正さん日記

世の中思いにつれて

死者、行方不明者合わせて約200人と公表=NZ地震

2011-02-28 07:06:45 | 世界
 22日午前、ニュージーランドで起きたM6.3の大地震から早くも6日余り経った。昨日まで148人の死者が確認されたが、その内身元が確認できたのが赤ちゃんを含め6人というから、如何に建物の倒壊が激しかったと思うと同時に、何故、こんなに遅れているのか理解できない面もある。
 
 当局は、今まで死者数と行方不明者数と別個に発表していたが、実際は、発見された死者を含めて不明者数は約200人ということらしい。そうなると、残る行方不明者は50人強ということになり、日本人不明者28人がこの中に含まれているのか、既に発見された死者の中にいるのか、何とも分からない。多分、死者の中と不明者の中にそれぞれ含まれていると見るのが至当だろう。

 何しろ、現地に赴いた家族は、いまだに倒壊現場にも行けないというし、死者の中に身内が含まれているか否かの確認も出きないでいるというのだから、さぞかし途方に暮れていることと同情に堪えない。
 NZ当局では、ようやく、家族に歯型やDNA鑑定に必要な資料等の提出を要請しているとのことだが、果たして何時になったら被災者全員の発見と、身元確認が出きるのか、見通しを立てることも難しそうだ。

 そんな中で、救済され、重傷を負った青年も帰国し、彼がサッカーをやっていたという縁から、国内ではJリーグで救援募金を始めるなど、各所で救援活動が始められている。いずれにせよ、一日も早い不明者の発見と、身元の確認ができることを望みたい。「関連:2月26日

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カダフィ派、必死の抵抗で、血にまみれるリビア情勢

2011-02-27 18:18:09 | 世界
 リビア情勢は首都トリポリでカダフィ大佐派がしゃにむに反抗し、反政府派の死者はこれまで約2000人に達したと報じられている。
 しかし、カダフィ政権による反政府デモ弾圧に反対して辞任したアブドルジャリル前司法書記(法相)が、同国東部で暫定政府の樹立に着手したと伝えられたように、確実にカダフィ政権が土俵際に追い込まれていることは確かなようだ。
 
 国連安保理事会も、カダフィ一族の海外における資産の凍結や、入国拒否などの制裁処置を講じようとしている。ただカダフィ大佐自身は、辞任する意思はさらさらなく、死してリビアに身を埋める覚悟を公言しているが、それだけにアラブの狂犬と言われるカダフィ大佐の死に物狂いの抵抗で、今後も多くの犠牲者が出ることが危惧される。
 民主化が最も難しいと言われたリビアで、41年に亘り君臨してきたカダフィ体制の崩壊が現実のものになるのか、世界中がかたずを飲んで注目している。「関連:2月22日

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生存者見出せず、死者の身元判明遅れる=NZ地震

2011-02-26 17:15:41 | 世界
 22日午前、ニュージーランドで起きたM6.3の大地震から4日余りになったが、昨日、今日と生存者を見つけ出すことができない。そんな中で、死者が145人とさらに増え、依然として200人以上が行方不明となっており、2500人以上が負傷、この内160人以上が重体だという。行方不明者の国籍は日本のほか、韓国、中国、フィリピンなど20か国以上にのぼるとのことだ。
 
 日本から駆け付けた不明者の家族は、余震が続き危険なためか、CTVビルの崩壊現場にも行けず、時間が経つにつれて、焦りは頂点に達していることだろう。
 発見された死者が100人を超したのに、遺体の身元の確認は数名に止まっている。NZの遺体確認のルールでは、規定に適った証拠がないと遺体の特定はできないようだ。
 しかし、先ず、家族を遺体に引き合わせない限り、身元の確認ができる分けが無く、家族は、必ず生きていて欲しいと願う一方で、万が一の場合には、早く遺体を手元に戻したいというジレンマで、つらい異国の夜をむかえていることだろう。
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不明者の発見遅れ、家族の不安募る

