正さん日記

世の中思いにつれて

沖縄にJアラート。北朝鮮のミサイルはとっくに墜落か

2023-05-31 11:53:23 | 世界

 今朝6時30分、北朝鮮が弾道ミサイルを発射、沖縄上空を通過する恐れがあるとして沖縄県内では全国瞬時警報システム(Jアラート)が鳴り響いた。

 しかし、7時過ぎに、ミサイルが通過する気配が無いとして、Jアラートは解除された。

 その後午前9時過ぎ、朝鮮中央通信が、今朝の飛翔体発射について「午前6時27分に平安北道の西海衛星発射場で予定していた軍事偵察衛星「マンリギョン1」を新型衛星運搬ロケット「千里馬1」に搭載し発射した」と報じた。

 そのうえで、「1段目の分離後、2段目のエンジンの始動で異常が起こり推進力を失って韓国青島西200キロ先きの黄海に墜落した」と明らかにした。

 北朝鮮が、ミサイル発射の失敗を早々発表することは珍しいことだ。ただ、次の発射について近日中に行うことも付け加えた。

 今回のミサイル発射については、北朝鮮は事前に5月31日午前0時から6月11日午前0時までに発射すると日本政府に通告があった。

 ただ、発射についてはミサイルとは言わず、偵察衛星を打ち上げるとした。これに対し日本政府は迎撃ミサイルで撃退する意向を示していた。

 しかし政府は、今回もJアラートを発信したが、北朝鮮が発射した後の追跡については全く不完全なものになった。

 岸田文雄内閣は、Jアラート発進後、国家安全保障会議(NSC)を開いたが、その後、北朝鮮によるミサイル発射失敗の報道があってやっと実情が判明したのでは実効性のある会議にならなかったのではなかろうか。「関連:2月20日

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トルコ大統領にエルドアン氏再選、決選投票で野党統一候補に5%弱の差

2023-05-30 14:08:25 | 世界

 共に過半数に達しなかったため、決選投票に持ち込まれたトルコ大統領選は、選挙戦でも僅かの差でリードした現職のエルドアン氏(69)が約5%弱の差で野党統一候補を下し再選された。

 エルドアン氏は、これまで4期20年以上大統領に君臨していたが、今後さらに5年大統領職に止まることになった。

 今回の選挙は、イスラム系のエルドアン大統領と、6野党統一候補で世俗派のクルチダルオール氏(74)の接戦となったが、結局、トルコ国民は変化を避けた結果になった。

 当初は、大地震の処理や、強権政治からの脱却が叫ばれ、クルチダルオール氏の優勢が伝えられた。しかし、いざ選挙に入ってから、現職のエルドアン大統領が盛り返した。

 エルドアン大統領の続投になったことにより、大地震の後始末、インフレ対策、クルド人対応、ロシアとウクライナの停戦仲介、シリア問題、スェーデンのNATO加盟問題など従来の取り組みは継続することになる。

 ウクライナ問題では、ロシアの妨害などで止まっていたウクライナ穀物の輸出について、エルドアン大統領の仲介があってアフリカなどへの輸出が再開された。

 エルドアン氏の当選を祝い、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領から祝意が表明された。また、アメリカのバイデン大統領も祝意を示したとのことだ。

 その点で、エルドアン氏の再選は、今後の停戦についてかなりの影響があったと言える。一方、スェーデンのNATO加盟については、依然として難航が予想される。「関連:5月16日

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照ノ富士、8回目の優勝、霧馬山は大関確定、来場所3関脇が大関取へ

2023-05-29 10:56:41 | スポーツ

 大相撲夏場所は昨日千秋楽だった。14日目に横綱照ノ富士が関脇霧馬山に勝って去年の夏場所以来、6場所ぶり8回目の優勝を決め、結びで大関貴景勝と対戦、押し出しで一蹴、14勝1敗で最後の相撲を締めくくった。

 貴景勝は、13日目に平幕明生に勝って8勝をキープ何とか大関に踏み止まった。

 既に11勝を上げ大関昇進を確実にした関脇霧馬山は、同郷の関脇豊昇龍に下手投げで敗れた。関脇大栄翔は、関脇若元春を突き倒し10勝の大台に乗せた。

 この結果、来場所は、霧馬山以外の3関脇が総て大関挑戦の基準になる三役で2場所10勝以上の成績を上げ、史上稀に見る3力士による大関取りの場所になる。3場所合計で33勝以上上げれば大関昇進が確実になる。

 一方、2年ぶりに幕内に戻った14枚目の朝乃山は自己最多タイの12勝3敗の準優勝で来場所は上位に復帰、大関復活を目指す場所になる。

 今場所は十両で将来を期待される力士が台頭してきた。十両筆頭の豪の山と大相撲2場所目の怪物19歳の落合が共に14勝1敗で優勝決定戦を行い、豪の山が寄り切って優勝した。

