正さん日記

世の中思いにつれて

残業時間の資料も忖度か、高プロ提案で紛糾

2018-02-28 12:20:51 | 政治

 平昌冬季五輪が終わったが、五輪の間、安倍晋三内閣が出したいわゆる働き方改革で、一定の収入がある労働者を対象に、残業時間を制限しない「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」の創設で、与野党がかみ合わない。

 現在行われている裁量労働制の残業時間が、普通の労働者の残業時間より短いという安倍晋三首相の説明が、誤った資料に基づき行われ、安倍首相は陳謝し、説明を取り消した。

 その後も、厚労省の資料が誤ったものや、当初は資料が無いと言っていたものが後から出てくる不手際が続き、野党は、これらの資料を基にした政府提案を引っ込めるよう要求しているが、政府はこれに応じないため紛糾が続いている。

 どうも、事の経緯を見ると、誤った資料や、後から出て来た資料については、厚労省が安倍政権に忖度している感じが強い。

 つまり、政府提案に都合の悪い資料は、改ざんや隠蔽している可能性が濃厚だ。これでは、野党が提案案件を取り下げるよう要求しているのは当然だろう。

 森友、加計問題が全く解決していない中で、またもや忖度政治らしき動きが大きな問題になっている。

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南北朝鮮、米朝間の対話の兆し、進むか、退くか=平昌五輪・パラリン後

2018-02-26 15:43:29 | 世界

 平昌冬季五輪が終了したが、選手の研ぎ澄まされた競技とは別に、南北朝鮮、アメリカの3か国の政治ショーが耳目を集めた。

 開会式には、アメリカのペンス副大統領、北朝鮮からは、金正恩朝鮮労働党委員長の妹金与正氏、ナンバー2の金永南最高人民会議常任委員会委員長が出席、それぞれ韓国の文在寅大統領と会談した。

 閉会式には、アメリカからトランプ大統領の長女イバンカ大統領補佐官、北朝鮮からは、金委員長の側近で強硬派と目されている金英哲党副委員長が出席した。

 この機会でも、それぞれが文大統領とは会談したが、米朝間はすれ違ったまま敢えて接触を避けた。

 安倍晋三首相も、開会式後の食事会で、金永南氏と立ち話をし、拉致問題や、核・ミサイル問題について触れたというが、短時間の立ち話では、どれだけ意思が通じたのか心もとない。

 しかし、南北間では、閉会式に出席した金英哲氏と文大統領とは、文在寅大統領が「南北関係が今後、広範囲に進展しなければ」と述べたのに対し、金英哲氏は、金正恩氏も「同じ意志を持っている」と述べたという。

 また、米朝間では直接的な接触はなかったが、ペンス副大統領は、トランプ大統領の意思を受けて、米朝対話をする意思があると仄めかし、金委員長にも対話の意思があることが伝わっている。

 これに対して、日本は、対話については一切否定しているが、今後、米朝、南北、或いは米朝韓の会談があることも全面否定できず、場合によっては、日本が北朝鮮問題で孤立する可能性も否定できない。

 ただ、3月9日から開催される平昌パラリンピックが終了した後に、北朝鮮の核実験やミサイル発射。一方、米韓軍事訓練が再開されれば、また元の木阿弥になる。

 それにつけても、安倍首相が、韓国に米韓軍事訓練の再開を促したという。これについては内政干渉だと韓国が怒っているらしい。どうも頂けない行為だ。

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平昌冬季五輪閉幕、日本、過去最多の13個のメダルを獲得

2018-02-26 15:43:29 | 世界

 平昌冬季五輪が閉幕した。今回の五輪は史上最多の92国と地域が参加、7種目102競技が行われた。

 日本は、過去最多の13個のメダルを獲得し歴史に残る大会となった。13個の内女子が8個を獲得、存在感を高めた。

 また、行幸の種目もあったが、メダル獲得まであと一歩の種目も多々あり、全体としては日本選手のレベルアップを感じさせた。

 金メダルは、羽生結弦が取ってから、小平奈緒、女子パシュートと続き、最後に新種目で高木菜那が取って4個となった。

 金メダルは概ね目算通りとは思うが、スピードスケート女子1500Mの高木美帆、1000Mの小平奈緒、スキーノーマルヒル複合の渡部暁斗などもう一歩のところで金を逃した。

