正さん日記

世の中思いにつれて

ウクライナ訪問、岸田首相の土産「必勝しゃもじ」は平和ボケの表れ

2023-03-25 10:45:28 | 旅行写真

 岸田文雄首相がウクライナへ電撃訪問してゼレンスキー大統領と会談したことは、野党も好意的に評価したようだ。

 確かに、G7の首脳で行っていなかったのが岸田氏だけだったので、5月に広島で行われるG7首脳会議の議長としても格好がつかなかったが、何とか使命を果たした感じだ。

 日本の立場では、アメリカはじめ他のG7諸国が戦車や砲弾などの武器を供給しているのに対し、発電機やヘルメットなどの非軍需品を提供していることは理解されているものと思う。

 また、ウクライナ支援については、大方が、欧米諸国が行っている中で、アジアの一員としての日本がそれに参加していることは、ウクライナに対しても、敵国のロシアに対してもかなりの影響力がある。

 率直に言って、昨年2月にロシアがウクライナ侵攻を行った後、岸田内閣がかなりスピーティにウクライナを支援し、ロシアを批判していることは評価される。

 岸田首相が、ロシアの侵攻に対し、意識的に「侵略」と言っているが、的を得ているものと思う。

 その岸田氏が、ウクライナ訪問の際、ゼレンスキー大統領に、地元広島の縁起物の「必勝しゃもじ」を土産に渡したことが物議を醸している。

 受験、スポーツ、選挙など「平時における『必勝』」を目指して縁起物としてしゃもじが使われているが、それを悲惨な戦争に勝つ「必勝」に用いてよいものなのか。戦争には「必勝」という言葉自体が不似合いであり、非常識のそしりは免れない。

 保守勢力は、リベラルに「平和ボケ」と詰っているが、岸田首相の「必勝しゃもじ」の土産こそ、「平和ボケ」の象徴の表れではなかろうか。「関連:3月23日

 

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旧統一教会、韓国の会合で安倍元首相を追悼。トランプ氏がビデオメッセージ

2022-08-13 10:09:36 | 旅行写真

 8月12日、韓国で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の大規模な会合が行われ、その中で会場に献花台が置かれ故安倍晋三元首相を追悼した。

 会場のホテル内には1000以上の座席が用意され、各国の要人が座る席にはそれぞれの国旗が置かれていて、集会の規模の大きさが伺われた。

 独特なセレモニーが行われる中、開始から約40分が経過すると、安倍元首相がモニターに映し出された。

 献花台に参加者たちが花を置き、安倍元首相を追悼した。参加国、要人などは明らかではないが、アメリカのポンペオ前国務長官の姿が確認された。

 アメリカのトランプ前大統領がビデオメッセージを寄せ、韓鶴子総裁と夫の故文鮮明氏に感謝の言葉を述べ、安倍元首相に対しては「良き友人、偉大な人物で、多くの人に惜しまれるだろう。深い哀悼の意を表する」と悼んだ。

 今まで、旧統一教会の大規模会合が合同結婚式以外話題になったことはないので、同教会と安倍氏や、トランプ氏との関係は分からなかったが、今回のような親密度を見ると従来から相当深い関係だったことが想定される。

 トランプ氏が大統領就任前から、安倍氏がいち早く訪米し同氏と会談したことや、その後の親密関係は若しかしたら旧統一教会が介在していたのではないかと思わせる。

 また、旧統一教会とアメリカのキリスト敦プロテスタント福音派と密接な関係があり、トランプ氏の岩盤支持者は実はアメリカ人口の約40%を占めるプロテスタントが担っていることが伺われる。

 そう考えると、安倍元首相と旧統一教会との結びつきも選挙に絡んでいたのではないかと想定する。

 今回、旧統一教会が韓国で大々的に行った追悼式によって、いみじくも安倍元首相と旧統一教会との深い関係がさらに浮き彫りにされ、ますます国葬との違和感が深まった。「関連:8月12日

 

