後8時間半で平成から令和に代わる。NHKでは朝から平成時代の主な出来事について、特番で流している。
政治経済で、別に天皇の代が変わっても取り立てて変化がある分けではないと思うが、何かメデイアの伝え方で、明日起きて見ると世の中が変わるような気分になるから不思議だ。
日本独特の皇位継承と、改元はどれだけ世界に関心を持たれているのかよく分からないが、明日当たりのワールドニュースで、主要国の受け止め方はある程度分かるだろう。
ただ、それも国家レベルの話で、各国の一般国民がどの程度の関心を示すかと言えば、多分、高い関心を示すかについては期待薄だ、。
その辺は、同じ島国のイギリス王室に比べると、日本の皇室は、地域的、歴史的に言って、世界の関心事としては、残念ながら比べ物にならないような気がする。
その中で、一早く、アメリカのトランプ大統領が、天皇皇后両陛下に「感謝の意」を伝えてきたとの報道がある、トランプ夫妻が、以前、訪日した際に両陛下に面談したことへの謝意を示したとのことだ。
そのトランプ大統領は、令和に入った来月、国賓として訪日、新天皇が初めて面会する外国要人になるとのことだ。
言う向きには、日米安保の仲だから、最もふさわしいと言えばその通りとも思うが、通商問題で、日本に難題を持ちかけることも予測されているので、そのための表敬訪問にもなる。
トランプ大統領は、大相撲夏場所千秋楽の優勝力士に、総理大臣賞を渡したいと希望しているようだ。それも良いとは思うが、安倍晋三首相は余りトランプ大統領との蜜月ぶりを振りかざすと、どこで落とし穴が待っている分からない。
また、中国の習近平国家主席も、G20に合わせて、訪日することになりそうであり、その際は国賓として迎えることになるだろう。安倍首相は、皇室の代替わりを精いっぱい政治的に利用している感じだ。