正さん日記

世の中思いにつれて

増税再延期、70%が支持、安倍内閣の支持率も上昇=共同通信調査

2016-05-30 16:46:10 | 政治

 共同通信社の世論調査によると安倍晋三内閣の支持率が上がって55%を越している。また、安部首相が目論んでいる来年4月に消費税を2%上げて10%にする法律の実施を再度2年半先の平成31年10月に延期することについては70%が賛成している。

 この分でいくと、安部首相が2度も増税延期をするという異例の政策変更について、その政治姿勢を批判するよりも、現実的に増税しなければしない方が助かるという国民の気持ちが表れている感じだ。

 従って、むしろこの際増税を延期する安倍首相の方策を支持し、参議院選挙に有利に働くかもしれないという妙な形になっている。

 増税延期については、先の党首討論で民進党の岡田克也代表が先んじて安倍首相に提案しているが、その岡田代表は、サミットを利用して増税延期を打ち出している安倍首相に対し、アベノミクスが失敗したために増税ができなくなったとして、サミットを利用したことと併せて批判、安倍内閣不信任案を提出する方針を示している。

 ただ、これが上手くやらないと安倍首相の増税延期に反対するように捉えられ、むしろ民進党など野党に国民の反発が出兼ねない。

 つまり安倍内閣不信任案は、国民が望む安倍首相の増税再延期について、野党が反対しているという構図になり兼ねず、安倍首相はその辺を頭にいれて巧妙な策を講じたのかもしれない。

 岡田代表は、増税先送りをすること自体アベノミクスの失敗を認めたことになると策を弄したが、安倍首相はこれを、サミットを使って世界経済のせいにして、自身の経済運営の失敗批判を交わし、国民の嫌がる増税の延期をして参議院選挙を有利に戦う態勢作りをした感じだ。

 このことから感じることは、安部首相も70%の国民も公約などはどうでもよく、自身の利害だけを求めるという日本の政治の脆弱性が露呈したことだ。「関連:5月29日

 

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安倍氏が強弁するリーマンショック前の経済情勢は自作自演の様相

2016-05-29 14:50:44 | 政治

 安倍晋三首相は伊勢志摩サミットで議長国の立場を利用し、現在の世界経済はリーマンショック前の状況に似ていると言い募ったが他の6首脳はこれを受け入れず、結局、伊勢志摩経済イニシアティブは、「経済的諸課題に共同で対処するため、国別の状況を考慮しつつ強固で持続可能なかつ均衡ある成長軌道を速やかに達成する」としている。

 この中には、どこにもリーマンショック前の厳しさと同じという表現はまったくない。ところが、安倍首相は自身が言っただけの見方を、あたかもG7首脳が容認したかのように改ざんして、これを前提に延伸している来年4月からの消費税増税をさらに2年間先延ばしすることにした。

 安部首相は、平成26年10月予定の消費税増税を延伸した際、平成29年4月には絶対2%引き上げると断言、万が一さらに引き上げを延伸する場合の条件は「世界の経済情勢がリーマンショック級の危機に陥った場合か、東日本大震災級の自然災害が発生した場合」の2点しかないと明言した。

 現状の日本経済の停滞から、来年4月には消費税増税を行う状況にないと判断した安倍首相は、自ら言ってきた再度延期する場合の条件である、世界経済はリーマンショック級の状況になっていると強弁しても、首脳宣言や伊勢志摩経済イニシアティブにはまったくそのような表現がないのだから、安部首相がかってに言っているだけに過ぎない。

 このようなサミットの名を借りた行為については、1つは、再び消費税を延伸するため。1つはアベノミクスの失敗を世界経済のせいにするため実に姑息な方便で、これではサミットの威信を失墜させることに繋がり、G7参加国だけでなく、国際社会から安倍首相のみならず、日本への不信感を募らせることになり兼ねない。「関連:5月28日

 

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オバマ大統領、被爆地で17分の所感、サミットで安倍氏と他首脳が世界経済の見方に違和感

2016-05-27 11:10:48 | 政治

 