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社民党が分裂、伝統政党の名を残せるか。苦難の道は必定

2020-11-15 10:42:32 | 旅行写真

 歴史を誇る社民党が分裂した。現在、社民党の衆参議員は4名だが、社民党に残るのは党首の福島瑞穂参議員1人で、吉田忠智幹事長(参議員)と照屋寛徳氏、吉川元氏の2人の衆議員は立憲民主党に移籍する可能性が高い。

 政党助成金で「政党」として認められるのが、国会議員5人以上か、国会議員1人で且つ次期国政選挙の投票数で総計の2%以上の得票獲得になっており、現在、社民党は得票数2%ぎりぎりで認められているため、次回選挙でこれが達成できないと、政党としての体を成さない形になる。

 社民党に対しては、組織内議員を要することと、伝統的に社民党を支持している自治労、日教組、私鉄総連などの労働組合が選挙の場合の原動力になるが、自治労の組織内議員の吉田氏が抜けることになると、組合の支持が得られなくなり、2%の確保が困難になる可能性がある。

 社民党のもう一つの支持母体は、昔からある地方の組織だが、段々、高齢化が進み、数が減少し、活動力も弱まっている。

 また、社民党から当時の民主党へ移籍する議員が多かったため、地方の組織も民主党と社民党に分裂、この事態は今回の社民党の分裂と同じ形だった。

 ただ、今回の分裂については、伝統的な地方の支持者が、社民党を解党し、総てが立憲民主党に鞍替えすることを拒んだことも大きく影響している。

 何と言っても、自民党とともに55年体制の一方の旗頭社会党の後継である社民党の熱烈な支持者は、日本における社民運動の旗印を失いたくないという思いが強い。

 一時は、自民党とともに当時の党首の村山富市氏を担いで政権を握ったこともある伝統政党の名を消したくないという思いは理解できる。

 しかし、現実は厳しく、社民党の再興は夢物語になりつつある。自民党の暴走を抑えるためには、野党の結集は必要だし、小異を捨てて大同に就くという観点や、議員自身の生き残りを図るためにも社民党の解党はやむを得ないという考え方も否定できない。

 欧州においても社民運動は、停滞しているが、それでも政権を握っている国や、一方の旗頭になっている国も多い。

 この際は、たった一人残った福島氏の社民党が、どれだけ「どっこい生きている」という結果を出せるのか。見守るしかない。

 

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長崎も75回目の原爆犠牲者慰霊式。田上市長が核兵器廃絶につき懸命な訴え

2020-08-09 10:12:31 | 旅行写真

 8月6日の広島に続いて、今日9日、長崎はアメリカにより2個目の原爆を落とされ7万人もの市民が犠牲になってから75回目の原爆の日を迎えた。

 75年前の8月9日午前11時2分、アメリカのB29が飛来、高度9000mから原爆を投下、地上500mで爆発、10秒で中心地近くが壊滅した。

 爆心地に近い長崎市松山町の平和公園では、長崎原爆犠牲者を慰霊する平和祈念式典が開かれ、新型コロナウイルス感染を避けるため、被爆者や遺族らは例年の10分の1ほどになる約500人が参列した。

 原爆投下時刻の午前11時2分、全員で1分間黙とうし、鎮魂と平和への思いを新たにした。当市でもサイレンが鳴らされ、黙とうをした。

 「長崎平和宣言」で田上富久・長崎市長は、世界の一人一人が共通の意識を持って核の無い世界を作ること。日本政府は、核兵器禁止条約に参加すること」などを訴えた。

 安倍晋三首相は、広島と同じく「核兵器を無くすため、リーダーシップを発揮する」と述べたが、「核兵器禁止条約」については今回も一言も触れなかった。

 10年前は、広島式典にアメリカのオバマ米大統領が参列したが、長崎には来なかったものの、オバマ大統領の核削減の意欲に大きな期待が掛けられた。

 しかし、それから10年、国連で採択された「核兵器禁止条約」に82カ国が参加したが、日本は参加せず、アメリカ、ロシアの大量核兵器保有国の核兵器削減はむしろ後退しているのが実情だ。

