26日にセントラルリーグで6年ぶりにヤクルトが8回目の優勝、昨日はパシッフィックリーグでオリックスが1996年以来、25年ぶり13度目のリーグ優勝を果たした。
共に、昨季は最下位だった。両リーグで前シーズン最下位だったチームが優勝した例は初めてのことだ。
26日に優勝したヤクルトは、横浜スタジアムでDeNAに勝利し、甲子園球場の阪神の結果を待ったが阪神が敗れたため優勝が決まり高津臣吾監督の胴上げとなった。
昨日、試合が無かったオリックスは、京セラドームで、楽天生命パークで行われたロッテ対楽天の結果を待ったが、ロッテが敗れたため、12球団で最も優勝から遠ざかったオリックスの四半世紀ぶりレギュラーシーズン優勝が決り、中嶋聡監督の胴上げとなった。
これで両リーグともクライマックスシリーズに出場する1~3位までが確定、セリーグは1位ヤクルト、2位阪神、3位巨人、パリーグは1位オリックス、2位ロッテ、3位楽天という結果になった。
今季のクライマックスシリーズは、両リーグとも11月6日(土)がファーストステージ、11月10日(水)からファイナルステージに入り、日本シリーズは11月20日(土)からの予定だ。
セリーグ優勝のヤクルトは、やはり2年目の高津臣吾監督が上手くチームをまとめ、成長した奥川恭伸投手。ベテラン小川泰弘投手、移籍の今野龍太投手らが良く投げた。
大きく成長した村上宗隆内野手が39本で本塁打王(タイ)、打点112で2位、ベテラン山田哲人内野手も本塁打32本を放つなどの活躍でセリーグを制覇した。
パリーグ優勝のオリックスは、中嶋聡監督の選手起用が光った。また、何と言っても18勝を上げた山本由伸投手の負け知らずの投球が群を抜いた。次いで、宮城大弥投手も成長、13勝を上げた。
大リーグから戻ったクローザー平野佳寿投手、助っ人ヒギンス投手が共に29セーブを上げ勝利に貢献した。
打撃陣では、福宗正杉とも言われた打線が大活躍、吉田正尚内野手は339で2年連続首位打者、杉本祐太郎外野手は10年目の大変身を遂げ32本で本塁打王、301で打撃3位の活躍ぶりだった。
福田周平内外野手、宗佑磨内外野手の1,2番が、吉田、杉本の主砲へ繋げた。「関連:6月16日」
ジャイアンツが中田を取ってすぐに試合に出したところで、ジャイアンツは終わったと思いました。