 来場所、豪の山は新入幕が決定、落合も一気に新入幕にのし上がる可能性がある。落合は「伯桜鵬」と改名、豪の山とともに注目の的になりそうだ。

 20歳のホープ熱海富士も、13勝2敗で来場所再入幕が期待される。もし、そうなれば豪の山、伯桜鵬とともに出世争いが人気を呼びそうだ。「関連:5月15日

 

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岸田首相の長男、度重なる国有物の私物化。処分無しに国民の怒り助長

2023-05-28 11:01:10 | 政治

 昨年末、岸田文雄首相長男の翔太郎首相秘書官が、首相公邸内へ親族らを招き、忘年会を開いていたことが週刊文春に報じられた。

 写真では、恐らく賓客用の赤じゅうたんが敷かれた階段で組閣の記念写真撮影よろしく、親族一同が並んで写真を撮った状態や、一人が寝そべっている状態が写されている。

 この親族の集まりに岸田首相自身も参加し挨拶をしたと言う。その点では、首相も共犯になっている。指摘に対し、岸田首相は「注意した」として、更迭まではしない考えだ。

 翔太郎首相秘書官は今年の1月、岸田首相が仏、伊、英、加、米を歴訪し各国の首脳と会談を行ったが、同行した翔太郎氏が日本大使館の公用車を利用して、パリやロンドンの観光名所を訪れたり、現地の百貨店で買い物をしたりしていたことが週刊新潮で暴かれている。

 この時も岸田首相は、国会で野党に対し、翔太郎氏が自身の土産を購入するため公用車を使用したことを認め、首相の土産購入は公用なので問題はないと答弁している。

 しかし、実際には、観光地で写真を撮るなど、必ずしも公務だけで公用車を使っていたわけでもなかったようだ。

 イギリスやフィンランドでは官邸・公邸内のパーティーが首相退陣にまで発展したが、日本政界の身内への甘さが際立っている。

 G7サミット後、岸田内閣の支持率が上がっているが、長男の公邸私物化が明るみに出て、欧州における公用車の私物化問題がぶり返された。

 再三にわたり公的立場にある長男の常識外れの行為に何らの処分を行わず、そのまま放置しておくことは、岸田首相自らも責任と自覚の欠如を示している。「関連:2月4日」

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警察官2人、女性2人が犠牲に。31歳男性逮捕。長野県中野市の立てこもり事件

2023-05-27 11:33:53 | 社会

 昨日、長野県中野市で、警察官2名と女性2名の男女4人が死亡した立てこもり事件で、県警は、散弾銃を発砲した男を殺人容疑で逮捕した。

 男が立てこもったのは、中野市の市議会議長の自宅で、逮捕されたのは議長の長男で農業青木政憲容疑者(31)だった。

 青木容疑者は、きのう午後4時半ごろ、女性をナイフで刺し、通報を受けて駆け付けた警察官がパトカーを下りる前に、散弾銃を発砲した後、近くの自宅に立てこもった。

 この事件で、ナイフで刺された近所に住む村上幸枝さん(66)、撃たれた中野警察署の玉井良樹警部補(46))と池内卓夫巡査部長(61)の3人が死亡した。

 また、現場には、高齢女性が意識不明で倒れていて、きょう未明に死亡が確認された。死亡したのは竹内靖子さん(70)で死者は合わせて4人になった。

 立てこもっていた青木容疑者は、発生からおよそ12時間後の午前4時半過ぎに、自宅の外に出てきて、身柄を確保された。

 女性2人を刺した理由は「悪口を言われたから」と供述しているようだ。竹内さんは刺されて倒れていたが、銃撃の危険性があったため、暫く現場に放置された状態になっていた。

 警察官については、パトカーで現場に到着直後、車の窓越しに散弾銃で銃撃されたようだ。両警官は、容疑者が銃を所持していることを知らぬまま、防弾チョッキを着用していなかった。

 青木容疑者は、猟銃など4種類の銃の免許を得ており、クレー射撃などを趣味にしていた。周辺からは余り目立たない静かな人物として見られていたという。

 今後、事件の発端になった女性2人を刃物で刺した理由を究明することから、いきなり警察官2人を襲撃した真意などが質される。

 アメリカでは、銃による凶悪事件が起こる度に銃規制論議が激しくなるが、日本は、「銃砲刀剣類所持等取締法」により猟銃、空気銃以外一般人に銃の所持は許されていない。

 しかし、その厳しい規制があっても、厳しいといわれる審査を潜り抜け、猟銃などが犯罪予備軍に渡っている事例は今までも多数あり、それが大事件に繋がっている。

 青木容疑者については、今後、精神状態など様々な形で検証し、犯行との関係を探り出していくと思うが、不慮の事件で亡くなった4人の方々の尊い命はもう帰らない。「関連:2019年6月18日

