正さん日記

世の中思いにつれて

国会の参考人質疑に思う

2005-11-30 11:27:44 | Weblog
明日から師走に入る。今月もあっというまに一ヶ月が過ぎ去ったが、12月はもっと早く過ぎるだろう。そして、一気に寒さが強まってくることと思う。
今朝、所用で町並みから、神社境内を歩いて行くと、昨日の強風で落ちた無数の落ち葉を神官達が掃き寄せていた。多分、この後、所々に集めた落ち葉を袋に入れて処理すると思うが、大変な作業だなと感じながら通り過ぎる。我が家でも柿の葉がほとんど落ちてまばらになった。この前、柿の実を採集し、干し柿にしたので数を勘定してみたら110個程あった。今までにない収穫だ。そして、僅かしか葉が残っていない柿の木のてっぺんには、高くて取りきれずに残した実が、10数個寂しげになっている。
昨日、耐震強度偽造事件に関わる国土交通委員会の参考人質疑を聴いた。この中で、幾つかの事実がある程度表に出たとは思ったが、肝心の姉歯氏が出てこなかったので、どうも、全体像は分からなかった。しかし、本来、最終的に歯止めになるのは、建築確認申請書段階であることは言を待たない。その建築確認申請事務は1998年から民間に下され、今では、ほぼ半数が民間の手に委ねられているという。従前からの自治体の事務は、普通、申請書が下りるまで一ヶ月半程の日数がかかっていたが、国から、民間に与えられた日数は3週間だという。従って民間の確認機関は、建築確認申請書の細かいところにまで目が行き届かないままに承認印を押しているらしい。こんどの事件は、責任の所在を明確にして、ユーザーに対する補償をどのように図るかが、最も大事なことであるが、責任ある売り手側の負担能力に疑問があるとすれば、建築確認申請事務を民間に任せた官の、最終責任は免れないと思うので、当事者同士の交渉に任せるだけでなく、一刻も早く、国、自治体としても、最終責任者として救済方針を決めることが必要ではなかろうか。
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未曾有の耐震強度偽造事件

2005-11-29 11:17:15 | Weblog
今日は朝から強風が吹き、街路樹の楓や紅葉などが落ちて、あちこちでこれを片付ける風景が見られた。気温は暖かいが、吹き付ける風の音を聴くと、冬の近さを感じさせる。今朝のテレビは、どこもかしこも、耐震強度偽造事件と、西村真悟代議士の弁護士法違反に関わる逮捕事件報道でいっぱいだ。耐震構造偽造事件については、午後から衆議院国土交通委員会で、姉歯氏を除き、事件当事者の参考人質疑が予定され、テレビ等で中継される。この事件は、いろいろ構造的な問題が孕んでいることは間違いなさそうだ。今日の国会質疑でどの程度真相が解明されるのか、ぜひテレビ中継を注目したい。西村氏は、名だたるタカ派で、野党に所属していること自体不自然さを感じる人物だ。いつかは、何かで馬脚を現すのではないかと思っていたが、案の定、今回逮捕で予測が当たった。耐震強度偽造事件は、多くの市民の命と財産の危機を招いた、未曾有の大事件である。責任の追求を徹底的に行うことは当然だが、それだけでは、問題の解決にはならないと思う。できるだけ早期に補償問題を中心に、行政上の対策を講じる必要がある。また、西村氏の事件は、党としても、これまで彼の政治的行動をある意味で放置していた。その責任は大きいのではないか。
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不滅の年間84勝朝青龍

2005-11-28 15:22:19 | Weblog
大相撲は昨日の千秋楽で、朝青龍は千代大海を下し、年間勝ち星を84勝に伸ばした。平均1場所14勝1敗の驚くべき成績で、もう誰にも敗れないのではないかと思われる。琴欧州は魁皇に完敗したが、大関昇進は確実だ。この2人を追うのは誰なのか。所謂、中二階的な力士には、もうチャンスが無いような気がする。そうなると、若手ということになり、その、筆頭は白鵬を挙げる人が多いのではないか。後は外国人力士を含めてちよっと見当たらない。強いて言えば今場所休場したが十両瑪瑠斗が有望らしい。日本人力士では、19歳の稀勢の里しかいないと思うが、今場所幕内上位で5勝10敗の成績で終わった。しかし、琴欧州を破った相撲など、大物の片鱗を見せており、もう少し慣れてくれば、一気に飛躍する可能性を秘めているようだ。新年初場所から、朝青龍の連覇記録の更新、新大関琴欧州のお目見え、白鵬、稀勢の里、瑪瑠斗の台頭など話題は多い。個人的には、栃東の角番脱出が気にかかる。
女子ゴルフでは、不動裕理が2位をキープ、試合の無かった宮里藍を抜き6年連続賞金女王になった。素晴らしい限りだ。サッカーJリーグで清水エスパレスは1部に残ったが、かっての王者東京ベルデイが2部落ちしたことは、予想されていたこととはいえ、ショックなできごとと言える。
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朝青龍、大横綱のあかし

