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ZANMAI BLOG(新アドレス)

遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
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芝川へふたたび、厚木のタマさんです。

2016年08月09日 | 渓流・本流2016年
厚木のタマさんより便りが届きました。

先の芝川イベントに参加されていましたが、ふたたび出掛けてきたとのことです。今回は特区ではなく通常区で楽しまれたようですね。

暑い中でもきっと凄く集中していたんでしょう、ヒットからキャッチまでの張り詰めた空気が伝わってきました。

ちなみに芝川が流れる富士宮市ではニジマス養殖の長い歴史があり、私も昨秋ココを訪れる機会がありましたが、市の魚として登録されているんだそうです。地元にとって特別な魚なんですね。

以下はお預かりしたレポートです。


"不思議な感覚"

下手くそで単純な私は良い思いをした場所には何度も行く癖があり、2週間ぶりに芝川に単独釣行。前回は特定区間なので、ある程度は釣れたので良い思いしかありません。今回は特定区間は外しさらに上流に入ります。



さすがに目視出来る様な魚影はありません。2時間ほど暑さとブヨに不快な思いをしながら、新たなポイントに出ました。

岩に腰掛け飲み物に手を伸ばし一息付きます。ふと、ある流れ込みにデカイのがいると理由なく確信しました。魚影なんて見えません!が、なぜか確信出来たのです。

いつもは数あるザンマイのミノーから何を投げようか迷いますが、即、50mmシンキング(ピンクバックチャート)を流れ上部からアクション無しで、ただ流します。

流れが切れた所で2回軽めのジャークを入れた途端、来る気配がハッキリわかり身構えます!!

真横からひったくる様にミノーが消え、ドラグが鳴り響きました。

この間、あれだけ聞こえていた川や風、セミの音が聞こえません。ドラグ音も聞こえなくなり暑さも感じず無音状態です。妙な感覚です。

数分のやり取りで上げたレインボー、デッドにしない様に素早く写真を撮りリリースしました。



なぜ50mmで、あのアクションだったか?身体が勝手にとしか言い様がありませんが、ゾーンみたいな物に入っていたかもしれません。ただ偶然ではない事だけは頭では理解していました。

その後は色々な音も良く聞こえ(笑)魚影も失い再び汗だくの中、ブヨと戦いながら下手くそなアングラーは下界に戻って行くのでありました。


ロッド:レヴェルトラウト6.2MT
リール:2000HG
ライン:ナイロン5ポンド
ルアー:50mmシンキング(ピンクバックチャート)シングルバーブレス

Photo&Report by 厚木のタマさん


橋本さん、真夏の尺イワナ。

2016年08月08日 | 渓流・本流2016年
先日ご一緒させていただいた橋本さんより、追って便りが届きました。

あの日はコンディションがいまひとつでしたが、翌週はしっかり尺イワナをキャッチ。さすがですねえ。

先のイベントでご購入いただいた、ソリスト50MD2 FS(フラットサイド)での釣果ですね。ご本人によると、ヤマト色の濃いイワナだったみたいですよ。

少し降ったらしいので、濁りに強いクリアーチャートカラーが効果的だったのかもしれませんね。







よい入魂ですね!

追記 FSはフラットサイドの略です。ファーストシンキングではありませんのでご注意ください。
ZANMAIではシンキング、ヘビーシンキングと表記しています、ファーストシンキングの表記はありません。


ミノー:ソリスト50MD2 FS(クリアーチャートヤマメ)

Photo&Report by 橋本さん

永田氏より便りが届きました。

2016年08月07日 | 渓流・本流2016年
先日の遠征を一緒させていただいた永田氏より、ちょっと長い便りが届きました(笑)

