正さん日記

世の中思いにつれて

残り料理の使い回しは、料金二重取りの犯罪

2008-05-31 15:40:26 | 社会
 大阪船場吉兆が廃業した。お客が残した料理を他の客に使い回していたことが発覚し、回復傾向にあったお客の足がばたっと止まり、営業の再興が難しくなったと判断しての店じまいのようだ。
 廃業を伝える記者会見で、例のささやき女将が涙ぐみながら「のれんにあぐらを描いた」と詫びていたが、前の仕業があっただけに、いかにも演技たっぷりの芝居にしか思えず、同情心はいささかも感じなかった。
 だいたい、残った料理の使い回しは、十数年前からやっていたようで、一度金を取って出した料理を、他に回し、また金を取るのだから、料金の二重取りで犯罪行為そのものだ。「のれんにあぐら」とは直接結びつかない。この女将はここでも率直に詫びることなく、詭弁でその場を逃れている。
 一度出した料理をもったいないからと言って他に使い回しわけだが、その料理は、お客の箸が触れたかも知れず、例えばくしゃみが飛んでつばがついたかもしれない。もし、もったいないと思ったのなら、家族や従業員が食べれば良いはずだ。
 この料亭の値段は、1人前3万円~4万円が普通のようなので、二重取りの額はかなり多かったはずである。
 こんなことをして、長年一流料亭として通してきたとはなんとも腹立たしい。
 吉兆の兄弟店は、大阪の他4店あるとのことだが、当然、他の吉兆にも客から厳しい叱責があり、4店でコンプライアンス部署をつくり、経営の引き締めをはかったようだが、率直に言って、これら4店は大丈夫かといった疑いを持たれてもしょうがない。
 もっと言えば、同じような事例が、同業他店で絶対ないとは言い切れない。今度の問題発覚で首筋がひやっと感じた同業者は少なくないような気がするがどうだろう。

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明るい国際関係3つのニュース

2008-05-30 14:29:47 | 世界
 暗いニュースが続く中で、このところ国際関係で少し心の温まるニュースが入っている。1つは1個の爆弾から数知れない小型爆弾が飛び散るクラスター爆弾禁止条約で、今までこれに背を向けていた日本が一転これを承認する方針を決めたことだ。この条約は米、中、ロなどが反対していて、わが国もアメリカなどに同調していたが、今回方針を転換したことは画期的なことといえる。
 自衛隊もこの爆弾を保有しているので、当然これを廃棄することになり、それなりに国費の無駄になるが、それよりも世界の戦争地帯で、この爆弾による被害を受けた一般国民の悲惨な状態を思い起こすと、この程度の損失は許されることだ。
 また、いつもアメリカのやっていることをなんでもかんでも追随してきた日本が、この問題でアメリカとは別の立場をとったことは評価してよいと思う。
 2つ目には、中国四川大地震の救済に、わが国自衛隊機による輸送を、中国が一時は受け入れるつもりだったという話題だ。結局、中国側の国内事情で、自衛隊機の受け入れは実現しなかったが、一時は受け入れの意向を日本側に伝えたことは、両国が戦略的互恵関係だけではなく、真の友好関係に結びつくきっかけを作るものとして特筆される。日本は民間機で救済物資の輸送を行うことになったが、不幸な四川大地震が、何事もかたくなに対処している感じの中国が、これを契機に融和外交を発展させることになれば、不幸から幸いを導き出したことになる。
 3つ目に今日まで横浜で行われたTICAD(アフリカ開発会議)で、福田康夫首相が40数カ国のアフリカ元首とマラソン会談を行い、わが国とアフリカ諸国との友好関係に楔を入れたことだ。日本で行われたTICADは、今回で3回目とのことだが、最近は中国、インドなどが資源外交の観点からアフリカ諸国との接触を深めている中で、今回の会議は参加国も今まで最高で、8月洞爺湖サミットを控えて関心も高まった。
 最近はOECD援助も総額で世界4位に転落した日本が、今回の会議を通じ、アフリカ全体に対する援助額を従来の1000億円を2倍の2000億円に増額することになった。
 福田首相の支持率が19%台に落ち込んだが、以上の3点を評価すると、今でも人気があると言われている小泉純一郎首相が、アメリカのポチと言われ、中国とも無用な喧嘩をし、近隣諸国に日本軽視の風潮を広げてきたことに比べて、福田外交はなかなかやるわいと言ってよいだろう。
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国家公務員制度改革基本法、衆議院を通過