 アメリカのオバマ大統領は5月27日、原爆投下国の現職大統領として初めて、被爆地・広島を訪問。広島平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花した。

 オバマ大統領は先ず公園内にある原爆資料館に入り10分ほど見学、原爆慰霊碑に献花黙祷した。そのあと原爆慰霊碑の前で「われわれは歴史を直視する責任を共有する」など所感を述べた。

 献花の際には被爆者らも招かれ、オバマ大統領と握手や言葉を交わした。オバマ大統領はその後、公園から原爆ドームを眺めたあと約50分の被爆地訪問を終え、車に乗って公園を後にした。

 オバマ大統領の所感は17分に及び、所感というよりも演説と言ってもよいものだったが、既定の方針として謝罪はなく、「核兵器のない世界に向けて努力する」というプラハ演説に比べ内容が乏しいという見方もある。

 まあ、大統領として残り任期は8カ月余りであり、現在の悪化している米ロ関係を考えると彼に多くを望むのは無理だろう。それよりも、唯一原爆を投下したアメリカの現職大統領が被爆地を初めて訪れたという事実が歴史的で有益だと見る方がよいだろう。

 オバマ大統領の広島訪問の前に閉幕した伊勢志摩サミットは、主要な課題として参加7カ国が世界経済の回復にそれぞれの国情に合わせて努力することを確認した。

 その中で、議長を務めた安倍首相が、世界経済の現状をリーマンショック前の状態に似ているという認識については、ドイツのメルケル首相はじめイギリスのキャメロン首相、フランスのオランド大統領などほとんどの首脳が認識を異にしていたようだ。

 つまり、安部首相1人が他の6首脳と異なった見方をしたが、議長の立場を思い計らって「世界経済は下方のリスク」という表現にしたようだ。

 安倍首相の思惑は、サミットの場を利用し、世界経済がリーマンショク級の厳しさになっているので、来年4月の消費税増税見送りを示唆したという見方がある。

 また、日本経済の落ち込みはアベノミクスの失敗ではなく、世界経済が厳しいからだと言い逃れにサミットを活用した可能性がある。

 このような安倍首相のG7を舞台にした姑息ともいうべきやり方については、国際社会からも批判があり、国内も野党だけではなく、与党、経済界等からの批判も噴出している。参議院選挙を控えて、今後紛争の火種になりつつある。(被爆者と抱き合うオバマ大統領)「関連:5月26日

 

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勢志摩サミット閉幕へ。関心はオバマ大統領の広島訪問に

2016-05-27 11:10:48 | 政治

 伊勢志摩サミットは今日が2日目、今日の会議にはインドネシアなど東南アジアの主要7ケ国首脳も入れて拡大会議が行われる。

 サミットは午後に掛けても続けられ、閉会後安倍晋三首相による首脳宣言が発表される。各国首脳は、今日の夜には日本を離れ帰国の途に就く。

 ただ、アメリカのオバマ大統領は帰国を前に安倍首相と帯同しアメリカの現職大統領として初めて広島を訪問、原爆死没者慰霊碑、原爆記念館などを訪れ、総ての戦争犠牲者に哀悼の念を示し、核兵器のない世界に向けて努力することを誓うとのことだ。

 また、演説は控えるが訪問した感想程度の所感を述べることになっているようだが、その中ではっきりした謝罪はしないとのことだ。ただ原爆記念館を見学することによってオバマ大統領がどのような印象を受け、それがどのようなに語られるのかに関心が持たれている。

 オバマ大統領にとって広島訪問はレガシー作りの一端とは言え、かつてプラハ演説によって核兵器のない世界を目指すことを述べたためにノーベル平和賞を授与したこともあり、大統領を辞めても続けて原爆廃止を言い続けて欲しいと望む声は多数に上る。

 さて、サミットでは、安部首相が現在の経済情勢をリーマンショック前に似ていると述べたものの、ドイツのメルケル首相からそれ程にはなっていないと反論された。

 しかしホスト国の安倍首相の顔を立てたのか、首脳宣言では世界経済は下方リスクが高まっていること、そのために財政出動を含め成長戦略などあらゆる手段を用いて回復に努めることが盛り込められた。

