正さん日記

世の中思いにつれて

大谷翔平、満票でア・リーグMVPを獲得、イチローに次ぐ日本人2人目

2021-11-19 12:46:57 | スポーツ

 大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(27)がアメリカン・リーグの最優秀選手(MVP)に満票で選出された。

 日本人選手がMVPに選ばれるのは、2001年にマリナーズのイチローに次ぐ2人目で、満票での受賞はア・リーグでは2014年のマイク・トラウト選手(エンゼルス)以来となった。

 MVPはレギュラーシーズンの成績を対象に、全米野球記者協会(BBWAA)の会員、30人の投票で決まるもので、大谷は今シーズン打者として46本塁打、100打点、三塁打は両リーグ最多タイの8本、26盗塁をマーク、投手としてもチーム最多9勝を挙げた。

 MVP制度が始まった1931年以降、満票で受賞した選手はア・リーグで10人、ナ・リーグでは8人と少なく、それだけ今季の大谷の活躍を評価するベテラン記者が多いことを示している。

 大谷は、ここまで、選手間投票で選ぶ「年間最優秀選手」と「アメリカン・リーグ最優秀野手」をダブル受賞、さらに、専門誌ベースボール・アメリカの「年間最優秀選手」、専門誌ベースボール・ダイジェストの「野手部門最優秀選手」、7年ぶりの選出となった「コミッショナー特別表彰」、老舗スポーツメディアサイト「スポーティング・ニュース」の「年間最優秀選手」、「シルバースラッガー賞」を受賞していて、これで“8冠”となった。

 大谷はさらに、メジャー版ベストナインにあたる「オールMLBチーム」(日本時間24日発表)でも、先発投手と指名打者の2部門で最終候補に選出されていて、史上初となる複数部門での受賞が期待されている。

  ア・リーグMVPの最終候補には大谷の他に、48本で史上最年少本塁打王のゲレーロJr.(22・ブルージェイズ)と二塁手としてメジャー歴代最多、45本塁打のセミエン選手(31・ブルージェイズ)が上げられていた。

 大谷は、15日に行われた日本記者クラブでの会見で、今季の活躍に対する数々の受賞を喜ぶとともに、既に、来季を見通しての意欲を示していた。

 今季の二刀流大谷の活躍は、118年に及ぶ大リーグの歴史の中でも特異なものだが、単に二刀流という希少価値だけでなく、投打にわたり高レベルの実績が伴ったものであり、一段と評価を高めた。

 その上で、欲を言えば、終盤までトップに立っていた本塁打王になって欲しかったこと。投手として、実質的には達していたと思われる10勝を逃したことだ。

 来季は、さらに二刀流に磨きをかけ、今季逃したタイトルに再度挑戦すること、その前提に怪我、病気にならないよういっそう健康管理に努めることを望みたい。「関連:10月4日

 

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