 

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次回の衆議院選挙、東京で自民、公明の選挙協力破たん。しかし、復活する可能性も。

2023-05-26 11:46:04 | 政治

 東京の公明党が、次回衆議院議員選挙で自民党との選挙協力を行わないことを伝えた。

 ただ、この処置は東京都全区に限り、自民党との連立解消はしないことも表明した。

 一票の格差問題を改善するため、衆議院議員選挙の区割りを全国で10増10減としたが、その内東京選挙区は5増えて従来の25かた30になることが決まっている。

 公明党は、増えた5選挙区の内28区に自党候補を擁立し、自民党に協力を求めたが自民党はこれに応ぜず代わりに他の選挙区を提示したが、公明党はこれを受け入れなかった。

 公明党の石井啓一幹事長と自民党の茂木敏充幹事長が何度か折衝を行ったが、結局、話し合いがつかず、石井氏が茂木氏に最後通告として、東京における選挙協力の解消を突きつけた。

 東京選挙区では、幾つかの区で自民党候補者は公明党の協力が無いと当選するのに厳しい区が存在する。

 公明党は、自民党に協力している区では、1万~2万の票があり、前回選挙でも公明党の票があったため、当選するか、落選しても惜敗率により比例区で復活当選している例が数多くある。

 また、全国の多くの選挙区で公明党票が無いと、自民党の単独過半数は困難になっている。

 公明党は、今回の措置は東京だけだといっているが、若し、東京で自民党が大幅に議席を減らした場合、両党が今まで通りの融和を保つことができるのだろうか。

 また、この形は全国に及ぶことも無きにしも非ずで、そうなった場合には、連立の解消に繋がる可能性が十分ある。

 自民党内から、公明党は連立解消の覚悟があるのかと突き放した意見が出ているようだが、恐らく公明党にその覚悟はないだろう。

 公明党は、東京でメンツが立たないとばかり強がりを見せているが、与党のうま味は離せないので、結局は、協議を再開し、一定の妥協をする可能性が高い。「関連:4月26日

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高校生に月1万円、児童手当拡充、財源は後期高齢者医療制度などから

2023-05-25 14:12:19 | 政治

 岸田文雄首相は、異次元の消費化対策の一環として児童手当の増額、高校生までへの拡大、収入制限の撤廃などを上げている。

 目玉として現在中学生までになっている児童手当については、対象を高校生まで引き上げ月額1万円を支給、親の収入について制限しないことにするようだ。

 これらについては、従来から立憲民主党など野党が主張していたものだが、異次元と名がつく以上、この程度のことはやるしかないと、自民党内で合意形成ができる見通しだ。

 しかし、その財源については、防衛費の倍増方針と同様、見通しはついていない。

 岸田首相としては、医療保険、介護保険、後期高齢医療保険などから捻出する考え方を示している。

 75歳以上の後期高齢者については、先に一定の収入がある約20%から、医療機関の窓口支払い金について、従来からの1割を2割に引き上げた。また、約40%から来年度より医療保険引と介護保険の引き上げを行なうことを決めた。

 その一部を、少子化対策に振り向ける考えだが、これでは高齢者を泣かせることになり本末転倒のそしりは免れない。

 凡そ、児童手当の拡充で、少子化の解消に繋がるのか、税金の無駄使いになる可能性が高い。「関連:5月14日

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ウクライナのゼレンスキー大統領、唯一ブラジルのルラ大統領と面談なし。

2023-05-24 12:44:06 | 娯楽

 一昨日終えたG7サミットで焦点を集めたウクライナのゼエンスキー大統領は、電撃的訪問と報道されていたが、実は既に4月段階にサミットへゲスト出席が決まっていたとのことだ。

 戦争真っただ中の大統領は、常に秘密裡に動かなければならないし、G7首脳の了解を急に取ることは難しいと思うので、そうなっていたとしてもそれほど不思議なことではない。

 セレンスキー大統領は、訪日の前はアラブ諸国を訪問し、日本にはサウジアラビアからフランス機で飛び立ってきた。

 広島空港到着後、タラップを駆け降りるように日本の土を踏んだ若いエネルギッシュなゼレンスキー大統領の姿は、いつもテレビで見ているものと同じだった。

 そのゼレンスキー大統領は、サミットに招待されたいわゆるグローバルサウスの各首脳と個別に面談したが、ただ一人、面談しなかったのが。ブラジルのルラ大統領だ。

 ルラ大統領は、待っていたがゼレンスキー氏が現れなかったと不快感を表した。ゼレンスキー氏は、時間調整の問題だとした。

 しかし、この二人にはそれぞれの思惑があるようだ。ルラ大統領は、ブラジルはロシアからの肥料が農業に欠かせなくロシアのプーチン大統領と対立したくないのが本音のようだ。

