正さん日記

世の中思いにつれて

相撲は照ノ富士が2連覇で6回目、野球はヤクルトが20年ぶり6回目の日本一に

2021-11-28 12:39:18 | スポーツ

昨日は、メジャースポーツで2つの優勝が決まった。

 大相撲九州場所結びで、これまで全勝の横綱照ノ富士と、1敗の帰り入幕西15枚目阿炎との優勝を掛けた取り組みで、立ち合い鋭くたった阿炎が照ノ富士を土俵際まで押し立てたが、ここで堪えた照ノ富士が逆襲、押し倒しで阿炎を土俵に這わせ、千秋楽を待たず6回目の優勝を成し遂げた。

 照ノ富士は今日千秋楽結びで大関貴景勝に勝てば、初めての全勝優勝で場所を締めくくる。照ノ富士は新横綱の先場所に続き2場所の連続優勝となり、1962年初場所の大鵬以来5人目の快挙だ。

 今場所は、白鵬は引退して初めての場所で、一人横綱となった照ノ富士の1強ぶりが際立った。

 優勝インタービュで、照ノ富士が横綱の心構えとして「立ち合い、受けて立つことに努めた」と語ったが、これぞ横綱の心構えと感心した。「関連:9月28日

 

 夜は、日本シリーズ6戦目が、ほっともっとフィールド神戸で行われ、3勝2敗で優勝に王手をかけていたヤクルトが延長11回2-1で勝って20年ぶり6度目の日本一に輝いた。

 この試合、オリックスは絶対的エースの山本由伸、ヤクルトは高梨裕稔の両先発で試合開始。ヤクルトが5回、1番塩見泰隆が三遊間を破るタイムリーヒット1点を先取した。

 しかし、オリックスもすぐさま反撃に転じ、5回裏、1番福田周平の三塁の頭を越える安打で同点とし試合を振り出しに戻した。

 その後はオリックスは、山本が抜群の安定感で9回まで続投、ヤクルトも2番手アルバート・スアレス、3番手でセットアッパーの清水昇が8,9回を投げ双方譲らず今シリーズ初の延長戦に突入した

 1-1のまま迎えた延長12回、ヤクルトは2死から1番塩見泰隆が三遊間を破る安打で出塁。続く代打川端慎吾の打席でパスボールにより走者が二塁へ進み、川端はフルカウントからショートの頭を越えるタイムリーヒットを放ち土壇場でヤクルトが勝ち越しに成功した。

 ヤクルトは、12回裏も10回途中からマウンドに上った守護神スコット・マクガフが続投。走者は出したものの最後も無失点で締め、大熱戦の続いたシリーズに終止符を打った。

 両チームは、2回戦でヤクルトが2-0で勝利した試合以外の5試合は総て1点差の伯仲した試合だった。

 投打とも、主力が同じような実力の持ち主で、試合はそのまま実力どおり展開されたが、ヤクルトがやや優ったか結果は4勝2敗でヤクルトの勝利となった。

 この10年、日本シリーズを制し日本一となったのは、ソフトバンク6回、楽天1回、日本ハム1回、巨人1回とソフトバンクが圧倒、セリーグは巨人の1回のみだったが、今季は9年ぶりにセリーグのヤクルトが覇者となった。「関連:10月28日

 

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