2011-02-25 10:07:40 | 世界
 22日午前、ニュージーランド南島のクライストチャーチ付近で起きた大規模地震からまる3日が経った。その中で地元警察当局は25日、死者が113人になったと発表した。
 また、ニュージーランド政府は、200人以上が行方不明になっているとしているが、日本の外務省によると、富山外国語専門学校生10人ら日本人計27人の安否が依然として不明となっている。これらの学生が閉じ込められていると見られるカンタベリーテレビ(CTV)ビルの倒壊現場では、日本の国際緊急援助隊など、救助チームが夜通しの捜索活動を続けたが、未だ生存者の発見には至っていない。
 
 現地時間の25日午後0時51分(日本時間午前8時51分)で、被災で閉じ込められた人の生存率が著しく低下するとされる「発生から72時間」を迎えた。日本の国際緊急援助隊は、72時間の認識はあるとしながら、諦めること無く捜索を続けている。
 ニュージーランド当局は、これまでに死者4人の身元を公表したが、このうち2人は、5カ月と9カ月の赤ちゃんだった。日本人は含まれていない。
 死者が発見されても身元が分からず、さらに200人を超す不明者が残されていることで、日本から現地に行った家族の焦りが、時間の経過につれて際立っているようだ。「関連:2月24日

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NZの地震で、日本人不明者26名に

2011-02-24 16:35:54 | 世界
 2月22日午前、ニュージーランドで起きたM6.3の大地震から2日以上経った。日本から66人もの救助隊が現地に赴き、夜を徹して懸命な救助作業を行っているが、余震が度々来るため、救助活動は思うようにはかどっていないとのことだ。そんな中で、富山の語学専門校生らが学んでいた「キングス・エデュケーション」の入る倒壊したビルで、日本時間の午後3時ごろ23人の遺体が見つかったが、国籍などははっきりしていないとのことだ。それだけ建物の壊れ方が凄まじかったのだろう。
 現在、日本人の不明者は26人になっているが、遺体が発見され、生存率が著しく低下するとされる72時間の分岐点も迫っているだけに、家族の心配は募るばかりだろう。
 
 今まで、救出された語学生の中で、19歳の青年は足を切断せざるを得なかった。命が助かっただけ運が良かったとも言えるが、将来ある若者だけに何とも気の毒である。しかし、不明の人の家族からすれば、何とか命だけは救いたいと思うだろう。一人でも多くの人が救助されるよう願うばかりだ。
 
 ニュージーランドは我が国同様の地震国で、災害対策は先進的なようだが、被災した富山の語学専門校生が学んでいた語学学校「キングス・エデュケーション」の入るビル(6階建て)は、素人目でも壊れやすい安普請に見える。しかし、今度の地震は、建物の耐震基準を上回る強い地震波を含んでいたことが、同国のカンタベリー大学の調査でわかった。
 震源が近かったうえ、軟らかい地盤によって地震波が増幅され、強い揺れになったと日本の専門家はみている。
 
 「キングス・エデュケーション」の入るビル近いハグレー公園付近で観測された様々な地震波のうち、0・3~0・7秒周期の揺れの強さ(加速度)は、耐震基準を上回る1Gに達したとのことだ。1Gは地球の重力に相当し、倒壊などの被害が拡大する強さとのことである。正に、自然の脅威は、常識的な災害対策では測れない形で襲ってくる。
「写真:キングス・エデュケーションが倒壊した現場で活動する各国のレスキュー隊員ら=読売」「関連:2月23日
 
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NZ地震で多数の邦人が不明に

2011-02-23 17:05:31 | 世界
 22日午前(日本時間)にニュージーランドで起きたM6.3の地震は、死者75人、行方不明300人以上と、例のごとく時間が経つに連れ被害者の数が増えている。
 この地震で運悪く、被害が著しい同国クライストチャーチで語学を学んでいた富山の語学学校生徒ら23名の生存が不明の状態だ。加えて、同地には、日本人ツワー客1333人が訪れていたが、この内、23日午前現在で1111人の安全が確認されたが、残る222人の安否の確認ができていないとのことだ。
 
