ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

悲しい再会、楽しい再会

2005-09-28 19:09:27 | ひでんかの「日々の徒然」
先月亡くなった、元勤め先の社長のお墓参りに行ってきました。
告別式に出席できず、既に納骨も終えられていたので、「最後のお別れ」はお墓になってしまいました。

お墓は、松戸のお寺にありました。
お寺に着いて、ご親戚に教えて頂いたお墓を探して歩いていたら、何かグニャっとしたものを踏んでしまいました。
足下を見ると
「ヒェっ!犬のウンチ!!」
お墓とお墓の間の通路の真ん中にウンチが落ちていて、見事に踏んでしまいました~~。
「や~い」と笑う、”イタズラっこオジサン”の顔が思わず浮かんできました。
(でも、せっかくここまで来たのに、ウンチで歓迎は無いと思うんですけど...)

目的のお墓は無事に見つかりました。
お彼岸のお花がダメになりかけていたので、それを片づけて持ってきた花を入れました。
(来る途中の駅のお花屋さんで買ったのですが、「仏花」があまりにも”お彼岸の残り物”みたいなカンジだったので、自分で見つくろいました。
良さそうな花が、洋花ばかりだったので、お花屋さんのおじさんが「アレンジメントをご自分で作るんですか?」と聞くので、「仏さまにお供えするのですが、若い方なので、かわいらしい花がいいかと思って...」とか答えてしまいましたけれど、ピンクのお花じゃ恥ずかしいかな?)
お線香を持っていかなかったので、お寺でわけて頂こうと思っていたのですが、どなたもいらっしゃいません。
仕方なく、お線香は失礼してしまいました。
でも、「線香なんかいらないから、酒持って来いよ!」という声が聞こえていたので(?)、お酒をお供えして手を合わせました。
亡くなった後に私が出した手紙に、奥様が御返事をくださったのですが、そこには「彼は若いときに「ボクは風の又三郎だ」と、言っていたのですが、その通りに、これ以上歳を取ることもなく、風のように逝ってしまいました」と書かれていました。
きっと、あちらの世界では、好きなお酒を飲んで自由気ままに過ごしているのでしょうね。
たぶん、もうここへは来られないと思いますが、会いたくなったら、コチラまで会いに来て下さいよ。
(そちらは、もう電車賃もかからないんだから...)
昨年、電話で話したときに「今度飲みに行こう」と言われて、まさか今年の再会の場が、こんなところになるとは思ってもいませんでした。
悲しい再会となってしまいました。
050928
やっぱり、お花よりお線香よりコレでしょう...?

ところで、お墓参りの前。
15年振りくらいで友達に会いました。
昨年から「会おう」という話にはなっていたのですが、なかなか実現しませんでした。
「お墓参りだけに松戸まで行くのは、なんだか寂しいので、時間取れない?」なんて失礼なお伺いだったにもかかわらず、気持ちよく時間を割いてくれました。

待ち合わせは柏駅。
改札前に立っていた彼女は、すぐにわかりました。
(やっぱり、全然変わってない!)
そこから、ファミレスで時が経つのも忘れて話し込みました。
どんなに長い空白の時があっても、会えばすぐにそんなものは埋まってしまいます。

友達って、なんて不思議で、本当に素敵なモノなのでしょう...。
あらためて実感しました。
またお友達から、元気とパワーをわけて貰いました。
こちらは、もちろん、とても楽しい再会でした。

コメント
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