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ZANMAI BLOG(新アドレス)

遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
タックルのお知らせもこちらからどうぞ。

丹沢、もしかすると幸せな白い砂

2017年08月25日 | 渓流・本流2017
最近はあまり釣行記を書いてないな。遠征はしていないけれど丹沢を歩いたり、夏は欠かせない‘食べる釣り‘キス釣りに行ったり。工房仕事の合間を縫うように楽しむ夏。キスの天ぷらにビール、最高でしょ。

昨日も丹沢へ。ひとりでのんびり山や溪を歩き、ヤマメやイワナに存分に遊んでもらった。







まずは昨日おろしたばかりの60ストレート、アマゴを結ぶ。皆さんにお届けするにはほんの僅かだけれど不出来が見つかったので、自分用にさせてもらった。不出来を見つけちゃったんだから仕方ないな、まいったなと独りごちながらボックスにしまった。

1本増やせたぜ、ふっふっふ。





特にヤマメたちが元気だった。



60ストレートからソリスト50MD2へとローテした。得手が異なるこの両者、いくらか早く強い釣りから柔らかい釣りへと切り変えた。水とケンカしないこと。仲良くすること。どなたかにMDを使いこなすコツを聞かれるたびに、そう答えるようにしている。



とある流れ込みでは季節の移り変わりを感じた。日差しはまだ真夏そのものだ。少し歩けば汗が噴き出るほど蒸し暑いけれど、水の中はもう秋なんだと、イワナたちが教えてくれた。

ここで50MD2からソリスト40DDにチェンジ。狙い通り立て続けにイワナがヒットした。



40DDに変えてからもヤマメたちはよく顔を出してくれた。スーっと追ってきて、迷ったような素振りから思い切って食らいつくイワナは実に可愛い。比べるとミノーへアタックする早さ、強さがヤマメの魅力、この一瞬にこそヤマメのそれが凝縮されているように思う。





満足したので昼過ぎには早々に退溪した。



どうしてか、この日はいつもより足腰が疲れた。

強い日差しに浮かび上がる白い砂に横になって、流れに身を浸した。ああもういっそのこと、このままずっと夏が続けばいいのに。

流れ込みや淵を埋め尽くした砂、砂、砂。まるで海岸のよう。健全な流れだったらこの大量の砂も徐々に押し流され、いつかきっと海へとたどり着く。そして湘南だったり、大磯あたりの海岸を形作るはずだったのだ。

波の浸食で痩せ、失われつつあるこのあたりの海岸は砂をどこかから買ってきて、補充していると聞いた。かわりに山の中の溪で溢れる、行き場を失った砂たちもある。砂防の名のもとに作るだけ作った、けれど誰も浚渫など面倒なことはしないから溢れていくばかり。

ここにはサザンも浮き輪も夏を楽しむ人々の歓声もビキニも何にもない。砂たちが嬌声とともに第二の人生を謳歌することは、たぶんない。せっかく白い砂に生まれてきたのに。いくらか不憫な気もするけれど、静寂の中でひっそりと、ただ溢れてゆくのも悪くないんじゃないかな、そんな気もした。それにただ静寂ってわけじゃない。夏にはセミたちでうるさいぐらいだし、たまには釣り人がやってきて、足跡を残したりもする。寝転がる輩だっている。決してひとりじゃない。

しばし寝転んで目を閉じた。うん、人でいっぱいの海も夏らしくていいけれど、俺はやっぱりこっちだな。ああ無性にビールが飲みたいぞ。



タックル
ロッド:レヴェルトラウト5.0MT(2017ver)
2000番にナイロン5lb、のち4lb
ミノー:ソリスト40DD、50MD2、60ストレートほか

Photo&Report by 小平


鱒の森、フライロッダーズ

2017年08月23日 | 渓流・本流2017
現在発売中の鱒の森、フライロッダーズ秋号に先日のキャッチ&クリーン丹沢・中津川の様子が掲載されています。



フライロッダーズには市村晃さんが。





鱒の森には佐々木大輔さんが、それぞれレポートくださりました。

手に取る機会がありましたら、ぜひお目通しください。ご紹介が遅れましたが両名様、ありがとうございました。

木曽川アマゴ、kiyoさんです。

2017年08月17日 | 渓流・本流2017
Kiyoさんより便りをいただきました。

木曽川のアマゴはタナビラと呼ばれますが、手のひらを広げたような幅広で体高のあるアマゴが多いことからそう呼ばれているそうです。たなごころ(掌)、手のひらが語源ということですね。

