戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

4241

2018年04月30日 | 想うこと

なんやねん、この数字?

正直、私も、なんでそんな風に書かれるのか不思議なのですが、松阪投手、4241日ぶりの日本での勝利です。

ピンとこない数字なのですが。

自分なりに分る記録としては、松阪投手、12年ぶりの勝利です。

となります。

日本で最後に勝利投手になったのは、2006年だということなので、12年ぶりなのです。

と書いてしまって、12年というのは、干支で言うなら一回りですが、その間に、プロ野球に入って引退選手した選手は大勢います。

投手ならなおさらでしょう。

ちょっと考えられないくらいのブランクをおいての勝利投手なのです。

大リーブは置いといて……。

今日、ナゴヤドームにいた客は、歴史を垣間見たわけです。

6回1失点、5回を終わった時点で、監督から「もういいだろう」と言われたそうですが、6回にも投げました。

5回裏、投手に打順が回ってくる前、松阪はネクストバッターボックスで、バットを思いっきり振っていました。

定石としては代打だったのですが、松阪の気迫に、代えることはできません。

まあ、代打送るよりは、松阪の方が、ホームランを打つ確率は高いかもしれません。

そう、言い訳をしてもいいでしょう。

6回表、なんとかしのいできて2アウト、ライトに飛球が行きました。

ライトは半身になって背走って、なにやってるの、その追いかたはアマチュアかっていう守備です。

捕球して、ナゴヤドーム、ため息です。

なんで、松坂が投げるのに、ライトとレフトがザル外野なのですか。

もうビックリですよ。

センターの大島が、ライト、レフトをカバーしなければならないシフトでしたね。

ありえないですけれど、プロの試合としては。

采配は、周平を代えたときにも、なんじゃこりゃ、でしたが。

キツい場面だからこそ、周平にやらせるべきでしょう。

そんなむちゃくちゃな、勝てる試合を負ける采配を続ける、森監督ですが……

こと、松阪を取った一点だけは評価できます。

素晴らしい決断でした。

ソフトバンクを首になり、どこの球団も取らなかったのですから。

松阪は終わった、と誰もが思ったのでしょう。

悔しかったと思います、松阪選手。

ぜったい見返してやろうと、思っていたはずです。

しかし、どこの球団も取らなかったら、それで終わったのです。

が、ドラゴンズは取った。

森監督が取りました。

素晴らしい決断でした。

思うに……森さんは温情なのですね。

強面ですが、心根はやさしいのです。

それが試合に出るのでしょうね。

しかし、日本シリーズで、山根の完全試合目前で投手交代を進言したのは森さんです。

落合監督が驚いたのですから。

最終的に、落合監督が責任を取りましたが、あの非情な采配は森さんがあってこそなんです。

それだけ、冷静に選手を見ることができるのです、森監督は。

素晴らしい観察眼をもった監督なのです。

だけど、じぶんが采配するにあたっては、きっと気持ちが入ってしまうのでしょう。

それがあっての、松阪登板なのです。

良し悪しですね。

結果、歴史を作りました。

 

 

 

 

 

 


