戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

希望の芽吹き、なのか

2023年04月26日 | 選挙

雨ですね。

冷たい雨ではありません。

なんか、梅雨時みたいな雨です。

おかげさまで、仕事は休みになってしまいました。

多少アンニュイな気分で、このブログを記しています。

葉桜並木。

葉桜と言えば、市議会議員選挙ですね。

関係ないですけれど……

トップで当選した方が7000票も集めてしまったのには驚きました。

知名度抜群だとしても、二位の方の3倍ですからね、すごいものです。

それをどう捉えるか。

次期市長への期待もあるでしょうが、現状への不満、批判票も含まれたのでしょう。

市長は変わっても、何も変わらない、パッとしない高山市の現状に対しての批判です。

もっとも、先の市長選挙で現状維持を選択したのは有権者ですけれど……

個人的に嬉しかったのは、二位で当選された方が20代の若者であったことです。

若い人の市政への関心、政治および投票への関心が高まったならば、歓迎すべきことです。

その方も市長になるという希望を持っていらっしゃるようですから、市政の現場へ出て経験を積んでいただきたいです。

不思議なのは……当選されなかった郷土史家の方は、何を思って今回出馬されたのでしょうか……。

当選すると思っていらっしゃったのでしょうか……

やむにやまれぬ気持があったのは間違いないと思いますが。

これもまた、このままでは高山は危うい、という思いでしょうか……

 

 

 

 


特別な選挙になりますか

2023年03月12日 | 選挙

高山市議会議員選挙のポスター告示板です。

だからどうしたという写真でありますが……

今回は大きいのです。

候補者が多いからです。

現在、33名の候補予定者がいるそうです。

24の議席に、現役22名、新人11名が候補するという情報です。

間違っていたら、ごめんなさい。

なんといっても、新人候補の多いこと。

前回はたしか、2名ほどだったと思います。

毎回その程度なのですが、今回は11名ですから、特別な選挙になるようです。

どうしてそれほど多いのか?

色々な理由があるでしょうが……

何となく皆さんが感じていらっしゃることに、現在は時代の大きな変わり目にあるのではないか、というのがあるのではないでしょうか。

にもかかわらず、国政もそうですが、地方の政治も相変わらずの様相であると。

そこに危機感を感じていらっしゃる方々が多いのでしょう。

私もそのうちの一人ですが。

候補された方々の勇気を称えます。

なるべく多く、候補者の主張を聴いていきたいと考えています。

 


地方都市でも新しい感性は必要か

2022年09月22日 | 選挙

先の選挙で、高山市長選挙のことですが、高山市民は『変わらない』という選択をしたといってもいいのではないでしょうか。

選挙が終わって一月経ちますが、今になって思ったことを記します。

保守系の候補者が当選しましたが、若い新人の候補者との差は3000票という僅差でした。

うちの妻など悔しがっていましたが、意外だったのは、私より年上の商店の店主でも悔しがっている人がいたことです。

何か高山に新風をと願っていたのでしょう。

私は風邪をひいていまして選挙には行けなかったのですが、女性候補に入れる予定でした。

これからは女性の時代だと思っているからですけれど、県初の女性市長が高山で生まれることに魅力を感じました。

ちなみに、国会議員も6割は女性でいいと考えています。

男はどうしてもマウントを取り合って序列を作りたがるので、これからの時代にはそぐわないだろうと考えているからです。

これから、世界も国も地方都市も、色々と変わってくるでしょう。

コロナだ戦争だ自然災害だ、と矢継ぎ早に起きます。

高山市の市政はどうしても隣の町の飛騨市と比べられてしまいます。

次々と政策を打ち出す飛騨市の市長を羨ましいと思っていた方も多いと思います。

それが、今回の選挙の結果につながったわけですが、高山市民は変わることを選択できなかったのです。

遣り掛けの事業がたくさんあるから、行政が運営しやすいよう選択したんだ、という理由もわかります。

ですが、もう一人の若い候補者が述べていたように、ネット環境のインフラを整備する必要も迫っています。

現在、マイナンバーカード事業の推進を国は必死に進めています。

何が行われようとしているのか、それを早めに把握し対策を立てるためには、若い柔軟な頭脳が必要なのかもしれません。

リーダーになった人に危機感があればいいのですが……

 