2008-05-29 18:11:29 | 政治
 国家公務員制度改革基本法案が衆議院を通過した。自民、民主、公明に加えて社民党も賛成しての成立となった。野党で民主党だけ出し抜く形とならなかったのは幸いと言える。
 社民党も自治労との関係があり、余り国家公務員制度にメスを入れたくないのが本音だろうから、労働基本権である程度の譲歩を得たところで民主党に同調したのだろう。しかし、共産、国民新党は同床異夢の理由で反対した。
 国家公務員については、いろいろ問題を抱えている。キャリヤ制度、省別採用制による縦割り行政の弊害、政官癒着、天下り問題などであるが、今度の改正でどの程度の是正が可能になったのか、細かくは分かり難い。
 以前行った省庁統合で、確かに省庁の数は減ったが、実際には例えば厚生労働省のように、1つの省に以前の厚生省、労働省を集めただけで人員など中身は変っていないのが実態である。換言すれば格好だけの改革になっている感じだ。
 つまり、今度の改正もそうだと思うが、官僚が描いた改革では、結局官僚が自ら都合のよい形に収めてしまうのが本当のところだろう。
 これを打破するには、今度の改革で幹部人事を内閣に集中することになったことをテコに、内閣がよほど能力を高め、官邸主導で物事を進めていくことが必要である。「関連:5月28日
 
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いま何故、与党、民主党が協調=国家公務員制度改革基本法

2008-05-28 15:54:19 | 政治
 今国会での成立が不可能とみられていた国家公務員制度改革基本法案が、与党と民主党が政府案を修正して、議員立法で会期内成立を図ることで歩み寄った。
 主な修正点は、①幹部人事で政府案が各省庁が原案を作成することになっていたが、修正案では内閣が名簿を作成する。②政官癒着問題では、政府案が政務専門官が国会議員に説明することになっていたものを、修正案は接触を制限せず、記録作成や情報交換で透明化を図ることにした。③労働基本権については、政府案が労働協約締結権付与を検討することに対し、修正案は自立的労使関係制度を措置する。注目の④天下りについては、政府案があっせん禁止に言及していないものを、修正案も黙認している点である。
 このように重点項目で与党、民主党が歩み寄って成立させようとするものだが、与野党ねじれ現象の中で、重要案件を成立させるのはこれが初めてになる。
 しかし、これについては幾つかの疑問がある。先ず民主党は、福田康夫内閣との対決路線を緩和し、いままで福田内閣・与党の取ってきた暫定税率延長などの再議決に対して免罪符を与えたかの印象を持たれること。
 先の民主党小沢一郎代表と福田首相と大連立の話が復活し、翼賛態勢に繫がる恐れが再燃するのではないか。
 野党間の協調に亀裂は入らないかなどで、今後の国会運営に大きく影響することが心配される。
 国家公務員制度改革は、確かに早期に実施することは必要だが、福田内閣の支持率が最悪の状態の中で、後期高齢者医療制度や年金問題など、政府・与党を追い込む絶好のチャンスに、相手と手を結ぶ必然性がどこにあるのか。民主党の選択には首をひねりたくなる。やっぱり自民も、民主も同じ穴のむじなの感じだ。