ローズ バッド

2018年04月25日 | 想うこと

バラのつぼみ。

聞き間違いでなければ。

映画『市民ケーン』ではなく、3回ほど観ていますが、最新の映画『レディ・プレイヤー1』を観てきました。

昨日の昼ですが、各務原のイオンで。

字幕版の上映を探していたら、各務原になってしまいました。

広いこと……。

街にある全ての店を網羅しているくらいですね。

圧倒されます。

平日ですが、結構来られているものです。

昼の上映でしたが、20名ほど入っていました。

200名入る部屋でしたので、空き空きな感じですけれど、他の映画に比べればよく入っていた方です。

大ヒット上映中という宣伝もまんざら嘘ではないようです。

さて肝心の映画は……

私の採点は、3.9です。

まずは、とても面白かったです。

それは間違いなく、さすがスピルバーグ、家族で楽しんでみられる映画を作っています。

アニメオタクが喜ぶキャラがいくつも出てきて、その活躍に胸躍るのも分ります。

「僕はガンダムで出る」

このセリフ、私もマジで言いたいです。

「いや、百式の方いいかも」

メカゴジラも出演するのですね、ボスキャラとして最高なんではないですか。

そして何より唸ったのは……

『シャイニング』です。

映画を観ていない方のために、説明しませんが、好きな映画であっただけに、こういう描かれ方はドキドキしますね。

ここだけは、3Dで観たいと思いました。

ただし、話の持って行き方が、ごく普通というか、それが見せたいところでもないだけに、どってことない感があるのです。

だからか、主人公とヒロインのラストも……

そこを埋めるために、『ローズ バッド』が出てきているのか、と勘繰ってしまうのです。

原作は呼んでいないので、分りませんが……。

見終わって、ああ面白かった、で終わってしまいます。

それでいいのですが、4点は超えられませんでした。

ここまで記して矛盾するようですが、おすすめ映画であることは間違いないです。

 

 

 

 


迷から名采配へ

2018年04月21日 | 想うこと

最近、ドラゴンズの悪口ばかり書いていましたけれど、いや、采配の酷さを記していましたけれど……

昨日と今日の試合は、采配がピタッと決まりました。

もっとも、昨日の試合で、福田が一塁ランナーの時に、ランエンドヒットを命じたのには、イラッとしてしまいましたが。

走れないし……ランナーもバッターも。

ゲッツー恐怖症に陥っているのです。

ですが、守る側は、ゲッツーを取りにシフトしているのですから、けっかゲッツーになっても、これは致し方ないことなのです。

それを前提に試合を進めるのですから。

ベンチの采配は、6回以降から活きてくるのですから。

そんなことはどうでもいいのですが……

昨日の試合、七回の猛攻は、なんか懐かしさがある展開でした。

こういうのを望んでいたのです、また、かつては見たのです、ドラファンは。

七連打で七点なんて、感動的でした。

ホームランは要らない、繋いで、繋いで、でしたね。

高校野球かってなところですが、ドラゴンズはこういう野球ができるのです。

ちなみに、昨日の、小笠原くんは良かったです、前回と同じように。

大量失点に繋がったのは、センターとレフトの見合いが原因ですから。

あれは、センターの大島が取らなければダメです。

何が何でも取らなければダメだったんです。

ということで……

今日の試合、専攻されての追いつきで、それが三度あって、8回のホームランです。

粘り強い戦いができたということですね。

最高でした。

采配としては、投手リレーが絶妙じゃなかったですか。

岩瀬を挟んでの、といったら岩瀬投手にも申し訳ありませんが、なんといっても活きるレジェンドですから、鈴木投手のイニング跨ぎ、極まりました。

広島が沈黙したのがわかりました。

ベンチと選手が一丸となって闘った、連勝でした。

ありがとうございます。

明日もお願いします。

 


