正さん日記

世の中思いにつれて

秋元容疑者、公判控え証人に偽証を依頼、買収工作の疑いで逮捕。前代未聞の事態に

2020-08-21 10:48:38 | 政治

 8月20日、東京地検特捜部は、カジノを含む統合型リゾート(IR)汚職を巡る証人買収事件で、贈賄側の被告に虚偽証言を依頼した疑いが強まったとして、衆院議員の秋元司容疑者(48)=収賄罪で起訴=を、組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の疑いで再び逮捕した。

 現職の国会議員が、自身の公判を控える中、保釈中に事件関係者への買収工作を行った疑いで逮捕に至ったことは、正に前代未聞の事態になった。

 逮捕容疑は、いずれも証人等買収容疑で逮捕された会社役員の佐藤文彦(50)、淡路明人(54)の両容疑者と共謀し、IR参入を目指していた中国企業「500ドットコム」元顧問の紺野昌彦被告(48)=贈賄罪で起訴、保釈中=に、公判で虚偽の証言をする報酬として、二度に分け総額3000万円の現金提供を持ちかけたとしている。

 秋元議員は2019年12月にIR汚職事件で逮捕され、起訴された後、2020年2月12日に保釈された。

 秋元議員は、IR担当の副大臣などを務めていた17~18年に計約760万円相当の賄賂を受け取ったとされ、贈賄側の紺野被告と、500ドットコム社元顧問の仲里勝憲被告(48)=贈賄罪で起訴=は現金提供を認めているというが、秋元議員は授受そのものを否定している。

 常識的に考えて、贈賄を認めている側に裁判の際、「国会で会ったことも無い」と証言して欲しいと頼むこと自体ナンセンスだ。

 本当に、偽証を依頼したとすると何とも世間知らずな行為であり、国会議員の資質の有無以前の問題である。

 また、買収金額が3000万円とは金額が大きい。その金を政治資金の中から出そうとしたのならこれはこれで大問題だ。

 秋元容疑者は、あくまでも贈収賄は無かったと突っ張ってはいるが、既に周りは固められていて、否定する根拠を見出せない。一日も早く議員を辞任して身を正した方がよい。「関連:2019年12月30日

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バイデン新大統領で、世界の... | トップ | バイデン氏、米大統領選挙に... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感です (退職オヤジ)
2020-08-23 03:38:20
議員をやっていると面の皮が厚くなるのか、面の皮の厚い人が議員になるのか、厚顔無恥は全く困ったモノです。

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事