戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

どこか一つでも

2020年05月01日 | 

ボスへ買い物へ行き、何も考えずに、帰ってきました。

アンダーパスを潜り、国分寺通りを通り、弥生橋を渡り、安川通りを進み、ぶんねもん坂を上り、来ました。

時間にして3分ほど。

ゴールデンウィーク中なのにね。

観光客の車がないからなのですが……

ぶんねもん坂の上の方で、なんと、路上に車が三台駐まっているのです。

妻が言うには、昼には駐車場整理のおじさんも出ていたそうで、駐まる車に、駐車場へ行くよう誘導していたそうです。

ここ最近、坂の途中に、車が何台か停めてあるのです。

その理由は、布を売っているお店があるからです。

近年改装されて、おしゃれなお店があります。

そのお店に、みなさん、とくに中高年のご婦人が買い物へ来られています。

目的は……お手製マスクの材料を求めてなんですね。

まあ、路上駐車ですから、あまり褒められたことではないですが、みなさん善意で来られているわけですし、そこは大目に見ても良いのではと思います。

なにより、繁盛しているのですから、良かったではないですか。

皮肉でもなんでもありません。

単純に、良かったな、と思います。

大げさな言い回しになるかもしれませんが……

全滅ではなく、誰か一人でも良い状況の人がいれば。

時が巡れば、お返しも出来るし、頑張ろうという気にもなれるし、です。

桜の木の下では……

何の花なのか、今のところわかりません。