長く様々なメーカーさんのテスターなどを務めてきた氏、誌面でも時折り原稿を執筆しているので記憶されている方もいらっしゃることでしょう。

ハンドメイドを手にする理由は人それぞれ。キレイだから、釣れるから、理由なんてなく好きだから。

皆さんが自分流に世界にたった一本しかないハンドメイドを、ZANMAIを愛し楽しんでいただけるのなら、それこそ私にとって望外の喜びです。



‘ソリスト2016‘

「日々インジェクションミノーを使っている私にとって、何となく調子が出ないとき、あるいは合わないと感じるとき、バルサボディーの立ち上がりの速さを頼りたくなることがある。

過日の千曲上流がそうだった。

現地は減水で、流れのあるところと緩んだところが明確なため、故に流芯から外れた途端にミノーはキレを失ってしまう。

一方で緩んだ流れから流芯へ向かい誘おうと試みても、立ち上がりの悪さによってミノーは異物化してしまい、魚たちの反応が冷ややかになってしまい万事休す。

そんなフラストレーションの蓄積が限界に達し、私はソリスト50MDⅡを手に取っていた。

そして、普段通りダウンクロスにキャストすると、現れたイワナは距離を詰めて即ヒット。

と、これは諦めてしまう直前の、悪あがき大成功の一例である。



そういったシーンを重ねる中で、さらなる悪あがきアイテムを模索していると、先の芝川イベントで気になるものが目に飛び込んできた。

それはソリストシャッド50のアワビ貼りで、しかもウエイト約6gといった仕様である。
カラーはともかく、早く沈んでヒラ打ちして、アワビの光沢を纏ったミノーは、自身の引き出しにもない。

単にアワビ貼りでヒラを打たせたいのなら、アワビを貼ったスプーンで充分。でも、流芯に入った瞬間にスプーンは浮き上がってしまう。

アイテムに加えるか否か、正直、迷っていた。

その迷いというのは、買う買わないではなく、きちんと使うかどうかということ。

ビルダーの手によって生み出されたミノーたちは、手にした釣り人に使われてこそ本当の命が注がれるもの。

だからこれを自身のアイテムとしたとき、こうした高価なミノーを使い切ることができる のだろうか...と迷ったのである。

しかし、ブースのテーブルに置かれている同仕様は1つだけ。 結局、迷いは1分足らずで解決した。

だが、これを私にとっては貴重な50DDやMDのように丁寧に仕舞うと、なかなかフィールドに出てこなくなる。そもそも、その専用ケースからは出し辛いと感じていた。

それならばと、味気ない小型プラケースにガサっと入れてみる。 出しやすければ、まずまずの頻度で使うようになる、と考えたからだ。



そして先週末の釣行、氏がアップで散々攻めた後の小釜を、件のアワビ貼りシャッド6gで以ってジャークでネチネチやって、無事にコケラ落しを迎えることができた。

沢水に触れ、仕事をやり終えたシャッドは、何処か誇らしげである。



こうした最初の出会いを作って上げられたことをうれしく思いつつ、私は味気ないケースの仕上げに移った。

生憎フタの表面には凹凸があって小型ステッカーを全部貼ることができなかったから、ロゴだけを切り取って貼る。

残りのチャー属シルエットはというと、ケースの底の方に上手いこと分割してペタリとやった。

自己満足が完成。

さてこうなると、次なる釣行も楽しみなのである。」

Photo&Report by 永田氏


続・日川では

2016年08月06日 | 渓流・本流2016年
二日続けてほぼ未知、まったく未知の渓を案内してもらった。

独りでほっつき歩くのは気軽だけれど、皆でアレコレ話しながらの釣りも楽しかったなあ。
さて翌日はどうしようか。思案の末、一旦下山することにした。

結局、三日目は竿を出さなかった。心当たりの川は覗いたんだけれどコンディションが悪そうだったこともあり、妻がかねてより行きたがっていた富士花鳥園に出掛けてみた。



実はうちは夫婦そろって鳥好き。今回の旅もセキセイとオカメが一緒。この富士花鳥園はフクロウやミミズク、鷹にノスリ、インコにオウムとたくさんの鳥がいて、一緒に遊んだりもできる。鳥が好きならお勧め。