2005-11-27 15:27:14 | Weblog
九州場所14日目、朝青龍が魁皇を破り15回目の優勝を果たした。琴欧州は千代大海に豪快な投げで勝ち11勝に到達、大関を手中に収めた。朝青龍は勝ち名乗りを涙で受け、分厚い賞金の束を押し頂いた光景が印象的だった。この結果、朝青龍は、今年6場所全部を制覇し、昨年九州場所からの連続7場所連覇、そして、27年ぶりの年83勝と3つの新記録を達成した。これまでは大鵬6場所連覇2回、北の湖年間82勝が最高だったが、いずれも、長い間破れなかった大横綱の記録を破ったことになり、この部門に名を連れている、古くは太刀山、栃木山、双葉山、近代では千代の富士、貴乃花といった大横綱と肩を並べ、あとは、これをどれだけ伸ばすか、また、優勝回数15回を大鵬の32、千代の富士31、北の湖24、貴乃花22にどれだけ追いつき、追い越すのかが注目されてくる。また、朝青龍は1人横綱でこの記録を作り、スピードと力感があふれ、技が多彩といった、真に非の打ち所のない取り口でここまでのし上がってきた。最近は、横綱昇進当初の破天荒な態度も無くなり、名実共に大横綱と呼ぶに相応しい風格が出てきた。
 一方、琴欧州は19場所の最速で大関昇進を果たすことになるが、13日目、朝青龍に完勝、14日目、千代大海も破って、大関昇進に相応しい勝ち星を挙げたと言え、朝青龍との対立時代に入る予感がする。しかし、いずれも外国出身力士であり、この中に割って入れる日本人力士の早期出現を願って止まない。
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見事、静岡出身水鳥の銀メタル

2005-11-26 14:28:14 | Weblog
世界体操選手権個人総合で、冨田洋之が31年ぶりに優勝し、静岡市出身の水鳥寿思が2位に入った。ワンツー入賞は35年ぶりの快挙で、体操ニッポンの復活を感じさせ、北京五輪に期待をふくらませた。これから行われる種目競技で、何個のメタルを取ることができるのか注目される。水鳥選手の家は、静岡市で早くから父親が家業として,体操教室を開いている有名な体操一家である。県内マスコミによって、水鳥が少年の頃から練習に励んでいる様子が紹介されていて、テレビで、親子が口を揃え、将来の夢は、オリンピック選手になることだと言っていたことを、つい最近のように思い出す。アテネ五輪では、団体で金メタルを取って一先ず目的を果たしたが、今回は個人総合2位という立派な成績を残した。少年時の夢が実現でき親子共々満足感に浸っていることだろう。
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早めに済ませたウオーキング

2005-11-25 15:43:04 | Weblog
ウオーキングが日課のようになっていると、できるだけ早い時間に済ませてしまおうという気持ちになる。そんなに義務的に考える必要は全くないことは百も承知だが、その位に考えないと長続きしないとも思う。これも性格だなと、今更改めてもしょうがない。しかし、そんなに長い時間ではないが、歩くことによって、いろいろ為になることが多い。一番は、歩きは、気の向くまま何処へでも勝手に行けることだ。自動車では入れない細い道や、知らない道を通って、街の道路を覚え、家や庭等を見せてもらいながら歩くことは結構楽しい。家では、余り聞いていないラジオを携帯ラジオを耳に、聴きながら歩くと、健康や経済のことなど参考になる。歩くのがおっくうになった時は、何か用事を作って歩くと、目的の場所へ早く着く感じがする。歩く道すがら、詩や俳句を作るようにでもなれば最高だが、残念ながら、今のところそんな気持ちになれず、単に、早足で一回り回ってこようと思うだけの義務的ウオーキングの域を脱却できない。今朝もそんなことを考えながら、歯科へ行ったついでに早めのウオーキングを済ませ、ほっと一息ついた。
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晩秋の街中ウオーキングで

2005-11-24 15:34:43 | Weblog
暦の上では小雪を過ぎ、冬に入りかけている頃だが、毎年今頃は、着るものにしても、暖房機器の準備にしても中途半端で、判断をするのがむつかしい時季である。外を歩いていると、紅葉も色濃くなり始め、落ち葉の季節を迎えている。あちこちの家の庭を飾っている柿の実は、今年はあたり年のようで、どこもたわわに実っている。柳が列をなす川辺の道を、熟年グループが、川にたむろしている鴨を見ながら、数人一組でゆっくり歩いている。いつもは、女性のグープに出会うことが多いが、今日は珍しく男性グループに出くわした。気がついたことだが、女性は、カメラを持って歩く人は比較的少ないが、男性はほとんどの人が、カメラを持って歩いていることだ。男と女では、周辺の風景などを観察する視点が違うように感じる。女性はゆっくり眺め、男性は先ずはカメラに収める人が多いのではないか。これから、リタイヤする人が増えてくると、道行く人の中に、ますます男性の姿を多く見かけるようになると思う。晩秋の街中を足早に歩きながら、そんなことを想像した。
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アニメ映画ハードルを観る

