大阪船場吉兆が廃業した。お客が残した料理を他の客に使い回していたことが発覚し、回復傾向にあったお客の足がばたっと止まり、営業の再興が難しくなったと判断しての店じまいのようだ。
廃業を伝える記者会見で、例のささやき女将が涙ぐみながら「のれんにあぐらを描いた」と詫びていたが、前の仕業があっただけに、いかにも演技たっぷりの芝居にしか思えず、同情心はいささかも感じなかった。
だいたい、残った料理の使い回しは、十数年前からやっていたようで、一度金を取って出した料理を、他に回し、また金を取るのだから、料金の二重取りで犯罪行為そのものだ。「のれんにあぐら」とは直接結びつかない。この女将はここでも率直に詫びることなく、詭弁でその場を逃れている。
一度出した料理をもったいないからと言って他に使い回しわけだが、その料理は、お客の箸が触れたかも知れず、例えばくしゃみが飛んでつばがついたかもしれない。もし、もったいないと思ったのなら、家族や従業員が食べれば良いはずだ。
この料亭の値段は、1人前3万円~4万円が普通のようなので、二重取りの額はかなり多かったはずである。
こんなことをして、長年一流料亭として通してきたとはなんとも腹立たしい。
吉兆の兄弟店は、大阪の他4店あるとのことだが、当然、他の吉兆にも客から厳しい叱責があり、4店でコンプライアンス部署をつくり、経営の引き締めをはかったようだが、率直に言って、これら4店は大丈夫かといった疑いを持たれてもしょうがない。
もっと言えば、同じような事例が、同業他店で絶対ないとは言い切れない。今度の問題発覚で首筋がひやっと感じた同業者は少なくないような気がするがどうだろう。
廃業を伝える記者会見で、例のささやき女将が涙ぐみながら「のれんにあぐらを描いた」と詫びていたが、前の仕業があっただけに、いかにも演技たっぷりの芝居にしか思えず、同情心はいささかも感じなかった。
だいたい、残った料理の使い回しは、十数年前からやっていたようで、一度金を取って出した料理を、他に回し、また金を取るのだから、料金の二重取りで犯罪行為そのものだ。「のれんにあぐら」とは直接結びつかない。この女将はここでも率直に詫びることなく、詭弁でその場を逃れている。
一度出した料理をもったいないからと言って他に使い回しわけだが、その料理は、お客の箸が触れたかも知れず、例えばくしゃみが飛んでつばがついたかもしれない。もし、もったいないと思ったのなら、家族や従業員が食べれば良いはずだ。
この料亭の値段は、1人前3万円~4万円が普通のようなので、二重取りの額はかなり多かったはずである。
こんなことをして、長年一流料亭として通してきたとはなんとも腹立たしい。
吉兆の兄弟店は、大阪の他4店あるとのことだが、当然、他の吉兆にも客から厳しい叱責があり、4店でコンプライアンス部署をつくり、経営の引き締めをはかったようだが、率直に言って、これら4店は大丈夫かといった疑いを持たれてもしょうがない。
もっと言えば、同じような事例が、同業他店で絶対ないとは言い切れない。今度の問題発覚で首筋がひやっと感じた同業者は少なくないような気がするがどうだろう。