聞けば聞くほど

2018年04月20日 | 想うこと

普段、車を運転しているときは、ラジオも入れず音楽も聴かずなのですが……

昨夕、運転しているときにナイター中継を聞いていたため、今朝、車のエンジンをかけたら、いきなりラジオが鳴りました。

そのまま運転したのですが、聞こえてきたのは、CBCラジオの、ツボイのりおさんの番組、『聞けば聞くほど』でした。

10年ほど前までは、よく運転しながら聞いたものです。

最近はまったくなのですけれど、まだご活躍中で、懐かしいとともに嬉しくもありました。

少し声が枯れているように聞こえましたけれど。

ツボイのりおさんといえば、僕たちが中学生のころの、DJスターでした。

クラスの男子のほとんどが、『ヤングスタジオ1430』で、ツボイさんが担当した曜日の番組を訊いていたくらいですから。

次に人気なのは、みやーち、でしてけれど。

それから、ずうっと、40年以上ラジオの一線で活躍しているのですから、素晴らしいものです。

ツボイさんも、レジェンドになりつつあるわけですね。

といったら、叱られそうですが。

さて、今朝、偶然聞いた、聞けば聞くほどでは、政治ネタを語っていました。

財務省トップの方の辞任についてですが、例によって例のごとく、リスナーさんからのメールを読みながらコメントしていました。

中には、セクハラをされた記者を、少しだけ非難する内容もあって、パートナーのコタニさんが憤って反論していましたけれど。

結構、真面目なメールが多かったようです。

その中で、最後に紹介されたメールでは……

「エリート中のエリートが最後に辞任させられたのです。怖いわ、オッパイの魅力」

でした。

……

コメントは、コタニさんが小声で「なんとも……」

さすが、ツボイさんです。

リスナーの方も年季が入っています。


ドラゴンズさんは……

2018年04月19日 | 想うこと

「ドラゴンズさんは面白いことをしてくれる」

亡き、古葉さんの言葉です。

何度も引用しましたけれど。

こちらは何もしていないのに勝手に転んでくれる、という意味です。

まあ、いつものことなので、わざわざ記すこともないのですが……

松坂大輔くんが、素晴らしい投球をしてくれたため、嘆いてしまうのです。

七回、三振で締めたときは、おもわずテレビのまえで、ガッツポーズをしてしまいました。

感動的でした。

ナゴヤドーム、けっこうお客さんが入っていましたが、今日の試合を見られた方は、幸せだったと思います。

松阪くんの渾身の投球が見られたのですから。

7回、3ヒット、2失点です。

相手に最後まで的を絞らせず、ピンチも気迫で押し切り、ハラハラドキドキしながら見られた、素晴らしい投球内容でした。

後を継いだ、岩瀬投手も素晴らしかった。

9回1イニングを投げた、田島投手も、プレッシャーがあったでしょうが、良かった。

テレビで見られてた私も、幸せでした。

にもかかわらず……

水を差したのは、いつもの、ベンチでした。

なんで、8回、1アウト一塁で、バントなのですか。

わざわざ相手に2アウトを与える。

相手は、特別なシフトを敷かなくても良く、楽にさせてしまうではないですか。

センターが前に出過ぎていましたから、そういう点では守りもプレッシャーが大きかったのかもしれませんが、自らチャンスを抑える采配をするかなと。

極めつけは、9回、アルモンテがファーボールで出て、ノーアウト一塁になりました。

これはバントするのかなと思いきや、アルモンテに代走です。

となると、一点ではなくいっきにさよならを狙った采配です。

好感が持てます。

期待したのですが……

牽制死。

なんで?

とうぜん、代走だった選手は責められるでしょうが、それより、なんのサインを出していたの、と。

盗塁は冒険過ぎるでしょう。

ランエンドヒットなのですか?

相手のピッチャーは、ストライクが一つも採れず、ファーボールを出したのに。

結局、選手のせいになってしまうのですね。

あたふたしすぎ。

何度も記しましたが……。

ベンチがアホから……

粘投した松阪君に負けがつきました。

 

 

 

 

 

 


祭りが終わり

2018年04月16日 | 想うこと

春の高山祭りが終わりました。

日程の真ん中が雨で、宵祭りもありませんでした。

そのため、14日の夜は街が大変な賑わいで、飲食店は繁盛したでしょう。

お疲れ様でした。

13日の夕方、といって7時近かったですが、臥龍桜を見に行きました。

なんか小さくなった気がしたのですが、それは気のせいではなく、昨年の風が強いときに枝が折れたためだと知りました。

それでも、花は例年以上に咲いていまして、迫力がありました。

昨年来たときにも思ったのですが、ライトが一つだけで、当たっているところだけ見られるのですが、他の面は影になっていて見えにくいのです。

これを三方向から当てると、美しく浮き上がるだろうと思うのですが、桜の木にとっては良くないのでしょう。

見るなら、昼間見てくれ、といったところです。

緑地公園の桜、臥龍桜、と観賞しましたので、あとは城山の桜を見に行きたいと思います。

 