 また、中国の独断的な海洋進出に憂慮すること、核を保有する北朝鮮に自制を求めることなどが取り入れられた。

 ただ、経済問題について、実際にはG7各国の実情に即した最良の方策を用いることになるようだ。

 安倍首相がサミットの席で世界経済の現状をリーマンショック前に似ていると述べたことにより、来年四月の消費税増税を先延ばしする布石にしたとの見方が多い。「関連:5月26日

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伊勢志摩サミット始まる。垣間見える同床異夢の姿

2016-05-26 14:18:17 | 世界

 今日から伊勢志摩G7サミットが始まった。日本で行われるのは8年前の北海道洞爺湖サミットに次ぎ8回目のサミットになる。

 これに先立ち昨日アメリカのオバマ大統領と安倍首相が1時間ほど会談、沖縄における元アメリカ兵による婦女暴行殺害遺棄事件に対し、安倍晋三首相がオバマ大統領に抗議、オバマ大統領から遺憾の意が表明された。

 まあ、この事件の重大性から考えると、日米首脳がこの位の姿勢を示すことは当然で、それよりも余りにも手際が良すぎて、例えば日米地位協定について安倍首相がどの程度オバマ大統領に改善を訴えたのか。これについてオバマ大統領からはあっさり地位協定について必要性が唱えられたのみだ。

 また沖縄の基地問題について、今後日米がどのように対処していくのかほとんど話された気配がなく、取りあえずは日米首脳が会うことによって、国民の怒りを抑えるためのパホーマンスに過ぎない感じがしなくはない。

 サミットは、今日から明日に掛けて伊勢志摩の賢島のホテルを舞台に先進7カ国の首脳が多面的に意見交換し、その結果の首脳宣言が議長の安倍首相から発表される。

 G7で話し合われる課題は17分野、169項目に及ぶので、たった述べ1日程度では到底時間が足りない。

 従って、実際には経済、国際情勢、環境問題など最重要課題を話し合うだけだろうが、細かい点については事前に行われた各分野の閣僚協議で話し合ったのだろう。

 特に今回のG7では、安部首相自慢の金融政策、財政出動、成長戦略という三本の矢のサミット版を狙っているが、果たして他6首脳全員の合意を得られるのか難しいところだ。

 また、テロ問題、租税回避地(タックスヘイブン)中国の南シナ海における岩礁の埋め立て問題やロシアへの制裁継続、地球温暖化問題などが話されるが、G7各国の思惑違いもあり一枚岩にはいかないだろう。安倍首相の手腕が問われる。「関連:5月22日

 

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イチロー、3試合で10安打、大記録達成に着々

2016-05-25 15:50:13 | スポーツ

 ここ3試合、イチローの猛打振りは際立っていた。2安打を挟んで4安打が2回、一辺に10安打を量産し大記録達成へ着々進んでいる。

 大リーグでの3000本安打にはあと40安打、ピート・ローズのもつメジャー最多通算安打記録4236安打にはあと18本とした。

 マーリンズ4番目の外野手としてなかなか試合に出る機会が少なく、いかにイチローでも記録達成への道のりは容易ではないと思っていたが、ここ数試合は背中の違和感で欠場中の正左翼手イエリチの代役として1番右翼で出場、このチャンスをものにするところがイチローの偉大なところだ。

 この固め打ちで打率は・417に上昇、今日は5打数無安打だったので一休みというところか。

 イチローの所属するマーリンズは現在45試合を消化しているが、まだ残り試合は120試合弱ある。あくまでも控え野手の立場なのでこれから何試合出られるか分からないが、マーリンズはナショナルリーグ東地区で首位ナショナルズに6ゲーム差の4位なので、勝つためにはイチローの活躍が不可欠だ。

 3000本安打も最多通算安打記録も射程距離に入ってきた。今季中にイチローの大記録達成は確実になってきた。「関連:4月6日

 