どちらも素晴らしいタナビラですね、おめでとうございました。





「世間よりちょっと早めの夏休みを頂き、帰省がてら久しぶりに木曽川水系に出かけてきました。

水位的には今一つでしたが、蓋を開けてみれば活性悪くなく、良き釣果に恵まれましたので、ご報告致します。

まずは朝一のポイントで落ち込みを50DDでトレースするとドンとひったくる当たりがあり、尺アマゴのキャッチに成功。

その後、昨年尺物をネットイン直前でばらした一級ポイントで落ち込みに数投するも反応なく、50MD2に交換し、袖部分を通すと着水直後にグンとというアタリと共にヒット。

流れを味方につけた強烈な引きをいなし、今回は無事にネットに納まったのは朱点を僅かに残す魚体で35cmのナイスサイズでした。

35cmは良い写真を撮る前に逃亡されてしまったことが悔やまれますが、今季もメモリアルワンに出会えたことに感謝です。」



ルアー: 50DD(S) ピンクバックチャート
50MD2(S) オリーブイエロー
Solist Shad 他


Photo&Report by Kiyoさん

オーダーカラー

2017年08月15日 | 渓流・本流2017
急に涼しくなって、遅れてきた梅雨のようにシトシト雨が続く毎日。うん、ありがたい。

たまには制作したオーダーカラーを紹介してみようと思います。



蛍光Gバックのヤマメとはまた違います。



このカラーのキモはふたつあって、まずはここ。近距離から照明をあてて撮ってみました。
いわゆるマジョーラ塗料は使用していません。

これ以上は控えますがベリーカラーもオリジナリティがあり、これとのバランスを重視して吹いています。



ひとつひとつ作る目玉には手間暇をかけています。

これは黒目の下地がゴールドっぽく見えるタイプですが、この下地素材にこだわりを持って作っています。これだけ寄って撮影してもこのサイズの目玉のこと、実物は言わずもがなですが、それでもこの素材がいい。ほかのミノーに入れたらどうかはわかりませんが、うちのミノーたちにはよく合っていると思うんです。


皆さんからかねてよりオリジナルカラー制作のご依頼、ご相談をよくいただいてきました。
セミオーダーシステムとして、オーダーしていただきやすいようわかりやすくまとめてみようと考えています。


ZANMAIではすべての工程において、これまでの蓄積に頼ることなく常に試行錯誤し、新たな可能性を模索していきます。
フルハンドメイドであり続けようとすることの意味を、常に自身にも問いかけながら。


溪のブラウン、中野さんです。

2017年08月13日 | 渓流・本流2017
中野さんより山形に帰省中の便りが届きました。
美形ですね、やっぱりブラウンはカッコイイな。

イワナ狙いだったとのことですが、いきなりこれが食ったら焦るところ。
そんな不意の大物にもしっかり対応してくれるのが、レヴェルトラウト5.6MT。細流からちょっとした本流まで幅広くお勧めできる理由のひとつです。

中野さん、レポートを有難うございました。夏休み中のみなさん、よい休みをお過ごしください。











「お盆恒例の山形帰省での釣行でイワナ狙いの山岳渓流。まさかのビックサイズ。

5.6のレヴェルトラウトに40DDでこのサイズは初めての体験でしたが、ロッドの粘りと強さとしなやかさのバランスを改めて感じました。

40DDもピンスポットの誘いがバッチリでした。

すべてのバランスがドンピシャの1本でした。」

ロッド:レヴェルトラウト5.6MT PE0.6号にナイロンリーダー6lb
ミノー:ソリスト40DD チャートヤマメ

Photo&Report by 中野さん

奥飛騨での夏休み

2017年08月05日 | 渓流・本流2017
ひと足先に夏休みをとり、奥飛騨は高原川へ。

今回は簡単にキャンプをしよう、翌日は久しぶりに訪れる好きな宿を楽しもう。そんな旅ゆえ、釣りは本流に絞っての早朝だけだったりと、限定ながらひとりでのんびり溪を歩けたし、魚たちも元気によく出てくれて楽しめた。



夏のヤマメ。チェイスだけが続いたとき、ソリスト50MD2のフローティングに変えたら一発でヒット。



イワナはだんだんサイズアップ、欠かせない存在になった60ストレートで。個人的にも絶賛依存中なのが、この60ストレート。



クロギンに変えてもう一本







ガンガン瀬に沈み岩が並んでいたので、狙って何度も送り込んだらガツンときた。筋肉質と表現したらいいのだろうか、力強く引き締まった夏イワナだった。これもクロギンで。ところでクロギンは本当に便利なカラーだと思いませんか。変な癖もないし、時によってアユよりアユらしい。