 政府の福山哲郎官房副長官は「チケットだけの旅行客のため、確認が難しい状況だ」と説明している。被災地には、日本の緊急援助隊が向かった。構成は警察関係者22人、海上保安庁14人、消防関係者17人と、外務省や国際協力機構(JICA)職員、医師らとなっており、外務省の徳永久志外務政務官も同行し、クライストチャーチで救助の指揮を取る。
 
 語学学校があった6階建てのビルはもろくも崩れており、不明の生徒は、倒壊したビルの中にいる可能性が高く、時間が経つにつれ、安否が気遣われる。「写真:負傷者の救出・朝日」

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リビアのカダフィ政権は末期的症状か

2011-02-22 16:26:35 | 世界
 リビアの騒乱は、当初から危惧されていたように、強権カダフィ大佐(68)の反政府デモに対する無謀な殺戮が情け容赦なく行われている。びっくりしたのは、国民に対し、ヘリコプターによる空爆を行い、これには国連の潘基文事務総長も厳しく非難したとのことだ。 また、アフリカ人傭兵が無差別に銃撃を浴びせるなど、反政府デモの死傷者は300人を超したとの報道もある。
 
 このようなカダフィ政権の死に物狂いの防戦に対し、アメリカ、イギリス、フランスなど主要国家からいっせいに批判の声が上がっているが、リビア国内でも、一部軍組織や政府高官ら体制側からも離反の動きが報じられ、第2の都市、東部ベンガジが20日に反政府勢力に占拠されたとみられており、首都トリポリでも守勢に回っているようだ。

 そんな中で、カダフィ大佐が、ベネズエラに亡命したとの報が流れたが、カダフィ氏は自らトリポリにいると、写真で証明するほど必死の防戦ぶりだ。
 しかし、今まで、強権政権が崩壊した歴史と比べ、今のリビアの状況はその道を辿っているように思われ、カダフィ氏の亡命は近いのではなかろうか。
 
 カダフィ政権が、万が一、このまま存続できたとしても、最早、国際社会はリビア政権を何の咎めも無く受け入れないだろう。若し、政権が崩壊し、カダフィ氏が国内に止まったならば、多くの殺戮をした罪で、新政権によって制裁を受けなければならない。それを避けるならば、彼は国外亡命を図るしかない。今はその岐路にあり、結果が出るのは、それほど先のことではないと思う。「写真:自宅前で傘をさし存在を示すカダフィ大佐・読売」「関連:2月21日

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デモによる死者が増え、緊迫するリビア

2011-02-21 15:26:58 | 世界
 チュニジアに始まり、エジプトのムバラク大統領を退陣に追い込んだ北アフリカ、中東の民衆による反政府デモは、終息する気配を見せないまま、この地域でもっとも崩れないと見られていたカダフィ大佐が統治するリビアで激しさを増している。
 デモは、当初、カダフィ大佐に対する反発の強い第2の都市、東部のベンガジなどで勃発したが、ついに首都トリポリの緑の広場でも、数千人の反体制デモ参加者がカダフィ大佐支持派と衝突、徐々に全国に広がっているようだ。

 リビアでは、15日から始まったデモで、民衆と治安部隊の衝突により、死者はベンガジだけで200人に達したとのことだ。悲劇的なのは、政府当局が体制維持に向け、弾圧を一層強める構えで、情勢は深刻さを増している。ベンガジでは弾圧の犠牲者の葬儀に集まった群衆が銃撃され、19日には機関銃やミサイルも使われ、負傷者は1000人近くに上った模様だ。
 
 民衆のデモに対し、軍隊が冷静な立場をとったエジプトと異なり、リビアでは、治安部隊がデモ隊と対峙していることだが、情報によれば、同国軍の部隊メンバーが、治安部隊から離脱し、ベンガジを解放したと報じた。軍の部隊の1つである「サンダーボルト」のメンバーが、数日にわたる衝突を受け、反体制派側に回ったとのことだ。
 この情報が事実とすれば、41年に亘りリビアを支配してきたカダフィ大佐も、チュニジア、エジプトの政権崩壊の波を受け、その後各国に広がっている政治・経済の改革を求めるデモに対し、強圧的な武力による排除に限界が来ているのか、ここ数日のリビア情勢から目が離せない。「関連:2月16日