鳥と遊びながらも、翌日はどこに行こうか考えていた。アマゴが釣りたいな。なら伊豆もいいけれど、どうせなら今回の旅の流れとして、あまり詳しくない渓をそこのエキスパートに案内してもらうのがいいな。

そこで思い浮かんだのが日川。ここからだと伊豆と同じぐらい近いし、アマゴもイワナもいる。日川は10年ぐらい前にテンカラの友人と出掛けて以来、すっかりご無沙汰だ。

そこで日川のリバーキーパーを長く務め、ここの山ならクワガタが付く木々の一本一本、イワナやアマゴが付く石や流れを知り尽くしているという若林氏に連絡をすると、ぜひ翌朝一緒にと快諾をいただいた。



聞くとここ日川も渇水に苦しんでいたらしい。

昨夕、夕立ちがあったためかなり期待しての入渓だったが、思ったより水は増えておらず、濁りだけが目立つ印象だ。乾き切った山林に吸われて、山肌を滑り流れた雨水が泥水となって流れ込んだかのよう。



期待に反して渋い流れだったけれど、そこは若林氏、ソリスト50MD2を流してしっかりイワナをキャッチ。

ソリストを重宝し続けていただいているとのこと、フィールドで直にこういう声が聞けるのは嬉しい。



この日の癖みたいなものを掴んでからは、厳しいながらもヒット、チェイス、バラシとコンスタントな反応が得られた。

当初はイワナばかりだったが、ようやくアマゴも釣れた。決して大きくはないアマゴだけれど、大の大人がそろって顔をクシャクシャにして笑えるっていいよね。そう、私にとってはサイズなどどは無関係の、価値のある一匹だった。



川沿いにある‘ペンションすずらん‘さんで美味しいご飯もいただいた。

家ではエンペラースネークヘッドの‘雷‘が腹を空かせて待っていることだろう。

4日間遊んでくれた皆さんとお魚に感謝。
山のこと、渓のこと、魚のこと。そしてルアー。知らないことばかりでこれからがますます楽しみだ。


タックル
ロッド:レヴェルトラウト56MT+ナイロン6lb
ミノー:ソリスト50MD2、同FS、ソリストシャッド50、ソリスト50DD FS(プロト)etc

Photo&Report by 小平


続・真夏の渓は

2016年08月05日 | 渓流・本流2016年
この日の待ち合わせ時刻は7:00、日曜としては随分とのんびりとしたものだったのだが、それでも早朝に目覚めた。

前日は渇水ながらヤマトに遊んでもらったけれど、アマゴにはすっかりフラれた。今日はアマゴに逢えるといいな。


案内いただくのはこの水系に通い詰めてOO年というベテランの橋本氏。のんびりした待ち合わせ時間は余裕の表れか、前夜も遅くまで飲んでいた我々への気遣いか。前者だと思いたいねえ。