 昨年は、フランシスコローマ教王が長崎を訪問、核兵器廃絶を訴えたが、世界にどの程度のインパクトを与えたのか訝しい。

 広島、長崎では、被爆経験者の平均年齢は83歳を超え、悲惨な経験を語り継ぐ人の数は年々細るばかりになっている。

 現状、世界の核兵器は、米ロなどの9カ国で約1万4500発保有しており、万が一これを使用すれば世界は完全に破滅する。

 しかし、無知と言うか無謀と言うか、主要国の指導者の中で、高性能原爆、小型原爆によって特定地域を攻撃することまで議論しているのが実態だ。

 このように、とんでもない考え方を捨て切れない指導者を諫める役を、核廃棄について本当に世界をリードしていく気があるのなら、安倍首相はじめ日本の政治家は買って出なければならない。「関連:2010年8月9日

 

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リニア新幹線、イージス・アショアは綿密な計画を施したか

2020-06-30 11:15:13 | 旅行写真

 26日、リニア新幹線が通る南アルプストンネル(全長25K、内静岡工区8・9K)発掘について、認可権限を持つ川勝平太静岡県知事と、JR東海の金子慎社長との初の会談が行われたが、結論としては「会ったことが1つの前進」で、発掘作業については一歩も前に進まなかった。

 静岡県側は、トンネル発掘により大井川に流れる水脈が途絶え、周辺60万人の生活、産業に直結する死活問題だと訴えているのに対し、JR東海側は2027年の開業に間に合わないという一点張りの主張だったようだ。

 川勝知事は、リニアは国策だと言うが、大井川の保全も国策だと一歩も譲らない。県民60万人を守る知事として当然の主張だろう。

 開業まであと7年だと言うのに、今頃になっても根本的なトンネル工事で計画がストップ状態になっているのは、突き詰めて言えば初期段階での計画の杜撰さが原因になっている。

 

 杜撰な計画といえば、先に河野太郎防衛相が「プロセスの停止」を表明した地上ミサイル迎撃装置イージス・アショア」についても同じことが言える。

 「イージス・アショア」は所謂首相案件で、安倍晋三首相がトランプ米大統領から直々の要請を受けて導入することになったと言われている。

 陸上自衛隊新屋(あらや)演習場が東日本で唯一の適地だとした防衛省の報告書のデータに、複数の誤りが見つかった。

 防衛省は地元の要望を受け、他に候補地がないか、青森、秋田、山形3県の国有地計19カ所を調べた。

 いずれも配備に適さないと結論づけたが、このうち9カ所を不適とした理由が、弾道ミサイルを探知・追尾するレーダーを遮る山が周囲にあるというものだった。

 ところが、山頂を見上げた角度にあたる「仰角」が、いずれも実際より大きく記載されていた。秋田県男鹿市の国有地の場合、西に位置する山に対する仰角は15度とされていたが、実際は4度しかなかった。

 つまり、配備先について、新屋演習場ありきを意図し、他については適さないことを立証するためウソの調査結果を報告していた。

 結果的には、東の新屋演習場とともに、西の配備予定地だった山口県岩国基地についても、今回の導入プロセス停止を受けて白紙撤回された。

 イージス・アショアについては、元々、北朝鮮の新型ミサイルを迎撃できる能力があるのか。本当は、アメリカを守るための配置ではないのかといった疑念があった、

 政府は、1基1260億円の本体費用や教育訓練費、維持管理費を含め4504億円を見積もっていた。

 うち1787億円は契約済みで、イージス・システム情報の取得費など125億円は既に米国に支払いを終えている。

 杜撰な計画によって、日本は莫大な損失を被る可能性が高い。「関連:6月27日」「関連:6月28日

 