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品位か闘志の表れか、千秋楽青白両横綱の激突

2008-05-27 18:45:05 | スポーツ
 大相撲の騒動は引きも切らない。夏場所中、陸奥部屋の十両豊桜と陸奥親方(元大関霧島)、それに間垣親方(元横綱二代目若乃花)が弟子を殴って怪我をさせたことが発覚、協会から厳重注意を受けた。
 時津風部屋事件が未だにすっきり解決していないのに、またも同じようなことが起こった。テレビで見た目では、豊桜はそうでもないが、両親方はいかにも温厚そうな感じで、真面目な印象を持っていた。間垣親方は協会の理事なので厳しい立場に置かれているが、彼が言うには、この程度のしごきは大相撲界の伝統的なやり方で、力士を強くするための愛のむちとのことだ。その言い分も分からないでもない。先にも書いたが、大相撲とアマ相撲との力の差はかけ離れている。それだけ厳しく辛い稽古を重ねた力士がスターダムにのし上がり、フアンの支持を受けることになる。 時津風部屋のように若い力士を死に追いやることは論外だが、大相撲の稽古について、余り周りが一般的なものの見方で物事を判断すると大相撲の魅力を失わせかねない。
 さて、夏場所は大関琴欧洲が14勝1敗の好成績で初優勝を飾ったが、千秋楽結びの一番で思いもよらぬハプニング待っていた。横綱同士の夏場所最後の一番で朝青龍が白鵬を四つばいに這わせたところでもう一度押し込むダメを押した。これに怒った白鵬が朝青龍の胸を腕で押したところ、はずみかどうか朝青龍の手が白鵬の頬を軽く張った。そうして一瞬のにらみ合い。朝青龍がしまったとばかりテレ笑いを浮かべたところで両者が分かれた。
 この一番は、勝った方が来場所、最高位の東横綱をはれる重要な意味があった。従って両力士はかなり力が入っていたことは間違いない。その意味で朝青龍のダメ押しは北の湖理事長が言うように、勝負の流れからついやってしまった感がある。 それに比べて白鵬の方はやられたことに対する怒りからの行為だったが、これもしょうがないと言えばそうとも言える。あすこで白鵬がだまって引き下がったのでは同じ横綱として彼の面子が立たないとも思う。
 両者はモンゴルウランバートル出身で、互いに当地では格闘技の名門の血筋だ。 それが横綱として対立する立場に置かれた。もともと白鵬は朝青龍を先輩として尊敬し、朝青龍も白鵬を可愛がっていたようだ。この問題は横綱審議委員会などから注文を受けて、北の湖理事長が両者を呼び厳重注意をしたが、横綱の品位は確かに犯したかもしれないが、この位の意地と闘志がないと最高峰を張れないことも事実ではなかろうか。


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一週間分の新聞を読んで

2008-05-26 17:53:15 | 日記
 外国へ1週間ばかり行っても、帰ってきて1週間分溜まった新聞を読むのはなかなか大変だ。それもやらなければならない仕事をやったり、毎日来る新たな新聞を読んだり、スポーツ中継などのテレビを観ながらだから結構時間がかかるし疲れる作業だ。
 全国紙と地方紙の2紙に目を通すのだが、当然見出しを中心にさっと目を通すだけなので、かなり必要に思う情報を見逃しているのではないかと考える。
 たった1週間だから大して諸情勢に変化がないと思うのだが、時と場合によってはそうでもないことがかなりある。
 この1週間はやはり何と言っても中国四川大地震の情報が連日紙面いっぱいに報道されている。併せてミャンマー軍事政権が潘基文国連事務総長の説得に応じて国際社会の支援に応じたと報じた。
 四川省大地震では、わが国から国際緊急援助隊を受け入れたが、救援隊が行った時はもうどうしようもない事態になっていて、彼らは悲嘆の内に帰国せざるを得なかったということだ。この地震による死者は既に6万人を超えているとのことだが、実際にはもっと数が多く、中国内でも当局の発表に疑心暗鬼を持っていると報じている。
 中でも学校校舎の建設がずさんで、かなり手抜きがあったことが表面化され、国民の非難を受けているとのことだ。このような緊急事態になるとその国のさまざまな内情がいやがおうでも暴露されてくる。
 またミャンマーのサイクロンによる死者は13万人を超えているとのことだが、このような中でも憲法制定の国民投票が強行され、軍事政権はその結果をサイクロン被害より優先的に発表しているとのことだから、考え物である。
 国内の政治情勢は、福田康夫内閣の支持率がさらに低下し19%台に落ち込んだ。福田首相は後期高齢者医療制度について、若干修正する態度を見せているのに対し、民主党など野党提案の元の老人医療制度にいったん戻すという法案提起に対しては、これを受け入れる可能性はほとんどない。
 ここでも全く与野党の対立は続いているのに、解散するでもなく、福田首相の問責決議案を出すのでもなく、国会の梗塞状態は相変わらず変っていない。