氏らの釣友であるK氏も一緒で、初対面の挨拶を交わす。

話を聞くと、凄い日とサッパリな日で両極端な顔を見せる渓らしい。



梅雨明け直後の強烈な日差しが谷底にまで差し込む中、3人組と2人組に分かれて入渓。

前日の水系はかつても釣ったことがあるけれど、この水系はまったく初めてだったこともあり、とても楽しみにしていた。

けれどやはり渇水した真夏の渓は厳しいという現実を、入渓後すぐに思い出す。

丁寧に流す。打つ。打ち直す。

誰かが流してダメだったポイントも、必ず他の誰かがフォローを入れて探るのだが、どうにも厳しい。

チェイスも無くはないのだけれど。



この渓の石ひとつひとつまで知っている、そう仲間内では言われているらしい橋本氏でもさすがに表情が曇ってきた。

それでもさすが地元のベテラン、流れ込みにアップでミノーをキャストして誘うとガツンとヒット。水面で元気よく暴れるのはアマゴ。

ところがネットを差し出したものの、寸前で惜しくもフックアウト・・8寸ほどと見えたが、体高のあるよいアマゴだっただけに一同ガックリ。

けれどその後しっかりアマゴをキャッチ。 



チャラ瀬で私のMD2フローティングにヒットしたのは可愛いイワナ。



氏の愛犬、ハル君。もう可愛くて可愛くて。



せっかくのガイドだったけれど、こればかりは致し方ない。

また良いときに来てよ、そう言ってくれた。もちろん!凄くいい渓相だったので、必ず。
一日お付き合いいただき有難うございました。


二日間釣り歩いてイワナはともかく、なかなかアマゴが顔を見せてくれない。

明日はどうしよう。居残るか、思い切って移動するか。
 
ロッド:レヴェルトラウト56MT+ナイロン6lb
ミノー:ソリスト50MD2フローティングetc

Report by 小平




ヤマトイワナの渓へ

2016年08月04日 | 渓流・本流2016年
先週末はお誘いをいただき、通っているという渓を案内してもらった。



峠を越えて、目指す渓へ。前夜のはしご酒で出遅れた私を待ってくれての出発、当然すでに釣り人の車が散見できる。
ではと、枝沢へと分け入る。







時折り現れる堰堤下が中心だよ、他の流れではほとんど出てこないから。そう聞いていた、愛らしい小渓。



いるいる。ほとんどが当歳魚だが、3人で入渓したにも関わらず、あちこちでイワナが走る。

魚を選んで釣るのは非常に難しいことだけれど、ここのところ実践しているやり方をこの日も通す。

この規模の枝沢にしては良型が釣れた。



そのイワナを眺める。ン・・かつてイワナ釣りを覚えた渓にいた、あのヤマトイワナによく似ている。
ハッと気が付いて、聞くとやはりヤマトの沢だとのこと。

それだけでなんだか嬉しくなっちゃった。



友人は50㎜ミノーでコンスタントにキャッチしてくれたらしい。

こういう源流はキリがない。どこまでも登っていきたくなるからね。



適当なところで切り上げてアマゴを狙ったけれど、渇水した真夏の流れ、すごすごと退散を余儀なくされた。



乾杯。

長躯の運転に何本かの沢歩き。身体はクタクタのはずなんだけれど、酒に美味いつまみときたら。

明日はどんな流れが待ってるんだろう。


タックル
レヴェルトラウト50MT+ステラC2000+ナイロン4lb
ミノー:ソリスト40DD、同FS、ソリスト50MD2、ソリストシャッド50、50㎜ミノーetc  すべてシングルバーブレス

Photo by 木下氏、永田氏、小平
Report by 小平


初めての尺ヤマメ、霜越さんです。

2016年08月03日 | 渓流・本流2016年
数日間、各地の渓を歩いていました。

局地的な雨はあったものの渓は完全なる夏モード。かなり苦戦しましたが、各地の仲間と楽しい時間を過ごしてきました。

この様子は明日以降に。

 
さて、今日は嬉しい便りがあります。

釣りは魚のサイズばかりじゃないと知ってはいるけれど、やはり尺ヤマメが釣れればもちろん嬉しい。
ましてやそれが人生初の尺ヤマメともなれば、喜びもひとしおですよね。

先日のこと。長野の霜越さんがそんな嬉しい、初めての尺ヤマメをキャッチしましたのでここで皆さんにご報告です。


やったね霜越さん、おめでとうございます。心より祝福させてください。

それから素敵なメモリアルワンとともに、ZANMAIのタックルも添えていただきありがとう。





「県内某所に出張しています。

現場が終わり夕マヅメしています。短い時間ですが楽しくやっています。

大岩がゴロゴロあるポイントにはいりました。

水量は充分なんですが、いかにもってポイントでは出ず奥の狭くきつい流れにソリスト50MD2を流しました。

1投目チェイス。2投目でヒット!