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白鵬が43回目の優勝、朝乃山は大関を標準に

2019-11-25 15:59:10 | 旅行写真

 福岡国際センターで行われた大相撲九州場所は昨日千秋楽を迎え、横綱白鵬が14日目に関脇御嶽海に勝って43回目の優勝を果たした。

 殊勲賞に前頭筆頭大栄翔、敢闘賞は前頭10枚目正代、技能賞は小結朝乃山が獲得した。

 九州場所は、横綱鶴竜、大関豪栄道、高安、関脇栃ノ心らが休場、役者不足の場所となった。

 その中で白鵬が休場明けながら43回目の優勝をしたが、連日、張り手や、かち上げなど連発する荒っぽい取り口で、いつもながらだが余り感じが良くなかった。

 相手は、横綱に張り手などは使うことを遠慮するので、最初からハンディを背負っているようなもので、勝つのは当たり前と思ってしまう。

 43回の前人未到の成績を上げている白鵬だが、大横綱の名が泣く振る舞いは、千秋楽の大関貴景勝との奇抜な立ち合いでも見せた。性格は治らないか。

 今場所は、小結朝乃山が大関昇進のきっかけになる11勝を上げたが、あと1勝欲しかった。前場所優勝の関脇御嶽海は6勝止まりで、来場所は長く続いた三役から陥落する。

 高安は、途中休場で負け越して大関陥落、元大関栃ノ心は、平幕に転落する。

 西前頭6枚目の超小兵炎鵬は連日健闘、千秋楽、殊勲賞の強敵大栄翔を投げて勝ち越し、来場所はさらに上位に上がる。横綱、大関に当たる来場所の炎鵬がますます楽しみになる。「関連:9月23日

 

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渋野日向子、全英オープン女子でV、メジャー優勝は42年ぶりの快挙

2019-08-05 14:37:45 | 旅行写真

 

 イギリスのミルトンキーンズ・ウォバーンGCで行われた、ゴルフの全英女子オープンの最終日、日本の渋野日向子(20 RSK山陽放送)が通算18アンダーでメジャー初優勝。1977年に全米女子プロで優勝した樋口久子以来42ぶりとなる日本人史上2人目のメジャー制覇の快挙を成し遂げた。

 渋野は、単独首位で最終日を迎え、3番でダブルボギーを叩き5番終了時点で、5人が首位に並ぶ大混戦となった。

 しかし、渋野は粘り強く最終ホールにバーディーを奪い、17アンダーでホールアウトしていたリゼット・サラス(アメリカ)を1打差で突き放して優勝を決めた。

 日本では黄金世代と評される渋野は、昨年7月にプロテストに合格したばかり、世界559位で今年を迎え、日本ツアーで2勝してランキングを46位まで上げてきた。

 世界のメディアは、日本国外での大会に初めて出場した無名の渋野を「スマイリング・シンデレラ」として称賛、明るいキャラクターは、日本国内はもちろん、海外でもスター誕生としてゴルフファンに迎え入れた。

 

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瀬戸大也、史上初400個人メドレー3度目の金、五輪水泳初の代表内定

2019-07-29 12:45:16 | 旅行写真

 韓国光州で行われた2019年第18回世界水泳選手権大会は、昨日最終日を迎え、男子400メートル個人メドレー決勝で、瀬戸大也(25 ANA)が4分8秒95で2大会ぶりの金メダルに輝いた。

 これで、男子200メートル個メドレー優勝に加え2冠を達成し、東京五輪代表に内定した。

 400個メドレーの3度目の優勝は史上初。日本勢の同一大会2冠は03年大会の北島康介以来となった。

 予選で最大のライバルとみられた前回個人メドレー2冠のC・ケイリシュ(アメリカ)が姿を消し、ライバルの萩野公介もいない中で、決勝は一人旅を予告したが、結果は、自由形でアメリカの選手に追い込まれ、最後は薄氷を踏む感じで金となった。

