ブログ 「ごまめの歯軋り」

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1月「暮らしの経済指標」出ました 

2007年03月03日 | 時事問題
1月の完全失業率、横ばいの4.0%
 総務省が2日発表した1月の完全失業率(季節調整値)は、前月と同じ4.0%だった。厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(同)は、前月を0.01ポイント下回るものの1.06倍で高水準。同日発表された労働力の詳細調査では、06年平均の正社員数は3411万人と、前年に比べ37万人増えた。

1月の消費者物価、8カ月ぶり横ばい
 総務省が2日発表した1月の全国消費者物価指数(05年=100)は、変動の激しい生鮮食品を除く総合指数が99.7となり、前年同月から横ばいとなった。消費者物価指数の前年同月比は昨年6月から12月までプラス0.1~0.3%の範囲で小幅に上昇してきたが、8カ月ぶりに上昇が止まった。暖冬の影響で石油製品が値下がりし、物価の押し上げ効果が薄れたことが主な原因だ。

消費支出、13カ月ぶりプラスに 1月の家計調査
 総務省が2日発表した1月の家計調査によると、単身世帯を除く全世帯の消費支出は月平均29万6472円となり、物価変動を除く実質で前年同月より0.6%増加した。前年を上回るのは13カ月ぶり。総務省は「昨年夏からの消費の弱い動きから脱しつつある」との見方を示した。

郵貯金利、5日から引き上げ 通常貯金は年0.21%に
 日本郵政公社は5日から貯金の金利を引き上げる。日銀が追加利上げを実施し、民間金融機関が預金金利を引き上げているため。通常貯金は現行の年0.11%から0.21%に、定額貯金は3年以上を現行0.30%から0.35%に、定期貯金は3年物を現行0.35%から0.40%にそれぞれ変更する。

2月の米新車販売台数、好調続く日本勢 トヨタ2ケタ増
 自動車各社が1日発表した2月の米国での新車販売台数で、トヨタ自動車とホンダ、日産自動車の日本メーカー3社がともに2月としての過去最高を更新した。米大手「ビッグ3」はゼネラル・モーターズ(GM)が昨年11月以来3カ月ぶりに前年同月比で増加に転じたが、フォード・モーターとダイムラークライスラーは大幅減となり、好調が続く日本勢と明暗を分けた。

3月のフラット35、平均金利は年3.095%
 住宅金融公庫は2日、民間金融機関と提携した最長35年の長期固定ローン「フラット35」の3月の平均適用金利が前月に比べ0.031ポイント低い年3.095%に下がったと発表した。日本銀行の短期金利の誘導目標引き上げに伴い、銀行などのローン金利は上昇しているが、フラット35が指標とする長期金利は低下傾向のため、下落した。


東大寺 お水取り が始まった

2007年03月03日 | 時事問題
asahi.com 2007年03月01日21時19分
奈良・東大寺のお水取り始まる 暖冬の中たいまつに歓声
 古都に春の訪れを告げる奈良・東大寺の修二会(しゅにえ)(お水取り)が1日、本行入りした。午後7時、二月堂(国宝)の舞台に10本のたいまつが次々に登場。火の粉が欄干から降り注いで闇を照らすと、約2千人の観客から歓声がわき上がった。

お水取りが終わると関西は本格的な春となります
3月1日から2週間「お水取り」という東大寺の修行が行われ、14日に最終日を迎えます。そして関西は本格的なうきうきするような春になります。

女性の平均寿命は世界一

2007年03月03日 | 時事問題
asahi.com 2007年03月03日10時12分
平均寿命 男性は78.56歳、女性は85.52歳
 厚生労働省は、日本人の平均寿命や年齢ごとの死亡率をまとめた05年の完全生命表を公表した。平均寿命は男性が78.56歳、女性は85.52歳で、前回00年の完全生命表よりもそれぞれ0.84歳、0.92歳延び、過去最高を更新した。 完全生命表は国勢調査をもとに作成される。平均寿命は、厚労省が把握している主要国・地域の中では女性は世界一、男性は4位となっている。

か弱き者、それは男
長年のストレス、心労、身体酷使の結果男性のほうが早死になります。夫が死んでから女房はやたら元気になり、この世を謳歌します。次の世代では、男は女に養ってもらおうか。

日興証券消滅の危機

2007年03月03日 | 時事問題
2asahi.com 007年03月03日06時24分
<日興、上場廃止へ 不正決算問題で3証取
 東京、大阪、名古屋の3証券取引所は2日、不正な利益水増しで過去の決算を訂正した国内3大証券のひとつ日興コーディアルグループの株式を、上場廃止する方向で最終調整に入った。前経営陣が利益水増しに関与し、水増し額も多額なため「悪質性が高く上場廃止基準に触れる」と判断している模様だ。東証は3月中旬に正式決定し、4月中旬に廃止する見通し。日興は廃止も視野に米金融大手シティグループの傘下入りなどを検討しており、近く提携戦略を固めるとみられる。

日興コーディアルグループ倒産へ 金融モラル崩壊続く
長銀、日債銀、足利銀行の倒産、山一證券の自主廃業、三洋証券の倒産などなども過去の話かと思っていたが、どっこい証券大手の日興グループが粉飾決算で整理ポストに組み入れられた。これで資金集めは不可能になったので、緊急に資金のめどがつかなければ倒産になるのがこれまでのストーリである。米国金融資本シティーグループが完全子会社にするなどの抜本策を講じないとやばい。いずれにせよ日興証券は世の中からなくなる。