昨夜は、友人に誘われまして、某スナックへいきました。
最近は、仕事関係の付き合い以外でスナックへ行くことなどないので、久しぶりの、夜の町徘徊気分となりました。
といって、そのお店に2時間程度居ただけですが。
というのも、そのお店のママが、お水の仕事から完全引退するということで、挨拶に伺ったというわけなのです。
そのママは、私のことを、君づけで呼びます。
私はいい歳こいたオヤジですから、女性なら、たいがい私のことを、さん付けで呼んでくださいます
中には、名前を呼び捨てしてくれる方もおられますが、君づけする女性は、たいがい同級生だけです。
私、女性から君づけされますと、なぜか甘酸っぱい気分になってしまいます。
ある意味、青春の思い出のようなものだと思いますが、ママは、なぜか、私を君づけしてくださいます。
すると、お席に落ち着いてしまう私がいる、ということでもあります。
そのママ、自分でお店を持つようになって、37年経つそうです。
以前、こんなことを私に話してくれたことがあります。
「26の時、初めて自分の店を持ったけど、その時は、怖いものなど何にもなかった」、と。
女性ですが、豪傑でもあります。
小さなお店から始まり、バブルの頃は、数十人入られるホールを抱えた店を経営し、最近は、こぢんまりしたお店に落ち着きましたが、40年近く、この業界で生きてこられた方です。
馴染みも多く、昨日もそうでしたが、引退されるということで、連日満員御礼状態になっています。
今週末で引退だそうですが、引退したら、しばらくは孫と色々なところへ遊びに行きたい、などと語っておられました。
またひとつ、私が通えるお店が消えました。