ヤマメとわかった途端、緊張しました。

レヴェルトラウト、ソリスト、この相棒のおかげで尺ヤマメと初対面できました!」

タックル
ロッド:レヴェルトラウト56MT
ミノー:ソリスト50MD2(クリアー蛍光ピンク/紺バックアマゴ)

Photo&Report by 霜越さん



芝川イベントに参加してきました。

2016年07月26日 | 渓流・本流2016年
先の週末は静岡の富士宮付近を流れる芝川で、芝川漁協さんが主催する釣り大会が開催され、私も参加してきたのでご報告を。



まずは永田氏、木下氏両名による‘釣った魚をより美しく残すための写真講座‘ に参加。

一期一会の魚たち。弱らせないよう、素早くかつ美しく残すために。私もビールを片手に楽しく拝聴する。



さあ放流の手伝いだ。アングラーズリパブリックの飯田さんらも参加の皆さんとともに川へ。



芝川にはC&Rの特区が設定されており、アマゴとレインボーの釣りが楽しめ、特にレインボーは禁漁に入っても周年釣りが可能な貴重な釣り場だ。

今回はアマゴの準備が整わず、レインボーだけだったのは少し残念だったかな。芝川といえばアマゴの川だから。

さあ夕方はお待ちかねのフリーフィッシング。





静岡の‘料理長‘さん、ブースにてご購入いただいたソリストシャッドで早速デカいレインボーを連発!

こんなのがヒットするから、タックル選びは慎重に。



夜のBBQのためのタープ設営を終え、私も竿をもって皆さんを追う。

釣り上がると要所で元気なレインボーたちがヒット。私は40㎝ぐらいまでだったけれどヒグラシが鳴く中、楽しく釣らせてもらった。

ミノーはテスト中の60㎜、シングルバーブレスを1本だけ、というのが今回のレギュレーション。

最後に水中の石につまづいて、半身ずぶ濡れだったのは内緒ね。



夜はテント場でBBQ。

いつもの焼きトンやジンギスカンはもちろん、浜松名物の餃子は焼き加減が最高、美味かった!

うちの嫁さんは焼き物が多いからと、口直しに冷製トマトパスタを。みんなお腹いっぱい。

ビールにサワー、ハイボールにワイン。アルコールも途切れることなく。


あ、ホタル!見つけたのは飯田さん。よい夜だったなあ。

向こうのタープも盛り上がっているようなので、最後は合流してひとしきり。



撮影:木下氏


翌朝。テント泊した人、車中泊の人、三々五々に起きだして。コーヒーを沸かし、ソーメンをすする。笛木さんが作ってくれたこのソーメン、冷汁のような出汁にミョウガがどっさり、サッパリして実に美味い。飲み過ぎた朝でもいける。

と、なんだか飲んで食べてばかりいたようだが、実はこのイベントはこのあとの釣り大会が本番。のはずが・・



釣り大会の表彰式。

けれどご覧のとおり、釣り大会への参加者がかつてないほど少なく、とても残念だった。

釣り大会会場となる特区エリアの大幅縮小など原因は様々あるようだけれど、漁協さんが主催する釣りのイベントでこれは寂しい。


緑の中、富士の伏流水を集め流れる芝川。今回は渇水気味だったけれど、水質、水量、水温と比較的安定している流れ。

漁協さんの話によると、もともと50クラスの戻りや本流アマゴがゴロゴロしていたそうだ。広いテント場、緑が豊かでホタルが舞う恵まれた環境。
 
なかなか無いんだけどな、本当にもったいない。


来場された皆さん、ありがとうございました。

漁協の皆さん、広報の木下さん、お疲れ様でした。写真も有難う。

晴天にも恵まれ楽しい夏の二日間でした。



飯田さんのハンドメイドミノー、購入させていただきました。


Report by 小平

芝川でのタックル
ロッド:レヴェルトラウト56MT+ナイロン6lb
ミノー:60㎜プロト(シングルバーブレス1本のみ)




