正さん日記

世の中思いにつれて

新型コロナ、日本の感染状況の好転続く。ウイルスの自然消滅説浮上も、残る疑心暗鬼

2021-11-07 11:30:14 | 政治

 新型コロナウイルス感染状況は、欧州が感染再拡大の事態にある中にあって、日本はここずっと全国で1日200人台と極めて良好な状態を続けている。

 多くの専門家は、欧州の状況はこれから寒い冬を迎える日本にとって「いずれは我が身」になる可能性は否定できないと警告を鳴らしている。

 また、政府は外国人の入国について、一定の条件付きながら緩和に向かって舵を切ったが、欧州だけでなく、依然として世界では感染拡大が続く中で、タイミングとして如何かと懸念の声もある。

 欧州の状況は、主要国のドイツが悪く、フランス、イタリアはそれでも何とか拡大を抑えているとのことだ。

 仏伊は高いワクチン接種率に加えて、フランスの場合は接種や陰性を証明する「ワクチンパスボート」が効果をあげているようだ。

 また、イタリアでは10月に労働者の「ワクチンパスボート」の所持が義務付けられた

 ドイツでも飲食店に提示する必要があるが余り厳格に行われていないようだ。

 この他の欧州諸国や、ロシア、旧ソ連諸国などは、まだワクチン接種が進んでいない国が多く、感染拡大を抑えることができていない。

 このような世界の感染拡大状況にあって、何故、日本の状況が好転しているのか。理由はいろいろあるが、何と言ってもワクチン接種が進んだこと。3蜜回避、マスク、消毒、検温などが今のところ「常習化」していることが大きな要因とされている。

 一方、日本では、ウイルスが自然消滅したのではないかという仮説も信ぴょう性を帯びてきたようだ。

 これに関わり2つのニュースが注目されている。1つは国立遺伝学研究所などがまとめた研究結果。第5波が収束したのはウイルスの変異を修復する酵素「nsp14」が変化したためで、担当した研究者は「修復が追いつかず死滅したのではないか」と指摘している。

 もう1つはニューヨーク大の見解で、ウイルスが変異を起こし過ぎると感染力と複製力が低下すると予想、ウイルスは今後も感染拡大を繰り返し、最終的に普通の風邪のような状態になると推測している。

 端的に言うと、新型コロナウイルスのコピー能力が無くなったとする見方だが、これが、死滅したまま、最早自然界に出てこないのか。或いは、一定の条件の下で再度浮上してくるのかは分からない。

 いずれにしても、もしもウイルスの自然消滅説が正しければ、これほど喜ばしいことはない。しかし、世界の状態をみると、日本でもまだまだ再拡大の可能性が残っているのではないのかとの危惧は払拭できない。「関連:11月6日

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