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尾崎好美が優勝、世界選手権代表1号に=横浜国際女子マラソン

2011-02-20 15:37:42 | スポーツ
 今日は朝から第4回伊豆マラソンの給水ボランティアに参加した。三島大社発着の10Kコースでは3,4K付近、修繕寺駅前からゴールの三島大社へ向かうハーフマラソンの21.5Kコースでは、18.5Kの第4給水所に当たる場所だ。
 今回は、10Kコースには約880人、ハーフマラソンには約1350人が参加したが、選手のユニフォームが年々カラフルになり、奇抜なサングラスを掛けている選手も多い。両方で2000人を超す選手への給水となるとかなり作業が忙しかった。
 今回も、トップランナーとラストランナーとの時間差は著しく、ハーフマラソンともなると、18K付近なのに、その差は約1時間もあるから、実力の差は非情に表われる。今年も、ボランティアながら、この当たりの大きなイベントに少しでもお役に立ったと言う満足感に浸った半日だった。「関連:09年2月22日

 そんなローカルのマラソンボランティアから戻り、第2回横浜国際女子マラソンのテレビ中継を見た。世界選手権代表の掛ったこの大会は、横浜・山下公園を発着点とするコースで行われたが、期待の尾崎好美(第一生命)が2時間23分56秒の好タイムで優勝した。これで尾崎は、今年8月の世界選手権(韓国・大邱)の代表内定基準となる2時間25分59秒以内の日本人トップでゴールし、代表内定第一号となった。
 2位には中里麗美(ダイハツ)、3位にはマリサ・バロス(ポルトガル)、4位には初マラソンの永尾薫(ユニバーサルエンターテインメント)が2時間26分台でゴールした。このところ、やや低迷期に入っていた感じの女子マラソンだが、27歳の尾崎を筆頭に、22歳の中里、21歳の永尾が外国人選手を破り、上位に入ったことは大きな収穫だった。
 午前中、ローカルマラソンを見たあとだっただけに、尚更、メジャーのマラソンの凄さをテレビ中継ながら、改めて感じさせられた。
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菅首相の残る手段は、解散総選挙か

2011-02-19 11:51:27 | 政治
 無謀な小沢チルドレンの反抗で菅直人政権がますます窮地に陥っている。参議院で否決された予算関連法案を、衆議院で社民党6人の賛成を得て何とか三分の二で議決しようとしていた目論みもこれで気泡と化した。
 あくまで基本論をかざした社民党は、最早、民主党が必要としない立場となり、与党国民新党の悲願である郵政民営化法改正案の成立も夢と化し、新政権で与党を組んだ民主、社民、国民新のスクラムはほぼ壊滅した。
 
 菅首相の対応は①予算関連法の内、野党が賛成せざるを得ない法案を通して生き延びること。②総辞職することを条件に、野党に予算関連法の賛成を求めること。③衆議院を解散し、総選挙を行うこと。の3つだろう。
 その内、②については、自民党の石原伸晃幹事長が、菅首相の首と引き替えに、予算関連法を通すことはしない。と言っている。また、①も実際には難しいだろうから、消去法で考えると③の解散総選挙しか残らない。
 
 菅首相は、記者会見で、解散については含みを持たせた応えをしているが、彼の憂いは、またも首相が交代し、海外からますます我が国に対する信頼を失うことだと言う。
 しかし、今後さらに追い詰められれば、背に腹は代えられず解散に打って出るしか道はない。そうなると、今の民主党では、惨敗する可能性が濃厚で、2009年8月総選挙で大勝し、自公連立からせっかく奪取した政権を、1年半と言う短期間で、またもや自公に明け渡すことになりそうだ。
 
 小沢一郎擁護と言う国民に背を向けた行動で、政権に反抗した16名の議員は、多分全員国会に戻ってくることはできないだろうし、多くの親小沢議員の再選も危ぶまれるだろう。若しかしたら、選挙後の民主党は、親小沢派とは袂を分かった形の中規模政党に変貌するかも知れない。「関連:2月18日
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