 前半のジャンプや、スノーボード・スロープスタイル女子など強風に悩まされる場面が見られ、欧米向けのテレビ中継の関係で、深夜に及ぶ競技が行われ選手にとっては負担が重かったと思われる状況もあった。

 そんな中で、女子スケート500Mで、優勝した小平が、3連覇を逃した韓国選手を労わるなど、五輪でなければ見られない感動場面もいくつかあった。

 また、開会式、閉会式は、電子技術を駆使したバーチャル映像や、数限りない花火の打ち上げなど、最近の演出ではおなじみのものだが、レベルの高さで韓国の技術の進歩をまざまざと見せつけた。

 これらについては、2020年の東京五輪・パラリンピックに大いに参考になる筈だ。「関連:2月25日

 

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高木菜那が新種目マススタートで金メダル、カーリング女子は銅メダル獲得

2018-02-25 15:25:25 | 世界

 平昌冬季五輪の16日目、いよいよ最終盤に入り、このところ一服気味のメダル獲得だったが、昨日は金、銅の2つのメダルを獲得、これで日本のメダルは13個とさらに記録を伸ばした。

 女子カーリング3位決定戦、日本対イギリスは、9エンドまで日本が4-3とリード、10エンド目、イギリスのスキップの最後の一投が、日本のストーンを中央に動かすウオーンゴールにより日本が思いがけない1点を重ね5-3で快勝、念願の銅メダルを獲得した。

 そのカーリング中継の途中にテロップが入り、新種目のスピードスケートの最終種目女子マススタートで高木菜那が金メダルを獲得したと報じた。

 高木菜は女子チームパシュートに続き2つ目の金メダル。同一大会で2つの金メダルを獲得するのは、1998年長野五輪スキー・ジャンプの船木和喜以来2人目、日本女子としては夏冬含めて初となった。

 これにより高木姉妹は、姉が金2個、妹が金、銀、銅の3個と目覚ましい活躍ぶりだ。姉菜那は妹美帆の陰に隠れ気味だったが、1.55Mの小柄な体躯で堂々と新種目初代女王になった。「関連:2月24日

 

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カーリング女子、準決勝で韓国に惜敗、今日、イギリスと銅メダルかけて対戦

2018-02-24 10:19:19 | 世界

 

 平昌冬季五輪の15日目、初の準決勝へ出たカーリング女子の日本代表は、予選で唯一黒星をつけた予選1位の韓国と再戦したが、後半7-7の同点に追いついたものの、延長戦に入った11エンド、後攻の韓国スキップに最後の一投を決められ7-8で惜しくも決勝進出を逃した。

 日本は今日、同じく準決勝戦でスウェーデンに敗れたイギリスと銅メダルを争うことになった。イギリスには予選で、6-8で破れており、雪辱戦となる。

 予選で、8勝1敗で1位となった韓国に7-5と競り勝った日本は、第1エンド、後攻の韓国に好ショットを立て続けに決められ3点を失った。

 第2エンドすぐさま日本も2点を奪い返したが、前半戦を終えて3点を追いかける形に。このまま韓国が逃げ切りを見せるかと思われた。

 しかし、第9エンド、セカンド鈴木のショットがようやく安定、反対に韓国にミスが出始めて2点を返した。続く第10エンドでも韓国が有利な後攻だったが、スキップの最終投がミスショットとなり日本がスチーに成功。日本は土壇場で延長戦まで持ち込んだ。

しかし、第11エンド、粘る韓国に連続スチールとはならず、真ん中に決められ僅差での敗戦となった。「関連:2月23日

 

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日本、メダル増えず、スキー複合団体4位、女子フギュアスケートは宮原4位、坂本6位に

