経営がなりたたず、商売を辞められるお店があとをたちません。
個人経営のお店が商売をしにくいご時世でもあります。
そんななか、いつも賑わっていた、うどん屋さんが閉店しました。
地元のミニコミですけれど、ニュースにもなりました。
ゆでたての釜揚げうどんを安く食べることのできるお店で、たいへん人気がありました。
お昼時は駐車場が一杯で、お店の前の道路が渋滞になることもあったのです。
そんなことを書いている私は、実は一回も入ったことがありません。
あまりの人気に尻込みし、それでも、話のネタに入ってみようかと思ったこともあったのですが、機会を逃してしまいました。
店主の方が昨年亡くなられ、83才であったそうですが、残された奥さんも高齢のため、暖簾を下ろすことになったそうです。
本当に惜しまれながら、辞められるわけです。
ウチの近所にも、美味しい中華そば屋さん2軒があったのですが、10年くらい前に、あいついでお店を畳まれました。
たまに思うのは、あの中華そばは、もう二度と食べることができない、ということです。
子供の頃から親しんできた味なので、未だによく覚えているのですが、もう味わえないのです。
うどん屋さんの味は、私は体験しておりませんが、親しんだ人たちは、私と同じことを思うのでしょうか・・・。