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ふがいないソフトバンクの逆転負け

2008-05-25 11:53:06 | スポーツ
 中国へ1週間行ってきたが、同地に居ると普通のテレビでは、余程のニュースで無い限り日本のことはほとんど報道されない。同室の人が北京ならNHKが入ると言っていたが、結局4星ホテルのテレビはNHKが出なかった。もちろん日本の新聞も特別手配しない限り手に入れることはできない。
 インターネットなら情報は入るだろうが、だいたいパソコンは持っていかないし、中国ともなるとインターネットも規制していよう。
 従って、日本の情報は全く分からないのだが、1週間程度ならまあ良いかと達観してしまう。
 ただスポーツ情報は欲しいと思う。特にプロ野球や大相撲は気にしないといえばうそになる。いつぞや海外旅行をしている間に、それまで不振だったプロ野球のひいきチームが連勝を重ね、上位進出をしたことがあった。
 今回も20日からプロ野球のセパ交流戦が始まり、両リーグの順位争いに変化が期待されるが、特にひいきにしているソフトバンクが1週間でどうなったか期待と不安が交錯していた。
 結局ソフトバンクは相変わらずの5割ぎりぎりの位置に甘んじていたが、正直に言ってそれでもほっとしたほど、王監督のラストイヤーと言われている今シーズンのソフトバンクは強くない。
 帰国してさっそくソフトバンク阪神戦を2試合テレビ観戦した。1試合目はソフトバンクが6回に大量5点を上げ快勝、その前に広島に連勝していたので3連勝と貯金1を作った。
 そうして昨日、ダイエー時代のユニホームに身を包んだソフトバンクが、杉内が7回まで稔投、2-1となんとかリードを保っていたが、9回押さえのホールトンが2死満塁ツースリーまで来たところで、赤星に痛恨の2点タイムリー、新井にもセンター前へ運ばれて2-5と逆転された。
 こうなると阪神は守護神藤川が登板、ソフトバンクは難なく3者三振の体たらくであっさりかぶとを脱いだ。
 最後は正に押さえ投手の差が明確に表れた。阪神はさすがセリーグの首位を走るチームだが、総合的にはソフトバンクとの差は余り無いと思う。最後の1球に泣いたソフトバンクには、押さえのエース馬原の一日も早い復帰を望みたい。
 それにしても、今年も交流戦で、今のところパリーグチームの強さが目立つ。中でも西武の強さは抜群だ。

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琴欧洲、ヨーロッパ勢初の優勝

2008-05-24 23:27:54 | スポーツ
 大相撲夏場所14日目、1敗の大関琴欧洲は苦手の安馬を送り倒しで破り13勝1敗で初優勝を成し遂げた。
 ヨーロッパ出身力士が賜杯を握ったのは大相撲史上初めてのことだ。
 今場所の琴欧洲は大関角番の危機に立っていたが、思いもかけない快進撃で勝ち進み、11日目横綱朝青龍、12日目同じく横綱白鵬をいずれも寄り切って初優勝を確実なものにした。
 琴欧洲は2005年秋場所後11勝4敗の成績で大関に昇進、入幕19場所での大関昇進は6場所が定着した1958年以降では、幕下付出を除き史上最速だった。
 昇進当時は角界のベッカムと評されるほどの人気を博し、横綱昇進間近ではという期待がかけられたが、2006年、大関2場所目の春場所直前の稽古で右膝を痛め、その後は一時の勢いを失って泣かず飛ばずの成績に止まり、前回3月場所では、4日目の取組の際こんどは左上腕部を負傷、9日目から通算2度目の休場に追い込まれ、今場所は大関角番の状態だった。
 このところ、優勝は朝青龍と白鵬のモンゴル勢横綱が独占、暫らくはこの2人以外の優勝は予想できなかったが、今場所は2横綱が意外にもろさを見せた中で、琴欧洲が優勝をさらった。
 琴欧洲は一応来場所、横綱挑戦の場所を迎えるが、古傷をかかえ、精神的にもろさを見せる力士だけに、果たして今場所の勢いを持続できるか、来場所を見守るしかないが、当然両横綱も巻き返してくるので、来場所の優勝争いが面白くなるのではないか。