2018-02-22 14:08:59 | 世界

 平昌冬季五輪は、昨日14日目、メダル狙いのノルディックスキー複合団体が行われたが、差をつけたかった前半のジャンプで計算外の3位となり、後半のクロスカントリーでは、やはり欧州勢との力の差は如何ともなし難く、最終ランナーのエース渡部暁斗に繋いだところでは、3位に大差をつけられ追いつく術もなく4位に止まった。

 レース終了後、渡部暁斗が五輪前の国内練習で転倒し、左肋骨骨折状態だったことを明かした。影響を考え怪我を明かさず、しかも、個人ノーマルヒル複合で銀メダルを取り。個人ラージヒルでもジャンプ1位の跳躍をした渡部暁斗の精神力、責任感、技術力については、頭が下がる。

 一方、あわよくばメダル獲得の可能性があった新種目の女子スノーボードビックエアー決勝に3選手が出場したが、2回目、3回目にいずれも転倒して得点が得られず、16歳の岩淵麗楽の4位が最高だった。

 今日15日目、午前から午後に掛けて女子フギュアースケートのフリー競技が行われたが、最終組のトップに登場したショートプログラム4位の宮原知子は会心の演技を披露したが、SP上位の3選手もそれぞれが宮原を上回る得点を上げ、残念ながらメダルにあと一歩届かず、そのまま4位になった。

 金メダルは、SP1位のザギトワ(OAR・ロシア)、銀メダルは世界選手権を2連覇していたメドベージェワ(OAR・ロシア)、銅メダルはオズモンド(カナダ)で、坂本花織も立派な演技を見せたが6位だった。

 今日、これからの注目競技は、夜に行われるカーリング女子の準決勝、日本VS韓国の試合だろう。「関連:2月22日

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女子パシュート、五輪新で金獲得、日本のメダル数11個で最多を達成

2018-02-22 14:08:59 | 世界

 平昌冬季五輪は、昨日13日目となりいよいよ終盤に入った。

 期待の女子スピードスケート・パシュートは、準決勝でカナダを破った日本が、同じくアメリカに勝ったオランダと決勝戦を行い、2分53秒89の五輪新記録で見事金メダルを獲得した。

 日本は、4周目まではオランダにリードを許したが、残り2周で先頭を滑った高木美帆に後の佐藤綾乃、高木菜那が巧妙に合わせ、オランダを逆転、オランダの五輪2連覇を阻んだ。

 準決勝のカナダ戦には、高木姉妹と菊池彩花で挑み、決勝では、菊池を佐藤に変えてのレースだったが、佐藤が準々決勝のミスを克服、3人の隊列は一糸乱れぬ見事なものだった。

 これで、日本のメダル獲得数は、11個となり、1988年長野大会の10個を上回った。また、高木美帆は、1500の銀、1000の銅と合わせ3個目のメダルを獲得した。一人の選手が同一大会で3個のメダル獲得は初めてのことだ。

 一方、女子カーリングは、スイスと対戦して敗れ5勝4敗となったが、4位を争っていたアメリカがスウエーデンに負けたため、日本の4位が確定、初めて準決勝へ進出、韓国と対戦することになった。男子は韓国に大敗し、4強入りを逃した。

 前日、金メダルが期待されていたノルディックスキー複合ラージヒルで、渡部暁斗はジャンプでトップに立ったが、距離で24秒のリードを守り切れず5位に甘んじた。ドイツの3選手がメダルを独占した。

 この日から、女子フギュワースケートのショートプログラムが始まり、宮原知子、坂本花織がそれぞれ自己新記録で4位、5位につけた。「関連:2月20日

 

