ブログ 「ごまめの歯軋り」

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日本の軍需産業の構図

2007年11月07日 | 時事問題
asahi.com 2007年11月07日07時54分
防衛省、7年間に613人天下り 山田洋行含む242社に
 守屋武昌・前防衛事務次官に対する軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸氏によるゴルフ接待など、業者との関係が問題となっている防衛省で00年から06年にかけ、計613人のOBが同社を含む計242社に天下っていたことが分かった。同省が6日、参院予算委員会の求めに応じて資料を提出した。内訳は、
三菱重工業:38人
日本電気:27人
三菱電機:24人
川崎重工業:18人
IHI(旧石川島播磨重工業):17人
東芝:14人
日立製作所:14人
富士通:14人
富士通特機システム:1人
山田洋行:4人

F2戦闘機開発企業への天下りの場合
大分前になるが私のブログで取り上げたF2戦闘機開発に関して天下り先と受注額の関係を上の表にした。やはり三菱グループ、石川島重工、川崎重工、富士重工などの名がリストされている。これは飛行機の場合で、ほかの戦車とかミサイルとか戦艦とか全体を見る必要がある。今回の戦闘機関係では群を抜いて三菱財閥でした。
ということで、日本の軍需産業のトップはあの政商三菱グループです。山田洋行は物の数ではありません。蟻と象のちがいですので、そこをお忘れなく。蟻から賄賂を取った守屋前事務次官は小さい、象から賄賂を取っているのは誰でしょう。


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