適当に聞き流しているうちに、たぶん、少し待てと言っていたと思っていたのですが、娘が新作のゲームを買ってきました。
それで遊んでいるのを見ていて、しょうがないな、と苦笑したら。
息子が、「俺が黙って電池を買ってきた時は怒って蔵に入れたくせに」、と激怒しました。
そして、激しく私をなじりました。
・・・もう、びっくりです。
覚えているんだな、と。
こちらは何のことか忘れていましたが。
息子にとっては辛い思い出です。
確かに、最初の子で、こちらも余裕がなく厳しくあたったことは確かです。
それが二番目でなおかつ娘だと、甘くなっているようです。
息子にとっては理不尽なことでしょう。
何も言えません。
何も言いませんでした。
私も思い返して、申し訳なかったな、と思えます。
・・・が、あのときは必死だったのです。
良かれと思ってなしたことです。
ただ、あまりに格差があるため、息子も納得いかないのでしょう。
といって、叱るのも疲れてきましたし・・・
と年のせいにしてしまいました。