2005-11-23 19:05:26 | Weblog
今日午後から、孫娘同伴でNPO・L主催アニメ映画「ハードル」を観賞した。
横浜のハンサムなスポーツマン中学生と小学生の兄弟が、両親の離別により、宮城県古川市にある母親の実家へ移り、兄が中学校で強烈ないじめにあって、瀕死の重傷を負った事件をクライマックスに、登場人物が、それまでに起きた様々な出来事を、1つ1つハードルを乗り越えて、有るべき姿をを探しあててきたことを描いた映画だった。同級生の盗みと裏切り、文房具屋のおばさんの愛情、母親への不信感、移転先の古川では、弟の友人に対する裏切りと悔悟、いじめを承知していても、自らの保身と学校の面子を思うばかりに、それを見過ごしていた女子教師、地域で剣道を教え、厳格そのものと思われていた祖父が、孫のいじめに加担したという告白に、口封じを迫るなど、多感な小中学生が、正義と偽善のはざまで苦悩し、正義の前に圧し掛かるハードルの高さと、それを乗り越える勇気と、喜びを実感する内容で、子供だけでなく、大人も教えられることが多かった。
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残念と期待、城島の大リーグ入り

2005-11-22 21:53:02 | Weblog
残留に一縷の望みを持っていたが、それも適わず、城島の大リーグ入りが決まった。イチローの居るシヤトル・マリナーズと、3年契約、出来高払いを含め1,900万ドル(約22億6,000万円)で契約したとのことである。初めて日本人捕手の大リーガー誕生になった訳だが、どうも、マリナーズ周辺の一言が気になる。今夏ドラフト1位で取ったジェフ・クレメントという捕手がメジャーへ昇格するまで、城島に頑張ってもらいたいと言っているようだ。城島は来年30歳の油が乗った年齢であり、まだ、これからのバリバリの選手だ。その選手を獲得する段階で、もう次の選手が本命のような、発言をするとは腑に落ちない。勿論、実際に城島が期待どおりの働きをすれば、そんな発言は無意味になると思うが。その意味からも、日本プロ野球NO1捕手として城島の活躍を見守りたい。1チームに日本人野手が2人になることは初めてのことだが、今シーズン不振を極めたマリナーズを、来シーズン、イチローと城島の二人三脚で再生ができるのか、今から楽しみではある。しかし、ソフトバンクにとってのマイナスは大きい。昨年は4番小久保を失い、今年は3番井口が大リーグ入り、そして、最も重要な捕手城島を失ったことは、なんとしても痛い。パリーグの盟主として、来シーズン大丈夫だろうか。投手陣は一応安泰とは思うが、攻撃面で、頼りになるのが、生え抜きで松中と川崎の2人だけ、あとは、外人頼りの状態では本当に心配だ。城島の後のキャッチャー的場の一層の成長はもとより、ここがチャンスとばかりに若手の台頭を期待して止まない。それにしても、パリーグのスターが大リーグに移ることは、問題をはらんでいる。パイオニアの野茂を始め、イチロー、松井稼、井口など次々に移っていく。そして、マスコミにも多く登場できる。今シーズンのワールドチャンピオンのホワイトソックスの一員井口は、マスコミにドンドン狩り出されている。ダイエー時代の井口がこれ程全国区のマスコミに顔を出すことなどほとんど無かったことだ。パリーグの選手は、セリーグの選手に比べて、実力、人気共勝るとも劣らなくても、セの選手に比べて、テレビ等で余り顔を出す機会が与えられない。巨人人気の衰えが危惧されているが、マスコミが旧態以前のセリーグ偏重を繰り返していると、巨人人気の停滞だけに止まらず、日本プロ野球全体の衰退に繋がっていく危険性がある。
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暮れも迫った自治会活動

2005-11-21 22:21:49 | Weblog
自治会役員の一員として、毎週1回夜間のパトロールに出ている。この界隈でも時折空き巣、引ったくりなどの事件があり、青少年の保護活動等と合わせ、少しでも犯罪や非行防止に役に立てればと言う目的で、自治会有志が行っている活動である。また、これは月1回だが、防災活動も行っている。その他、年間を通すと、祭りや神社のことなどそれなりにやることがあるが、定例的に動きがないと、うっかり、自分は役員をやっているという立場を忘れてしまうものである。今日は、年末年始にかけて、町内の打ち合わせや、その他、徹底を図るための、役員会開催の案内状を作って各役員宅に配布した。案内状を持って各家を回っていると、町内において自身の立場をそれなりに自認する。と同じに今年も暮れが迫ってきたことを実感する。
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