 ゼレンスキー氏は、その点を見抜き、ルラ氏に対して不信感を抱いているため面会を避けたかったのかも知れない。

 ただ、今回、日本でグローバルサウスの首脳が本音は別として、全員がゼレンスキー大統領と面談すれば、プーチン大統領へそれなりのプレッシャーは掛ったと思う。

 ゼレンスキー氏とルラ氏のどちらかが意識的に面会を避けたのか、何らかの手違いで面会できなかったのか真相は闇の中だが、複雑な国際関係の実態を見せつけられた感じだ。「関連:5月22日

 

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大谷、吉田、打でメジャー初対決

2023-05-23 14:03:05 | スポーツ

 春先、WBCの日本の3番、4番バッターで、二刀流のエンゼルス大谷翔平と、打撃の職人パリーグ2年連続首位打者のレッドソックス吉田正尚が打者同士でメジャー初対決となった試合が行われ、2-1でエンゼルスが辛勝した。

 1点を追ったレッドソックスは6回、ランナーを三塁に置いて2番吉田が一塁手の頭を超すタイムリー安打を放ち1-1の同点にした。

 吉田は、1回の表にも安打を放ち、この試合2安打、打率は3割をキープした。現在、新人選手ではアメリカンリーグで最も高い打率を記録している。

 一方、大谷は、レッドソックスの先発ホウクを打てず、1四球を選んだが2三振の3ゼロで、この試合は良いところがなかった。

 しかし、大谷は昨日ツインズ戦で先発、6回を投げ2安打9奪三振1失点と好投、勝敗はつかなかったが3-1で勝ったエンゼルスの勝利に貢献した。

 現在5勝1敗、防御率3.05、打者としては2割8分台、本塁打11本、32打点と投打に好成績を上げている。

 吉田は、先に週刊MVPを獲得した。大谷はまだ週刊MVPにはなっていないが、今季はこの2人の活躍にさらにファンの期待が集まりそうだ。「関連:4月28日

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広島G7サミット閉幕、特徴は原爆資料館視察とゼレンスキー大統領の出席

2023-05-22 11:55:49 | 世界

 5月21日、7年ぶりに広島で行われた日本で7回目のG7サミットが閉幕した。

 今回のサミットの特徴は、世界で長崎と2カ所しかない被爆地広島で行われたこと。いわゆるグローバルサウスと呼ばれる8カ国の首脳が参加したこと。最後に、現在ロシアに侵攻されているウクライナのゼレンスキー大統領が電撃的に出席したことだ。

 岸田文雄首相ら関係者は、かつてのサミットにはない幅広いメンバーが広島に参集したと胸を張った。

 ただ、あまりにもあれもこれもになってしまい、時間が足りず、濃度が薄い会議になってしまったようだ。

 1つの例では、日米韓の首脳会議は、たった2分で終わってしまったというから、記念写真を撮って席に座ってすぐお開きになったのだろう。

 岸田首相は、G7首脳の他、韓国の大統領など8カ国の首脳と会談したが、韓国はともなく、他の首脳との会談は、恐らく日米韓会議と同様、顔合わせ程度に終わったのではないかと推察する。

 時間が足りないため、肝心のG7サミット会議も中味の濃い会議にはならなかったようだ。「虻蜂取らず」、「二兎を追う者は一兎をも得ず」との例えがあるが、実際に如何だったのだろうか。

 ただ、いわゆる「成果文書」や「首脳声明」などは、会議の前に官僚同士の下打ち合わせや、議長として岸田首相が事前に各国首脳と個別会談をして基本的に纏めているため、実際の会議は極端に言うと同窓会の懇談会のようなものだと言う人もいる。

 従って、今回のG7サミットが歴史に色濃く残るとしたら、やはりG7をはじめ、グローバルサウス、ゼレンスキー大統領が原爆資料館を見学し、原爆の悲惨さ、恐ろしさを実感したと思われることだろう。ただ、見学の内容が非公開なこと、それが核兵器廃絶まで結び付かないことは残念なことだ。

 もう1点は、G7サミットで初めて戦火のウクライナ大統領が出席したことだ。平和の都市広島で武器供与を訴えたことは一部に異論があるが、侵略されて国と国民が存亡の危機に直面している事態の中で、大統領の訴えは、自国民を励まし、相手国ロシアに対し大きなインパクトを与えるものとして理解できる。「関連:5月21日

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