ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

体の前方上の仮の眼から下腹のどこに臍下丹田があるかを見つめていましたが

2019-03-04 03:01:03 | 臍下丹田

私は座禅をはじめた当初、長く吐く呼吸を行いながら、下腹にあるとされる臍下丹田はどこにあるのかに関心があって、自分の体の前方上から仮の眼で、下腹を見つめておりました。

毎晩、仮の眼の位置を変えながら、長く吐く呼吸を行いながら、吐く息を体の中へ吐き入れながら、どこだどこだと下腹を見続けていました。

そんなことを続けている内に、生まれて初めて座禅を行いはじめてから1ヶ月半ぐらい経ったある日、突然、自発動と云う気が勝手に動く動作を通して、太ももあたりが鼓動を始め、10数分続いたのちに別の部位に移り(昔のことで記憶が薄れております)、最終的に下腹の臍下丹田が、心臓のように鼓動を始めたのでした。

翌日から体の主要な丹田を、実際に長く吐く呼吸を行いながら、動くかどうかを試してみました。胸の中心にある中丹田、眼の奥にある上丹田、上丹田の裏側にある後頭部の玉沈関、中丹田の裏側にある狭脊関(きょうせきかん)、臍下丹田の裏側にある尾りょう関をイメージで動くように念じて、動かしてみたのです。

全てが心臓のように鼓動しました。 頭のてっぺんにある百会、股下にある会陰も同様でした。 気を癒す と云う本に出ていた主要な丹田やツボを、感得させて頂きました。

それ以来、下腹の臍下丹田は動き続き、心臓の動きは分からないものの、臍下丹田の気の動きは、常に感じながらの日常生活を送ることになったのですが。

 



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