ドラゴンズ、初勝利しました。
ホームで一勝二敗ですが、よしとしましょう。
しかも、スコアーは6×0です。
快勝じゃないですか。
なにより良かったのは、捕手を、松井雅人に任せたことです。
完封勝ちしてしまったのですから、素晴らしい働きだったじゃないですか。
盗塁も差しましたし。
打っても2安打2打点、これはできすぎにしても、捕手としての働きは十分でした。
合格です。
さて、ここまで見せつけられて、次の試合のスタメンをどうするのでしょうか。
思うに、谷繁が選手兼任監督に指名されたのは、次世代捕手の問題もあったのでは。
というのは、谷繁があまりに偉大になりすぎて、次の捕手を実戦で使うのが難しいからです。
世代交代をスムーズに行うためにも、彼が納得した形が必要だったでしょう。
それを監督になってしまえば、チームの事情を一番に考えますから、自分の気持ちはおいといて、一番良い形の選択ができるわけです。
ある意味、彼の試合後のコメントが、それを良く表していると思います。
「いままで経験したことのない感情。喜びが爆発するのでもないし・・・何かしみじみとした勝利というか・・・たぶん、これは僕にしか分からん」
だそうです。
20年以上、プロの選手として一線で活躍している人であっても、一勝の喜びに戸惑ってしまうのですから。