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白鵬12度目の全勝で37回目の優勝、稀勢の里は来場所横綱挑戦へ

2016-05-23 10:03:01 | スポーツ

 大相撲夏場所は昨日が千秋楽。14日目に37回目の優勝を決めた横綱白鵬への関心は1年2か月ぶりの全勝優勝が成るかであった。

 白鵬は結びの一番で横綱鶴竜と対戦、スピードある熱戦となったが鶴竜が懸命に寄るところ白鵬が渾身の力で鶴竜を逆転のつり出しで破り自身の記録を更新する12回目の全勝優勝を果たした。

 全勝優勝の回数は、白鵬の次には角聖双葉山、大横綱大鵬の8回というからいかに白鵬の記録が偉大なのかが分かる。

 白鵬は、今場所も立ち合いに代わったり、張り手、かち上げとかつての大横綱双葉山や大鵬なら絶対やらない行為を行ったが、前人未到の37回の優勝、幕内回数1位という実績はゆるぎないものであり、比類の大横綱には変わりなかろう。

 日本人ファンの悲願だった稀勢の里の横綱昇進については、13日まで全勝を続け13日目に全勝同士で対戦した白鵬をもう一歩のところまで追い込んだが、結局、白鵬の経験とスピードに追いつけず無念の敗北を喫した。

 それでも、14日目、15日目に対戦した鶴竜、日馬富士の両横綱に連勝すれば横綱昇進の目があったと思うが、鶴竜に立ち合い負けで完敗、白鵬の14日目優勝を許してしまったところで昇進の目が無くなった。

 ただ、千秋楽に日馬富士には完勝し、前場所に続き13勝2敗の準優勝としたところで来場所は横綱昇進の場所になった。来場所は、とにかく優勝すれば横綱になれるので何としても今度こそ千載一隅のチャンスを生かしてもらいたい。

 今場所は、白鵬と稀勢の里の高レベルの優勝争いが最大の興味の的で、鶴竜、日馬富士の横綱陣、琴奨菊、豪栄道の大関陣は平凡な成績に終わった。

 怪我を押して全日出場した大関照ノ富士が3日目から13連敗と不名誉な大関連敗記録を作ってしまった。

 その他、関脇、小結の三役陣では、小結魁聖が1人勝ち越しただけで後は総て負け越し、来場所はまた関脇、小結は入れ替わる。「関連:3月27日

 

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安部首相、G7で難しい舵取り

2016-05-22 11:41:27 | 政治

 26日から始まる伊勢志摩サミットを前に、仙台の秋保温泉ホテルで行われたG7財務相・中央銀行総裁会議で議長国の日本が提案した世界経済の活性化を図るための財政出動については、アメリカなどは同調したが、欧州で経済状態の良いドイツ、イギリスが難色を示し、共同歩調をとることができなかった。

 このため、安倍晋三首相がサミットでまとめようとしたG7クラスの三本の矢は放つことが難しくなった。

 凡そ、アベノミクスの三本の矢といっても、実際には日銀による超低金利政策だけがいっ時功を奏しただけで、三本目の矢である成長戦略については、ほとんど矢は袋の中に納まったままだ。

 また、財政出動と言ってもⅠ千兆円と言うG7でも際立って多額の借金がある日本が、堅調なドイツなどに財政出動を促す方が本末転倒で、財政出動を反対した独英にむしろ財政規律の必要性を心掛けなければならないことをたしなめられたようなものだ。

 従って、安倍首相が議長の立場として、G7首脳協議でおこがましくもG7級三本の矢をまとめようとしていたが早くも出鼻をくじかれる形になった。

 一方、安倍首相はオバマ米大統領に帯同して広島を訪問、日米の蜜月外交を演出しようとしたが、沖縄における元米兵の婦女暴行殺人死体遺棄事件でそれどころではなくなった。

 アメリカのカーター国防長官は、この問題について遺憾の意を表明したが、安倍首相はG7でオバマ大統領にどのように対応するのか、オバマ大統領が果たしてこの問題に触れるのか、安倍氏はG7で思いもかけない難題を背負うことになった。「関連:5月16日