便利といえばロッドは5.6で通した。渓流や里川からちょっとした本流までと、幅広く使える5.6は本当に便利な一本なのだ。



このサイズのヤマメはよくヒットしたのだけれど。ちなみにかつては年券を購入してよく通ったこの水系、今は日釣り券での釣りなので蒲田川のC&Rエリア近くで購入。すぐ下がC&Rなので試しに投げてみたらすぐに大型ヤマメがチェイス、これは食わせられず。数分後にヒットしたヤマメは尺越えだったけれど、写真はあしからず。滅多にやらないこのエリア、やっぱり魚は多くいるんだなと実感。





だいたい流芯の一番いいところに定位していて、一投目に食ってきておっ、と思わせるのがレインボー。このパターンが何度もあった。ちょうどヤマメサイズなんだよなあ。









本もゆっくり読めたし、よい夏休みだった。さて次はどこへ行こうかな。


タックル
ロッド:レヴェルトラウト5.6MT(2017ver)
2000番にナイロン5lb
ミノー:60ストレート、ソリスト50MD2(フローティング)そのほか

Photo&Report by 小平



丹沢、源流の白いヤマメ。話すことと話さないこと。

2017年07月28日 | 渓流・本流2017
昨日は丹沢の某源流を目指して林道を歩くこと3時間。下山にも2時間以上かかる。いつもの重役出勤だったから、歩いている時間より少しだけ長く釣っていられるかな、そんな源流行き。

一昨日の午後に雨雲が通過して一帯にざっと降らせたらしいから、淡い期待を抱いて歩いたけれど、目的の流れは平水からも少し落ちて渇水気味ぐらいだった。それでももちろん、超渇水よりはずっといい。それにしても最近は降れば滝のような豪雨、降らないと長いこと日照り続きという気象が当たり前になってしまった。山肌から地中深くまでしっかり潤わせ、しばらくの間は山が保水されるためには一日中だったり、夜通しシトシト降り続くような長雨が不可欠なのだけれど、こんなよい雨がめっきり少なくなってから久しい。

久しい、といえばここのところ体調を崩していた妻が、この日は久しぶりに丸一日同行してくれた。ヒグラシが鳴き始めればしばしその合唱に耳を傾け、あいつらは飛び去る際におしっこをひっかけるというけれど、あれは本当におしっこなのか、とか、林道のど真ん中で鎮座ましますヒキガエルに出くわすたびにおいっす、などと山の住人への挨拶を欠かさずの林道歩きは、まあのんびりとしたものだ。

林道横、急峻な山肌をニホンシカが慌てたように駆け上っていく。いくら4本あるからといって、彼らあの細い脚でどうしてあんなに力強く、俊敏なんだろうとひとしきり。だってあいつら草しか食べてないんだぜ。俺たちは肉も魚も食べるのにこの運動神経、能力の差はどうなのよ。というと妻が、まあ少なくとも私のほうが脚は太いわ、だって。だね。

彼らのように山肌を一気に駆け上がってみたい。さっと尾根を抜け、急な斜面を下った先には前人未踏な谷があって、そのひそやかな流れにはきっと大きなイワナがウジャウジャいてさ。イワナたちに朝の挨拶をすませ、のどを潤したのちにはふたたび、いつものように急峻な山肌にすくっと立って、なんとも緩慢な歩みで林道をゆくニンゲンどもを透き通った眼で見下ろすのだ。

そういえば先週末にガイドで来た際に、河原の砂地に前夜か早朝かというほどかなり明瞭なクマの足跡を見つけたことを、歩いている最中に思い出した。しばし考えたけれど、妻にこのことは内緒にしておくことにした。魚の反応は良かったのだけれど、そのエリアには入渓しないこととし、あらためて獣臭には気をつけよう、少し見通しの悪い場所では必ず大声を出そうと念押しした。

妻のことだ、話をしたら山も川もきっと楽しめない。実際、獣臭の話をしたものだから彼女、そののち河原で鼻をクンクンさせながらしきりに言っていた。なんだかケモノ臭がしない?と。やはり世の中、なんでもすべて口にすればいいというものでもないようだ。





イワナは忘れたころにぽつり、といった調子だった。
高水温に渇水と元気のない親イワナをしり目に、イヤリングが走る走る。すでに厳しいが、この夏はこれからどうやらさらに厳しくなりそうだ。なんとか生き延びてくれるだろうか。