地元の細流でヤマメと遊ぶ

2016年07月22日 | 渓流・本流2016年
昨日は朝からよい雨が降っていた。

だからか、なんだか無性にヤマメが釣りたくなった。

そこで午前のうちに用事を済ませ、昼から地元、神奈川の渓へと出掛けた。

まず目星をつけていた川へ車を走らせる、ところが想像以上の濁流。これはダメだな。

2本目の川へ、ここはなんとか釣りになりそうなので支度をし、釣り始める。

増水した流れはいくらか濁りがきついようだが、凄くイイ感じでもある。ミノーを流すとすぐにヤマメが現れたものの、カン、カン!と金属的なアタック感を残しただけで2匹続けてフッキングさせられなかった。ボディーに喰ったのかな。

釣り下ることにする。グイっとミノーを引っ手繰る相手がいる、ヤマメでないのは瞬時にわかる。



レインボーが連続してヒットした。このいびつに膨らんだ腹を笑っちゃいけないよ、ビール腹を抱えた我々オジサンとそっくりじゃないか。

遊んでくれるレインボーもありがたいが、やっぱりヤマメの顔が見たいのでここでまた移動。



とあるポイントあたりから、急にヤマメが顔を出し始めた。



ソリストシャッド、MD2、FS。シンキングはもちろんだが、MD2のフローティングに変えたらこれがハマリ、面白いようにヒットした。

バラシも結構あったけれど、水面まで出てきてピシャッとアタックするヤマメもいた。

フローティングの釣りは案外幅が広い。リップを使っていくらか潜らせ、トゥイッチで仕掛けたり。浮力を活かしたストップ&ゴーも面白いし、うまく流せばトップウォーター的にも使える。





明けきらぬ梅雨の夏ヤマメたち。八寸ちょっとまでとサイズは伸びなかったけれど、あっという間にツ抜け。



釣れるヤマメすべてが健康で美しかった。これも黒点がハッキリとし、パーマークの並びが綺麗で艶やかなヤマメだった。


 
シトシトと降り続く雨。こんな日はヒグラシも寒かろうに、いつにも増して寂し気だ。
 
短時間の釣りだったけれど、楽しかった。普段はなかなか厳しいことも多い地元の渓だが、これも雨の恵みかな。

神奈川の大都市近郊の小渓流。ヤマメにとっては厳しい環境であることは疑いようもない。

そんな中、美しいヤマメたちがひっそりと、されどしっかり世代を繋いでいることが嬉しくて、ヒグラシの声を背にしつつ、安堵とともにひとり車まで戻った。
 
*タックル
ロッド:レヴェルトラウト50MT ステラC2000+ナイロン4lb
ミノー:ソリスト50MD2、同FS、ソリストシャッド50、ソリスト50DD(すべてシングルバーブレス)
ランディングネット:ZANMAI×吉田氏コラボオリジナルネット
偏光サングラス:TALEXイーズグリーン

Photo&Report by 小平




岩手の前川さんからの便りです。

2016年07月11日 | 渓流・本流2016年
春に辞令が出て、郷里の岩手に戻った前川さん。

元気にしているみたいです。

前川さんの郷里の川だから、あの川かな。それともあっちかな。

あのあたりはここのところご無沙汰しているけど、最近どうなのかな。

嬉しい便りをありがとう。またの岩手便りを楽しみに待ってます。



スーパーヤマメに育ちそうな、体高のあるヤマメですね。ミノーはFS(フラットサイド)です。



ソリスト50MD2にヒットしたイワナ。


「転勤で引っ越してから地元河川ではバラシばかりで、満足できる釣果が得られなかったのですが、ようやく魚の顔が見れました!

いつも入るポイントに行こうと思って車を走らせていると、1kmほど下流が気になりとりあえず少しだけやってみることに。

そのポイントは3年ほど前に1度だけ入ったことのあるポイントでその時は全く釣れなかったのですが、入渓して早々にイワナとヤマメが遊んでくれました。

その後もヤマメやイワナのチェイスがあるものの中々ヒットまで持ち込めませんでしたが、久しぶりに魚の顔が見れたので満足です!」

ヒットルアー
ソリスト50MD2 ツートンカラー イワナ/ヤマトイワナ
ソリスト50MD2 FS ダークアユ

Photo&Report by 前川さん