カムバッーク のあとの グッバイ

2018年04月12日 | 想うこと

『シェーン』です。

衛星放送で、デジタルリマスター版が放映されましたので、録画して観ました。

何回目でしょう。

確実に一回は観ています。

二回ほど観ていると思っているのですが、子どもの頃から、何度も名画特集で有名な場面を観ているため、何度も見た気になっているだけかもしれません。

改めて、素晴らしい映画だと思いました。

語り継がれる、名画です。

60年ほど前に制作され、スタンダード画面の、シネマスコープが出る前の映画ですけれど。

2時間ちょっとの作品なのですが、まったく退屈することなく観られます。

セリフも少なく、動きもゆったりしていますが、それぞれの場面を堪能できるのです。

詩情豊かに描かれる場面、音楽がまたいい、緊迫した場面、活気に満ちた場面と飽きさせません。

今更ながらの感想ですが……。

敵役の親分も言われているほど悪い奴ではないのです。

そもそも開拓した彼の土地に、入植者が入ってきたわけですから。

しかも井戸を掘るため、水が出なくなったと訴えます。

追い出し方が強引で、あげくは殺し屋を雇うから、まったく同情できなくなるのですが、言い分はある意味正しい、と描かれています。

シェーンが、殺し屋を卑怯な奴だと言いますが、確かに、1回目の決闘では、上から下の奴を撃っています。

腕があるのに、やり方がずるいと描かれています。

そして、最後の決闘シーン。

あっという間ですが、緊張感高まる、すばらしい場面です。

今の映画では、味わえないシーンでしょう。

そして去って行くシーン。

夜だったんですね、昼間だとばかり思っていました。

少年が、「カンバックシェーン!」と叫び、テレビの特集なんかで何十回も観ましたが、そのあとに、「グッドバイ」、と言うんですね。

あと、シェーンが倒れたかどうかはわかりませんでした。

ですが、確かにシェーンは、ライフルで撃たれていました。

 

 


満開

2018年04月11日 | 想うこと

今日は、雨が降りました。

一昨日まで雨でした。

昨日だけ一日いい天気でしたが……。

そんな昨日、花見に行きました。

緑地公園です。

満開でした。

この日しかないということで、平日にもかかわらず駐車場は満車で、けっこうな賑わいをみせていました。

駐車場内に、スムージーを販売しているワゴンがあって、けっこう売れているようでした。

という私も買いましたが。

バナナ味しか残っていませんでしたが。

肝心の花見は、小さな、というか幼い子どもを連れたお母さんたちが多く見られました。

それと、私たちのような、中年夫婦が。

両極端に別れていましたね。

休日でないため団体もいなく、公園内は穏やかでありました。

お弁当をもって、お酒も飲まず、楽しんでいる人たちが多かったのです。

私たちといえば、お花見にお酒は欠かせないものですから、ビールから始まって、いつものようにいい感じになりました。

アルコールが回ってくると、満開の花が頭のなかを浸蝕してきて、すべてが薄いピンクに見えてきます。

危ない兆候ですが、幸せな気分となるのです。

これで、風に煽られ花吹雪でも起きれば、気が触れてしまいますが、昨日は、風も穏やかで楽しく過ごせました。

感謝です。

来週は、城山か臥龍桜か、満開になりますから、出かける予定です。

例年に比べ、二週間早いのですが。


寒いです

2018年04月09日 | 想うこと

雪が降っていましたね。

昨日の朝も、今日の朝も、屋根の上にうっすらと雪が積もっていました。

満開の桜の花にも多少ですが、雪が積もっていました。

すぐに溶けましたが、とても寒くなりました。

冬に逆戻りですよ。

寒の戻り、この時期に、寒いです。

 


少しばかり寒気がはいって……

2018年04月06日 | 想うこと

雨が降っています。

一昨日の夕方から、断続的に、少量ですが。

それまでが埃っぽかったですから、恵みの雨にもなっています。

花が散らなければいいのですが……

というように、桜の花が咲き出したのです。

江名子川沿いでは、満開の桜もあります。

桜が咲いたのは、二週間ほど早いと思います。

今週末は、高山でも、お花見ができるでしょう。

雨かもしれませんが。

ちなみに、うちの庭の梅も、満開になりました。

いい香りがしています。

みどり亀のズブは、現在、というか昨年の秋から、庭で放し飼いにしているのですが、小さな水槽から出てきません。

猫の額ほどのうちの庭には陽が差さないので、まだ春先のつもりなんでしょう。

大阪桐蔭高校、優勝しましたね。

決勝戦では、根尾君が完投しました。

おめでとうございました。

遅まきながら、祝福させてもらいます。

ドラゴンズもあやかりたいものです。