何本か沢を変えてみたけれど調子が出ないので、沢筋を一本隣に変えて再入渓してみた。





ようやく丹沢らしいヤマメが顔を出してくれた。小さめに丸く整い、側線に並んだパーマーク。その下に散らばる多くの小丸。
砂に埋もれてしまった流れ込みから、FSに一発で出てきてくれた。やはりどうしてか、渇水などでタフな溪にFSは強い。

それにしても面白い小丸だ。分度器をふたつ並べて、その半円状になぞったかのような。丹沢の原種の血を引くヤマメは小丸が多く、小判のような目につく、大きなパーマークを持たないとされているためか、美しくないなどという釣り人もいるようだがはたしてそうだろうか。よく見るとその並びは十分に美しいし、興味深い。

源流の白い砂地に棲む、白っぽいヤマメ。パーマークもかなり薄い。夏ヤマメと呼ぶにはスレンダーかもしれないけれど、沢のそれらしく美形で、サイズだけじゃないってこと。



この一匹でなんだか嬉しくなっちゃって、あとはすべて妻が先行した。残念ながらイヤリングが触りに来ただけで釣れなかったのは、獣臭を気にしすぎたせいだったからかも。

自分のペースで歩き、釣ることは到底かなわないからイライラすることもある妻との釣りだけれど、これはひとえに俺の修行不足。いつかもっと歳をとって過日を振り返るとすれば、この日のどこか一場面が切り取られることはあるのだろうかと、ふと思った。

ケモノ臭がしたのはアナタが昨日風呂に入らなかったからだわ、下山中の妻が笑いながら言った。俺も何か言い返して笑った。
白いヤマメも確かによかったけれど、切り取られ思い起こすのはヒグラシ大合唱の中で柔らかく笑うそんな横顔なんだろうな、きっと。

下山中にコンクリの上で大きなヤマカガシがとぐろを巻いていたのに気が付かず、踏みつけそうになったところを妻が先に気が付いた、慌ててよけた。

魚のこと考えてボケっと歩いているからよ。うん、あたり。またふたりで笑った。

タックル
ロッド:レヴェルトラウト5.0MT(2017ver) 2000番にナイロン5lb
ミノー:ソリスト50MD2 FS(フラットサイド)、同MD2、ソリスト40DD


Photo&Report by 小平

丹沢ガイド釣行

2017年07月26日 | 渓流・本流2017
先の週末は両日とも丹沢でのガイド釣行へ。ゲストは遠路はるばるやってきた、福井の山口さん。

かねてからイベントでいろいろうかがった際に、どうもバルサミノーに対し全般的に苦手意識があるらしく、メインで使っているインジェクションミノーとの使い分けを難しく感じているとのことだった。

案ずるより産むがやすし。では一度、一緒に川を歩きましょう。けれど丹沢は渇水の真っただ中、少し歩いていただくことに。



2時間の林道歩きののち、遠路お疲れさま。丹沢を楽しんでとばかりにすぐにイワナが挨拶に来てくれた。





その後も入渓後の1時間で5~6匹のイワナ、ヤマメをキャッチ。サイズは出ないけれど、よいペースに山口さんも楽しそう。すでに手ごわくなった、夏イワナのチェイスは結構あった。

ソリスト50MD2やFSをメインに、インジェクションやスピナーを織り交ぜて釣り上がった。レヴェルトラウト5.0もしっかり我が腕とされているようだし、魚は釣れているし、少し安堵して休憩。いくらか突っ込んだ話もした。









丹沢のそれらしいイワナも顔を見せてくれた。







私もポツポツ、イワナたちに遊んでもらった。MDはもちろんだけれど、渇水の夏溪で今回も60ストレートはよい仕事をしてくれた。メインで良し、フォローで良しと頼りになるな。



大汗をかきかき丹沢を満喫する山口さん。


好きな道具に好きな釣り場。好きなペース。釣り人には皆それぞれスタイルがある。だから楽しいし、山口さんもかなり明確なそれを持つ釣り人だった。

山口さんの釣りがこれからもずっと、楽しくあり続けますように。お疲れ様でした。


タックル
ロッド:レヴェルトラウト5.0MT(2017ver)
ステラ2000C+ナイロン5lb
ミノー:ソリスト50MD2、同FS、ソリスト40DD、60ストレートなど