政治にもイメージカラーが

2022年08月22日 | 選挙

高山市民時報ってすごいな、と思うのは、高山のミニコミですが、今日の号など言えますね。

一斉に、今回の選挙の候補者が広告を挙げていました。

市長選だけで記せば、市議会議員補欠選挙の候補者も広告を挙げていたからですが、必要なことはすべて告知されているでしょう。

私が知りたかった、いつ、どこで、総決起集会が開かれるか。

近々で、明日、明後日、文化会館の大ホールで行われると記されていました。

体調が良ければ、聞きに行きたいと考えています。

そこへいくと、後発、いや、一番最初に名乗りを上げた候補者は、どこに告知をすれば遍く伝わるかが分かっていらっしゃらない。

当然といえば当然なんですが、脇の甘いところがすでに露呈しています。

周りにいらっしゃる、もしくは担ぎ上げた方々がサポートするべきところですが。

……

色も大切なのです。

一番最初に目につきますから。

候補者討論会で、勝負服に身を包んだ唯一の女性候補は、そのまま、赤をイメージカラーで押しているようです。

前回敗れた若手の候補者は、オレンジですよね、ある意味、リベラル色なのでしょうか……わかりませんが。

めったなことは言えませんが、色は候補者の主張を代弁しているところがあるような気がいたします。

勝手に解釈すれば……

赤だと強い意志が、青だとクリーンなイメージが、まさかの黒はないと思いますが。

オレンジはそういう点では、よく言って穏健な、悪く言って曖昧な、感じがしないでもありません。


始まりました、お祭りのよう

2022年08月21日 | 選挙

高山市長選挙、今日、告示されました。

4名の候補者による選挙です。

一週間後の28日投開票です。

うちの近くの掲示板にも、今朝早くポスターが貼られました。

ですが、一名だけ貼られていません。

東京から参戦された方ですから、スタッフも少ないでしょう。

他の掲示板にも、その方だけのパスターは貼られていないのです。

ちなみに、市議会議員選の補欠選挙も同時に行われます。

4名の方が候補されていますが、すべて女性候補者であるおかげか、こちらの掲示板は、華やかな感じがあります。

さて、選挙祭りが始まりました。

「さあ、せで行かんならんぜ!」、と気合を上げて走り出した陣営もあるはずです。

今朝、時間になったら、ねじり鉢巻きをして、拳を上げて、選挙カーを送り出したことでしょう。

自民公明の推薦を得られた候補者の陣営は勢い付き、組織票固めに走るでしょう。

はがき攻勢、電話攻勢、が始まるわけです。

決して避難しているわけではありません。

これが従来型選挙の戦い方なのですから。

それに対して、若手の候補者2名はどんな戦略を立てているのでしょうか。

どうにかして、自分たちの主張を有権者に届けたいと願っているはずです。

話を聞いてもらわないことには始まらないからです。

演説会を開くにも、集会なのですから、聞いてくれる人を集めなければなりません。

どこそこでやりますから来てください、と告知したところで、人は来てくれません。

個人的には、各候補者の集会に行って、公約を聴いてみたいですが。

しかし、実際行くと、ある所では、きっと、鉢巻をもらい、最後には、起立して拳をあげなければならなくなるような気がします。

もっとも、今回の選挙では、「ガンバロー!」の三唱はできないでしょうが……。

 


まだまだ関心は薄いような

2022年08月16日 | 選挙

市長選のポスター掲示板です。

当初は4名分でしたが、つい先日、6名分になりました。

現時点での候補者は4名ですが、まだ期間がありますので、増やしたわけです。

ですけれど、これ以上は増えないと思いますが。

公示直前に立候補する方は、後出しじゃんけんのようで有利な場合がありますけれど、それも組織票があればです。

現4候補者の中で、一人、自民党推薦を受けられた方がおられます。

たぶん、公明党も推薦するでしょう。

一番有利な候補者です。

ただし、今回は、もう一人保守系の候補者が出ていまして、なおかつ女性なので、女性票は割れるでしょう。

他、新人二人の候補者がいますが、それぞれ、医師会、IT関連の票が向かうかもしれません。

こんななか、市長選に挑もうとする猛者がいるのでしょうか。

面白がりだけだったら、お金もかかりますし、止めたがよろしいですよね。

高山での浮動票というのはどの程度あるのでしょうか。

若者の投票率はどのくらい上がるのでしょうか。

ちらほら、地元のSNSでも、選挙についての話題が上がるようになりましたが……

保守層の思惑通りにはいかない選挙になるかもしれません。

 

 

 


始まる前から混戦か

2022年07月28日 | 選挙

高山市長選に女性候補が立たれました。

まずは歓迎すべきことです。

計四人になりまして、混戦になります。

三人目の候補者は自民党公認になるはずの元市役所の方ですから、たぶんこの方であろうと思っていたのですが、わからなくなりました。

四人誰でも可能性はあるわけです。

個人的には、歓迎すべきことだと考えます。

政策が問われますから。

以前も記しましたが、選挙は組織票で決まってしまいますから、組織票が割れるようになる状況が好ましいのです。

となるならば………

固い組織であるはずの、宗教票ですよね………

〇会票と、ま〇票がどこに入るかでしょうか。

まさかの、信者独自のなんてことはないでしょうから……

 

 

 


組織は強い

2022年07月25日 | 選挙

選挙の実態というのが、今回の新興宗教騒動で見られた気がします。

先の選挙では、自民党が大勝しました。

政権与党連合は信任されたわけです。

現実を見れば、物価はどんどん上昇し、されど賃金は上がらず、それどころか年金支給額は下がっています。

それでも、有権者は現在の政治に満足していると答えたわけです。

どうしてそういう結果になるのか?

やはり、組織票が当落を決めたのだということではないでしょうか。

組織票で決まってしまうのだと。

一番確実なのは、宗教票ですね。

教祖様が、この人、もしくはこの政党に投票しなさい、といえば、信者はみな従います。

あまりに当たり前な解釈ですが、あくびの出るくらいベタな表現ですけれど、真実であり、効果は絶大だったということですね。

二番目からは、会社なり、組合なり、自治体なりが、効果は薄くなっていきますが、続きます。

たぶん、それぞれの組織のパーセンテージも決まっているのでしょう。

だから、開票前に当選確実が出せるのですね。

投票所前のアンケートはあまり意味がないのですよ。

実際、私が行った投票所では、アンケートをしていませんでした。

ここから飛躍した考えを記せば……

革命とは、無党派層が投票に行くことですね。