おはようございます。
昨日は、家内と上野公園へ出掛けた。目的は東博の国宝展だったが、12時半の日時指定だったので、それまで、上野公園でゆっくりした。11時から韻松亭で花籠膳をいただき、外に出たら、時の鐘がゴーンと鳴った。朝夕6時と正午に時を告げる。このお店のすぐ横にある。芭蕉も詠った有名な鐘だ。”花の雲 鐘は上野か 浅草か”。江戸時代には9か所もあったそうだが、今もって現役はここだけとのこと。
花籠膳と時の鐘
すぐ傍に上野大仏。その山の麓の桜(ソメイヨシノ)に花が咲いているではないか。数日前、関東のニュースで知っていたので驚かなかったが、この目で確認できたのはうれしい。近所の桜のくるい咲きは何度か見ているが、天下の上野の桜が狂ったのを初めて見た。
もっと驚いたのが上野の桜の開花状況を決める基準木までくるっていたこと。そろそろ基準木の役目を引退してもらわねば(笑)。
基準木のくるい咲き。
ふと、これはくるったわけではなく、お祝いのためにわざわざ咲いてくれたのかもしれないと思った。折しも、同じ上野の人気者、パンダの来日50周年記念フェスティバルが今、開催されているのだ。そうか”くるい咲き”ではなく”祝咲き”としよう。
噴水広場ではイベントが開かれていた。
パンダ郵便局も臨時設置。
パンダフレーム切手も売り出された。もうとっくに売り切れている。
パンダ講演会も開催。園長さんが円朝さんのように噺しはじめたが、東博の入場時間が迫っていたので離れた。50年前のパンダはカンカンとランランだった。双子パンダも今は整理券なしで見られるとのこと。
双子パンダのお母さん、シンシン。(2016年1月撮影)
東博では150周年記念の国宝展。
上野東照宮ぼたん苑ではダリア展
公園のもみじも一部、はじまった。
上野公園は沸き立っていた。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!