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日本、メダル獲得数で過去最高となるか。有望種目目白押し

2018-02-20 14:22:22 | 世界

 平昌冬季五輪は、昨日11日目となり、日本のお家芸とも言えるスビートスケート男子500Mでは、山中大地が5位、4回目の加藤条治は6位に終わった。

 もう1つのお家芸、葛西紀明が飛んだ男子ジャンプ団体戦では6位に止まった。

 この日は、予選、準々決勝などが行われ、期待の女子スピードスケートパシュートは、若干スタートにミスがあり、オランダについで2位で準決勝へ進んだ。

 期待が膨らんだのは、新種目の女子スノーボードビックエアー予選で、藤森由香が2位、岩淵麗楽が3位、鬼塚雅が7位と好成績を上げ、決勝へ進んだ。

 また、フリースタイル女子ハーフパイプ(SP)では、小野塚彩那が5位で決勝へ進出、カーリングの女子では、日本が接戦でスウエーデンを破り5勝2敗とあと1勝で、初の準決勝滲出へ夢を繋いだ。

 現在、日本の獲得メダル数は、金2、銀5、銅3の合計10個、あと1個で過去最多となる歴史的瞬間を待つ状態になっている。

 前述した有望種目に加えて、ノルディックスキー複合ラージヒルで、ノーマルヒル複合銀メダルの渡部暁斗にメダル獲得の期待が掛かる。

 この大会が、日本冬季五輪の歴史的大会になることは間違いないようだ。「関連:2月19日

 

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小平、スビートスケート女子500Mで五輪新の輝く金メダル

2018-02-19 14:19:15 | 世界

 平昌五輪10日目の昨日、スピードスケートの女子500Mで、小平奈緒が36秒94の五輪新記録で見事に金メダルを獲得した。

 スピードスケートの女子で初めて、日本選手団主将として冬季大会初めての金メダルになった。これで小平は昨季から続く国内外の連勝を25に伸ばし、韓国の李相花の五輪3連覇を阻んだ。

 小平は、先の1000Mでは銀メダルを獲得しており、今大会金銀併せて2個目のメダルとなった。

 これにより、フィギュア男子の羽生結弦に続いて金メダルは2個となり、日本のメダル数は過去最多だった長野五輪の10個に並んだ。

 小平は、世界記録を持つ1000Mで、トップに0.26秒差で銀となったが、その後の談話で500Mは得意の種目なので絶対金を狙うと語っていたが、その言葉通りの結果を出したことは並大抵の精神力と、自信に裏打ちされていたからに相違ない。

 レース後、3連覇が達成できず悔し涙を流していた500Mの前女王李相花を優しく労わっていた姿は、両者の友情を感じるとともに、芳しとは言えない日韓両国の友好改善に大きく貢献したものと思う。「関連:2月18日

 

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羽生の快挙に世界が称賛、葛西、無念の予選落ち

2018-02-18 11:45:42 | 世界

 昨日は、平昌冬季五輪で日本のエース羽生弓弦が待望の金メダル、宇野昌磨が銀メダルを獲得して日本中が沸いた。

 両選手は、内外の報道陣から矢継ぎ早の取材を受け、昨晩はほとんど睡眠が取れなかったのでなかろうか。

 取り分け、羽生は66年ぶりに2大会連続の金メダル、加えて冬季五輪記念の1000個目の金メダルに当たるというから重ねて歴史的快挙と言って過言ではない。

 海外メディアもその快挙を大きく報じているとの報道もあり、日本人としても、誇らしく思った人も多かった筈だ。

 羽生の陰に隠れ気味だが、20歳の宇野の銀メダル獲得も素晴らしい快挙だ。その宇野も羽生と共に多くの報道陣の質問に答えていたが、その適格な答え方を見聞きしてもはやり素晴らしい若きアスリートの印象を滲ませている。

 そんな男子フィギャアスケーター2人の華やかな報道と裏腹に、夜に行われたスキージャンプラージヒルで、冬季五輪連続6回出場のレジェンド葛西紀明が予選を突破することができず33位に終わった。

 葛西はノーマルヒルでも21位に終わり、公言していた金メダル獲得がならなかった。しかし、45歳で金メダルを狙うという意欲は大したものだ。

 葛西には、まだ団体戦が残されている。彼の活躍にも多くの国民の期待が掛けられている。「関連:2月17日

 

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