友人JingShang君(埼玉県在住)が旅だより「裏磐梯猫魔ケ岳と雄国沼」を寄稿してくれました。
7月7日/8日裏磐梯の雄国沼と猫魔ケ岳へ行きましたので、その写真をご披露させて頂きます。
今回は一人で自動車で裏磐梯まで往復しました。昔なら日帰りですが、安全を考えて裏磐梯で1泊しました。裏磐梯のホテルの温泉と食事に引かれたことも1泊の理由です。
(1)1枚目は磐梯山です。最初に猫魔ケ岳山頂からの景色をお見せします。猫魔ケ岳は磐梯山の西側に位置しています。標高は1404mと低く、登山口のある八方台との標高差は200mちょっとで、私の足で1時間半で行けます。八方台から東に向かえば磐梯山、西に向かうと猫魔ケ岳という位置関係です。
写真中央が磐梯山です。手前の岩が猫魔ケ岳山頂の一部です。写真右手が南側です。雲海に覆われています。猪苗代湖や表磐梯は雲海の下です。
この写真では見えませんが、磐梯山の後方(東方面)には安達太良山があります。
(2)次は裏磐梯です。
猫魔ケ岳から北東の方向を見ています。檜原湖等裏磐梯の湖がいくつか見えています。明治の磐梯山火山の爆発で出来た堰止湖です。写真後方に見えている山並みは吾妻連峰です。
(3)次は猫魔ケ岳山頂の西側の写真です。見える湖は雄国沼(おぐにぬま)です。湖から水分が蒸発して上昇気流を形成しています。
雄国沼は標高1090mで、50万年前に猫魔火山が爆裂して出来た火口亀裂カルデラに水が溜まってできたようです。
写真後方に残雪のある高い山が見えますが、飯豊山(いいでさん)です。
(4)飯豊山(いいでさん)を望遠で撮ったものです。この山塊全体を飯豊山と呼びます。コンパクトカメラですが、そこそこ撮れています。7月初旬ですが、残雪が多くあります。飯豊山は、実質的には山形と新潟を分ける地域にあるのですが、飯豊山は福島県に馴染みが深く、山頂東側の稜線部の細長い部分だけ、福島県の所属となっています。
猫魔ケ岳の北方遠くに、朝日連峰も見えましたが、望遠しても小さいので、ここでは割愛しています。
(5)雄国沼とニッコウキスゲの群落です。これは猫魔ケ岳登山の前日に別ルートで雄国沼に来て撮ったものです。写真に鋸の歯のような山並みがありますが、その一番左側の峰が猫魔ケ岳の山頂だと思います。
ニッコウキスゲは、6月下旬、7月上旬が開花ピークの高山植物です。1本の茎で花を3つ付けるようで、しかもその花が間隔をあけて順番に開くので、蕾、開花、しおれた姿を同時に見ることが出来ます。
雄国沼には、猫魔ケ岳からも行けますが、裏磐梯の別の登山口からも約1時間で行くことができるので、そうしました。その他、喜多方から雄国沼近くの金沢峠までシャトルバスがあるので、このルートで家族連れも来ています。
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7月7日/8日裏磐梯の雄国沼と猫魔ケ岳へ行きましたので、その写真をご披露させて頂きます。
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(1)1枚目は磐梯山です。最初に猫魔ケ岳山頂からの景色をお見せします。猫魔ケ岳は磐梯山の西側に位置しています。標高は1404mと低く、登山口のある八方台との標高差は200mちょっとで、私の足で1時間半で行けます。八方台から東に向かえば磐梯山、西に向かうと猫魔ケ岳という位置関係です。
写真中央が磐梯山です。手前の岩が猫魔ケ岳山頂の一部です。写真右手が南側です。雲海に覆われています。猪苗代湖や表磐梯は雲海の下です。
この写真では見えませんが、磐梯山の後方(東方面)には安達太良山があります。
(2)次は裏磐梯です。
猫魔ケ岳から北東の方向を見ています。檜原湖等裏磐梯の湖がいくつか見えています。明治の磐梯山火山の爆発で出来た堰止湖です。写真後方に見えている山並みは吾妻連峰です。
(3)次は猫魔ケ岳山頂の西側の写真です。見える湖は雄国沼(おぐにぬま)です。湖から水分が蒸発して上昇気流を形成しています。
雄国沼は標高1090mで、50万年前に猫魔火山が爆裂して出来た火口亀裂カルデラに水が溜まってできたようです。
写真後方に残雪のある高い山が見えますが、飯豊山(いいでさん)です。
(4)飯豊山(いいでさん)を望遠で撮ったものです。この山塊全体を飯豊山と呼びます。コンパクトカメラですが、そこそこ撮れています。7月初旬ですが、残雪が多くあります。飯豊山は、実質的には山形と新潟を分ける地域にあるのですが、飯豊山は福島県に馴染みが深く、山頂東側の稜線部の細長い部分だけ、福島県の所属となっています。
猫魔ケ岳の北方遠くに、朝日連峰も見えましたが、望遠しても小さいので、ここでは割愛しています。
(5)雄国沼とニッコウキスゲの群落です。これは猫魔ケ岳登山の前日に別ルートで雄国沼に来て撮ったものです。写真に鋸の歯のような山並みがありますが、その一番左側の峰が猫魔ケ岳の山頂だと思います。
ニッコウキスゲは、6月下旬、7月上旬が開花ピークの高山植物です。1本の茎で花を3つ付けるようで、しかもその花が間隔をあけて順番に開くので、蕾、開花、しおれた姿を同時に見ることが出来ます。
雄国沼には、猫魔ケ岳からも行けますが、裏磐梯の別の登山口からも約1時間で行くことができるので、そうしました。その他、喜多方から雄国沼近くの金沢峠までシャトルバスがあるので、このルートで家族連れも来ています。
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