今日は、雲は多いのですが、天気の良い日でした。
その雲も、刷毛ではいたような爽やかな印象を持つ雲でして、譬えれば、龍が泳いでいるような、鳳凰が飛んでいるような雲でした。
分かりにくいかもしれませんが。
ふと思えば、まだ梅雨でして、しかしこの地高山では、それほど雨が降りません。
梅雨であることを忘れてしまうような日々です。
豪雨の被害に遭っている町もありますから、いまのところ、ありがたいです。
夕方、縁側を覗くと、金魚が庭に落ちていました。
まだ口をぱくぱくしていましたから、急いで水槽に戻したのですが、身体に綿のような細かい毛をたくさん着けていまして、水の底に佇んでいます。
猫のパリがいたずらしたのかとも思いましたが、どこにも傷は付いていなく、水槽から跳ねて飛び出したのだと考えます。
金魚は、現在2匹しかいなく、もし死んでしまったならば、1匹になってしまいますので、金魚にとっては寂しいことになってしまうでしょう。
思えば、娘と娘の従姉妹が金魚すくいをしてもらってきてから8年近く経ちますが、当初10匹ほどいたのが、現在2匹になっているわけです。
この2匹は、10年近く生きてきたというわけです。
もし、一匹だけになってしまったら・・・川にでも流そうかなどと考えますが、すぐに餌になってしまうような気もします。
その前に、そうやって簡単に川に流すのがいけないのだ、ということもあります。
父などは、縁側にいる、緑亀のズブを、いいかげん川に逃がしてやったらどうだ、とよく言いますが、それこそが、生態系を壊してしまうことになるので、できないわけです。
ですけれど、ズブも、10年近く縁側に置いてある狭い水槽の中にいます。
猫の額ほどの庭ですが、放し飼いにでもできれば、とも考えるのですが、うちの庭は陽が当たらないので、それもできずにいます。
猫一匹、亀一匹、金魚もいずれは一匹、現在うちで飼っています。