戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

青い投票者

2016年07月11日 | 想うこと

参議院議員選挙の結果が出ました。

予想通りです。

それにしても、最近の選挙で思うことですが・・・

なぜ、8時になり、開票が始まるときに、大方の当確がでているのでしょうか。

3/2くらいは決まっています。

開票は始まっていないのに。

出口調査と各種の調査の結果だということですが、これだと、開票は必要ないのでは、とアホらしくなります。

私はですが。

ですので、昨日もそうでしたが、投票を終えて会場から出ると、狭い出入り口に2名の記者の方がいまして、出口調査にご協力をお願いしますとおっしゃいました。

左右から挟みこんでです。

私は、「できません」と、大人気ないなと思いつつも断り、会場をでました。

ですが、大方の投票者は掴まってしまうでしょう。

中には、車椅子に乗っている方が、その付き添いの方と一緒に、調査票に記入されているのを目撃しました。

断れなかったのでしょう。

その出口調査も、口頭で答えるのではなく、投票された本人が、調査票に細かく記していくようになっているようです。

それだから、開票開始時点でだいたいの状勢がわかっているのでしょう。

しかし、それを煩わしいと思っている方も多いでしょうし、投票率を下げる一因になっているかもしれません。

それはそれとして、今回から選挙権が18歳に引き下げられましたが、調査を見ると、10代で保守に投票した割合が高いのに驚きました。

しかも、アベノミクスを評価する若い人は多くて、それは3対1くらいの割合なのですが、2度ビックリです。

それがわかっていたから、18歳に選挙権が引き下げられたのかもしれません。

少なくとも、私たちの世代が18歳の頃は、圧倒的に革新が多かったですから。

反省を込めて、私も20代半ばまでは、非武装中立を信じていました・・・。

現10代で選挙をした人たちの中で、政策で一番関心が高かったのは・・・

景気の問題でした。

・・・セツネェ。

わかるんです、就職戦線まっただ中の人が多いですから。

しかし、私たちが10代の頃は・・・

ウルトラマン世代ですから・・・

現実はかくも辛いというのを、子供の頃から身に染みているのですね。

とココまで書いて、調査がいかに大事かというのを、理解しました。