さらに記者に配られる「プレスキット」には、間伐材でボディ部分を作ったボールペン、繰り返し充電ができる電池などに加え、マイ箸や風呂敷といった日本的なものが用意された。

 しかし、これでもかといった“環境攻め”の中に身を置いていると、まるで日本の関心が環境にしかないような印象を与えることも確か。環境は主要テーマの一つではあるが、ほかにも食糧危機や原油高騰、アフリカ開発、そして日本国民の関心の高い北朝鮮の核開発や日本人拉致など、今回のサミットでは重要課題が目白押しだ。

 これらの資料を探し歩いてみた。ようやく一階から二階へ向かう階段の裏にラックが並べてあり、「めぐみ」のDVDなど拉致関連の資料を“発見”した。ほかに「テロのない世界をつくるために」「国連安保理改革と日本の常任理事国入り」「経済改革の基本方針2008」などのパンフが置いてあるものの、積極的に知らせようとの姿勢は皆無に近い。一方は三百坪、他方はラックだけ。この違いを日本政府の関心の度合いと見られても仕方がない。

(国際メディアセンター・岩崎 哲)

                       ◇

>これでもかといった“環境攻め”の中に身を置いていると、まるで日本の関心が環境にしかないような印象を与えることも確か。環境は主要テーマの一つではあるが、

詳しいコスト計算は承知していないが、要は、目的のためには手段を選ばぬという日本のお役所の特質が出てしまったのではないか。

「健康のためには命もいらない」とか「再生紙使用のためにはコストを度外視」とか・・・。

 

>ようやく一階から二階へ向かう階段の裏にラックが並べてあり、「めぐみ」のDVDなど拉致関連の資料を“発見”した。ほかに「テロのない世界をつくるために」「国連安保理改革と日本の常任理事国入り」「経済改革の基本方針2008」などのパンフが置いてあるものの、積極的に知らせようとの姿勢は皆無に近い。一方は三百坪、他方はラックだけ。この違いを日本政府の関心の度合いと見られても仕方がない。

アメリカは北朝鮮の「テロ国家指定解除」に向かって一目散の状態だが、肝心の日本政府の関心度合いがこの程度では、アメリカの「心変わり」にとやかく言う資格はない。

何の罪もない自国民が他国の工作員に「誘拐され」現在も監禁状態にある、・・・これに対して何もすることが出来ない日本はもはや国家の体をなしていない。

そもそも「拉致」とは、辞書を見ると「無理やりに連れて行くこと 」とあり、日常生活でも行きたくないニ次会に拉致された(無理やり連れていかれた)といった使い方をされる。 つまり犯罪的要素がきはくなのである。

ちょっと前までは「北朝鮮」ということも出来ず、わざわざ「朝鮮民主主義人民共和国」と長ったらしく言わなければならないほど、北に遠慮をしていた。

その北への遠慮の結果が、明らかな「国家的誘拐」と断言することを避けて「拉致」というあいまいな日本語にしたと想像される。

北朝鮮の国家的犯罪であるAbductionを「拉致」なんてあいまいな言葉で言い換えてはいけない。

「拉致」が定着してしまったというのなら、「拉致・北朝鮮の国家的誘拐」と言葉を続ければ、国際世論への訴えも分かりやすくなる。

自国民の「拉致・国家的誘拐」を解決できずに、何が「地球温暖化」か!

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