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中国、四川大地震で全国民が喪に服す

2008-05-23 23:14:48 | 世界
 中国内蒙古自治区恩格貝クブチ沙漠の植林ボランティアに参加した。そこで20年近くに亘り沙漠緑化活動に取り組んできた日本沙漠緑化実践協会主催の2008年沙漠緑化サミットが行われ、日中友好の森記念碑除幕、テーブル会議など日中の沙漠植林関係者約250人が始めて一同に会した。
 中国は四川省大地震で17日から3日間全国民が喪に服し、沙漠サミットでも幾度か黙祷を重ねた。この3日間は賑わしい催ものは一切自粛、帰りに予定していたオルドス民族舞踊見物もお流れになった。
 テレビも四六時中大地震関係の報道一色で、胡錦濤主席、温家宝首相など首脳陣の地震地激励訪問の模様を放映していた。中国政府が一生懸命救済と復興に努力しているということを国民に見せ付けている感じだった。
 僅かの滞在期間なのに、安直な感想は言うべきではないかもしれないが、内モンゴル、オルドス、山西省、河北省などバスで20時間近く移動する中で、車窓から垣間見る中国の貧農地帯は、住宅も昔となんら変らない状態であり、中国のめざましい経済発展の恩恵が全国民に行き届いているのか疑問を持たざるを得なかった。
 その中で、自動車が増え交通事故は年間13万人と激増しているようだ。自動車は昔に比べかなり欧米、日本、韓国の高級車が走っていた。交通マナーは相変わらず悪く、クラックションは鳴りどうし、歩行者は自動車道路を練るように渡っていた。国内航空の遅れは聞きしに勝り、往きの北京、包頭行きは約3時間遅れ、到着は翌日午前1時を回っていた。
 ただ食糧はじめ物資は豊富な感じだ。五輪を間地かに控え、北京は四川省大地震自粛の中でも、活気にみなぎっていることは確かだった。

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四川大地震、日本からの救援隊が現地へ向かう

2008-05-15 17:01:54 | 世界
 中国・四川大地震から4日目になったが、大地震に有りがちな時間が経つにつれての被害拡大が顕著になってきた。
 14日午後4時(中国時間午後5時)現在、地震による死者は1万4866人に達した。四川省ではさらに1405人が行方不明、2万5788人が生き埋めになっているという。
 こんな急場にけちをつける気持ちはもうとうないが、救援活動がままならないのに、死者にしても、行方不明者や生き埋めになっている人にしても、その数がこんなに正確に数えられるのか不思議な感じだ。
 中国国内の救援活動がようやく起動に乗ったと伝えられているが、日本からの救援に対しても、中国政府からようやく要請があったとのことで、消防庁の緊急救援隊やレスキュー隊が現地に向かうとのことだ。
 もちろん日本からだけではなく、世界各国からの救援隊が現地に入ることと思うが、このような国を超えての協力活動が広がることによって、各国間の友好が築き上げられることになると良い。
 その中国へ明日から植樹活動に行く。中国国内が大地震で文字通り揺れているなかで、沙漠での植林が平時のように出きるのか不安があるが、地球温暖化防止や、黄砂の飛来を少しでも阻む目的で15年以上続けている中国内蒙古自治区恩格貝「クブチ沙漠」の植林を途絶えさせてはならない。
 そのクブチ沙漠で17日に日中友好の「沙漠サミット」にも参加する予定だ。帰国予定の22日まで四川大地震の被災者が少しでも安穏な生活に戻れるよう祈って止まない。「関係:5月14日

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