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基地が無ければ起こらない、沖縄の元米兵士による凶悪事件

2016-05-21 14:09:06 | 政治

 また沖縄で元アメリカ兵が婦女暴行殺害遺棄という凶悪事件を起こした。被害者は結婚間地かの20歳の女性で加害者とは見ず知らずでいきずれに悲運に見舞われたようだ。

 加害者の男は、32歳の黒人の元アメリカ兵士で今は事務関係の仕事をしており、日本人妻と子供がいるというから何のためにこのような凶悪事件を起こしたのか理解し難い。

 いうまでもなく沖縄には日本におけるアメリカ軍基地の75%が存在し、1972年に日本に返還された後も実態としてはアメリカの占領が続いているような態状態なっている。

 そんな中で、戦後から今日までアメリカ兵士による婦女暴行殺人などの凶悪事件が574件にもなっているから驚きだ。

 しかもアメリか兵による凶悪事件が起きても、日米地位協定によって犯人の引き渡しも拒まれることが多く、裁判もアメリカ軍による軍事裁判に掛けられることがほとんどのようだ。

 これは沖縄に限ったことではなく、日本にある米軍基地所属の兵士や軍属が起こした事件が日米地位協定によって、相当な凶悪事件が起こっても、多くは日本側が手をこまねいているのが実態だ。

 このような実態を見ると日本は未だにアメリカに占領されているような形で真の独立国とは言い難い。この頃は余り聞かれないが、いっとき安倍晋三首相が唱えた戦後レジュームからの脱却は未だ遠い感じだ。

 今回の凶悪事件もアメリカの基地が無ければ起こらなかった事件で、20歳の若さで凶悪犯の餌食になった女性はアメリカの基地政策の犠牲になったようなものだ。

 特に辺野古基地移転反対を叫び、安倍政権と裁判を闘っている最中の沖縄県民にとっては、今回の事件はアメリカや日本政府に対する不信感、憎しみはいっそう増幅している。

 折しも、アメリカ大統領候補者選びの中で、共和党のトランプ氏は日米安保不要論を唱えている。こんな凶悪事件が続くのならトランプ氏の言い分に賛同する日本人は結構多のではなかろうか。

 25日から伊勢志摩サミットが始まり、アメリカのオバマ大統領も27日には安倍首相と帯同して広島を訪問することになっている。

 安倍首相は、オバマ氏と広島を訪問し日米友好関係を演出したかったのだろうが、今回の事件はそれにも水を差した感じだ。安倍首相は、きっちりオバマ大統領に事件の再発防止を確約させなければならない。

 

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舛添知事 疑惑解明は第三者の手でと説明 へり下った態度の記者会見

2016-05-20 14:39:42 | 政治

 舛添要一東京都知事の政治資金費消疑惑について、同知事が午後14時からこの問題で2度目の記者会見をした。

 結論は、疑惑を受けている問題総てについて複数の弁護士による第三者の精査を受けて疑惑について説明したいと言うことだった。

 第三者の精査の内容によっては、進退を明らかにするという含みの言葉も述べたが、現時点で辞任する意思はなく、今まで以上に知事の仕事を全うしたいということだった。

 舛添知事の政治資金私用疑惑については、家族旅行、飲食、美術品購入など政治資金を使って個人的な費消と思われるのだが、何かれと理屈をつければ政治資金使用として認められる可能性があるというのだから分けが分からない。

 また、新たな疑惑としては、舛添氏が代表を務めていた政治団体が解散した際に残っていた政治資金を国庫に返納しないで自らの手元に残していたり、自宅の一部を事務所にしているとしてその家賃に政治資金を当てたり見苦しいことが次々と表面化している。

 これらを含めて第三者の目で見てもらうといっているのだが、いかに理屈をこねて刑事告訴を逃れたとしても、舛添氏の人として卑しいふるまいは報道で知る限り誰もが感じることで、今日の記者会見のへり下った態度から、もはや東京都知事としての威厳は全く消え失せていることからもそれを立証している。「関連:5月15日

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