ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

我が家から仔猫を貰ってくれた人がガンになっていると云う話を聞いて

2019-02-21 01:35:58 | 天目

我が家のヒマラヤンの牝の仔猫を貰ってくれた、前の事務所で対面で一緒に働いていた方が、私が出先で出会った元東京都の建築主事をされていたから、ガンになって戦っていると聞いて、早速、彼女に電話をしました。

当時、未だ座禅を始めたばかりでしたが、たまたま早期に気を感じ下腹の臍下丹田が、心臓のように鼓動をはじめた頃でした。 自分では何も分からないのに、何か彼女にしてあげられないかとも考えておりました。

我が家の仔猫が行っていたことから、ある意味で親戚のような感覚でいました。 早速、お見舞いに行き、彼女に何かしてもらいたいことがありますかと訊くと、これまで何回も手術した痕が生々しいお腹を見せてくれましたので、両手をかざして長い間、病気の回復を願いました。 自分が何が出来るかも分からないくせに。

彼女なりに抗ガン剤の勉強したと話しておりましたが、その時には本で抗ガン剤は効果がないと理解しておりましたので、ちょっと残念な気持ちになりました。

その時以来、家に帰ってから深夜に、彼女の住む家の方に向かって、胡座を組んで長く吐く呼吸を行いながら、病気回復を願って毎晩、座り続けました。 それまで1時間の座禅を3時間に延長して行いました。

宇宙にある清新なエネルギーを私の体を通して彼女に送り、その清新なエネルギーが彼女の体の中で、ガンと戦って駆逐するように願ったのです。 

その時に私の体から、おでこの中心部が目の形をしながら、宇宙の気が出て行くのを感じたのです。 特別なことをしようとする時には、天目が働くと云うことを感得させて頂いたのです。

手塚治虫の漫画「三つ目が通る」で出て来る主人公の、おでこの中心が大きな目の形そのものでした。 後から本で読んで、これが天目であったのかと感じたのです。

残念ながら、その後の訃報が届き、しばらくの間、座禅を行う気力もなくなりました。 「燃えるが如くガン細胞を焼き尽くす」の著者が、その方でした。 牝の仔猫は、ジョルジュサンドと云う名前をつけて貰って、可愛がっていたようです。

もう既に20年が過ぎております。 我が家では3人が、お別れ会に参列しました。



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