 400個メドレーの3度目の金は、怪物と言われたフェルプス(アメリカ)らを超える快挙でもある。また、200メートルと400メートルの2冠は、史上6人目となった。

 女子400メートル個人メドレーでは、大橋悠依(23 イトマン東進)が4分32秒33で銅メダルを獲得。また、男女400メートルメドレーリレーで日本は五輪枠を確保した。

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武田JOC会長が辞任表明、任期までは務めることに批判

2019-03-20 15:55:14 | 旅行写真

 3月19日、日本オリンピック委員会会(JOC)の竹田恒和会長(71)が都内で行われた理事会で辞意を表明した。任期満了の6月末に退任する。

 併せて、JOC理事と国際オリンピック委員会(IOC)委員も辞することを表明した。JOCは東京五輪招致などに貢献した竹田氏について、名誉会長に据える検討も始める。

 2020年東京五輪の招致疑惑を巡り、フランス司法当局から贈賄容疑で捜査を受けており、IOCからも現職に止まることに対し、懸念が示されていた。

 武田氏が即座に辞めず、会長任期まで務めることについても批判の声は多い。辞任表明の理由についても「新しい人に新時代を切り開いて欲しいためだ」と、素直な言葉はなく、まるで、政治家が辞任する時のような人を馬鹿にした感じの言葉を使った。

 武田氏の辞意表明について、感想を聞かれたJOC関係者の言動も、スポーツマンとかけ離れた歯切れの悪い言葉ばかりだった。

 武田会長が、五輪招致のため2億2千万円もの金をロビー活動として費消したことについては、国会でも取り上げられたが、その後、うやむやになっていたところを、フランス司法当局から蒸し返された。

 フランス司法当局は、起訴する準備を進めているが、このため、武田会長は身柄拘束を恐れ、IOC会議への出席はもとより、海外のどこへも行けない状態に置かれている。

 東京五輪まで、500日を切ったのに、辞任表明が遅すぎたし、しかも、任期満了まで止まるのは、五輪準備のためにも良いことではなく、潔さが無い。

 五輪誘致に、2億2千万円以上の金を使ったのでは、どう考えても賄賂だと疑われてもしょうがない。また、これだけの金を武田氏一人で動かせるはずがない。政治がらみでなければよいが。

 

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広島、ソフトバンクが先勝、両リーグCSファイナル始まる

2018-10-18 11:23:31 | 旅行写真

 昨晩から、プロ野球CSファイナルステージが、両リーグ同時に開幕した。NHKはBS第一で広島VS巨人、サブTで西武VSソフトバンク戦を同時放送した。

 セリーグの広島VS巨人は、6-1で広島が先勝、アドバンテージ1を加えて広島の2勝となった。一方パリーグは、ソフトバンクが、10-4で大勝、1勝1敗の五分に持ち込んだ。

 セリーグの覇者になりながら、2年連続CSで敗退、日本シリーズ出場を逃している広島は、初回、丸の内野ゴロの間に先制、4回裏には、鈴木の2ランと會澤の適時打でリードを広げた。

 さらに7回丸のソロホーマーで加点、投げては、先発大瀬良が6回1失点の好投、投打の主力の活躍で大事な初戦をものにした。敗れた巨人は、打線が5安打1得点と振るわなかった。

 こちらも、過去、CSでにがい思いをしているパ2位のソフトバンクは、今回は、下剋上をする立場で西武との第1戦、西武の先発エースの菊池は過去カモにしている左腕だ。

 ソフトバンクは、1点を追う4回表、川島、上林、グラシアルの3者連続適時打で一挙5点を奪い逆転、その後は7回に代打内川のヒット、続く代打長谷川勇の適時打が飛び出すなど、終わってみれば16安打で10得点を挙げた。

 敗れた西武は、先発菊池がレギュラーシーズン最終盤で、ソフトバンクに17連敗から初めて勝利し、苦手意識を覆したと思われたが、結局、元の木阿弥に戻って6失点と、やはり苦手から脱却できず背信した。

 これで5分5分の星となり、いよいよ、今日からの第2戦が本格勝負となりそうだ。「関連:10月16日

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