Photo&Report by 山口さん 小平


大鹿村で。笛木さんからの便りです。

2017年07月21日 | 渓流・本流2017
先の三連休、笛木さんらはここが好きでよく釣行するという、永田さんの案内で大鹿村周辺を楽しんできたそうです。

大鹿村、私は詳しくありませんが、かつてよく三峰川に通った際には分杭峠を抜け、大鹿周辺でちょこちょこ竿を出したりもしました。懐かしいなあ。

笛木さん、永田さん、写真とレポートをありがとうございました。





笛木さんネットイン。写真は永田さん。



ちょっとピンボケしていますが60ストレートでイワナ。ここからの写真は笛木さんです。





「7月15~17日釣行
静岡の永田さんのガイドで大鹿村をベースにして車中泊で楽しんで来ました。
初日はイワナ狙いで支流の沢に入りファーストキャッチは永田さん、出たのは25cm位でしたが小顔でナイスなアマゴでした。その後は二人ともに小型のイワナがポツポツと釣れましたが尺には・・届かず。

そんな時に永田さんが「笛木さんそこのポイント出ますよ!」と、でも何処?・・・・初めて水路に、匍匐前進で入りましたが出ませんでした。
お昼をとり橋本さんも合流して別の沢に移動。三人で釣り上がり小さな落ち込みに入れた40DDに出たイワナが私の本日の一番イワナでした。サイズは26?位でしたが顔と口が大きくてこれからが楽しみな魚体でした。

その後は貸しきりの露天温泉、宴会と過ぎていきました。



二日目はアマゴの出る中本流からスタート(ベースから近く二日酔いには良かったです)。お二人ともアマゴをキャッチしていたので私は先行させてもらいソリストMD2をダウンでトゥイッチ入れてすぐに小さくドン!、下流に銀ピカな魚が(心の中でヤッタ)サイズは小さいですが無事にネットイン。
でも・・ホッペがピンクです。



そう言えばちょっと前に釣ってた永田さんも「見ないで~」って言ってたな~。
二人してレインボーでした。

お二人に「アマゴを釣って下さい」としばらく先行させて頂きますが出るのは可愛いイワナ・・・・ある落ち込みの中を通した時にMD2が白泡から出てきた時に良いサイズのチェイス・・・のみ。
ならばもう少し奥にと入れてワンアクション目で白泡の中でヒット!、手応えは良いけどイワナだよな~と思いつつネットイン、28のネットよりちょっと大きいイワナでした。

なんとか尺ギリギリで私の今遠征の最大魚でした。
そして一旦戻りお昼をとり明日は遠山郷にベースを移しましょうと、撤収&移動そして途中でも竿を出したり地元のお店で食材を調達をしながら道の駅に到着し温泉と宴会(お店)と二次会(車脇)で夜を堪能していきました。

三日目はアマゴ狙いで永田さん一押しの本流に入りましたが朝イチの雨で水温が下がったのか、ちょっと厳しい感じです。
そんな中でも名手は違いました。
私を呼ぶ声がしたので近づいてみると良いサイズの本命をキャッチしてました。

レンジはちょっと下、ワンアクション目は派手にとアドバイスをもらい先行を許してもらいますがワンチェイスのみでした。
時間も無くなり最後にイワナだけど良いサイズが出る沢に入りましょうと。
そこは私の好きな源流のもっと奥と言った感じでした。
でも何故かバラシてばかり・・・・尺近いのもバラシたりトホホとしてると永田さんの呼ぶ声が近づくと大きなイワナがネットに!、「これがヤマトイワナです。」と永田さん。
ここはヤマトの渓との事、私がバラシてたのもヤマト・・・・もっと早く言ってよ~と余計に悔しくもあり嬉しくもありました。

楽しかった三日間を思い出しながら帰り支度をしてると「今度は一人で来ちゃう?」とお二人から言われましたが、一緒に楽しくまたやりましょう!と再チャレンジを約束しました。

最後に今回の釣行はメインは釣りでなく、南アルプスの山々にリニア新幹線が通る為にトンネルを掘り、その土砂を運ぶ為に道路を広げ護岸整理や堰堤を作ったりと、そんな場所が数々あると。その話を聞き私には何も出来ないけど自分の記憶には残せるかなと思い今回の遠征となりました。
永田さんが馴染みの渓に重機が入り堰堤を作ってる所を見いる時にポツリと
「変わっちゃったな~」と
なんかジンとくるものがありました。

Photo&Report by 笛木さん、永田さん




木曽川本流のイワナ、MINIさんです。

2017年07月18日 | 渓流・本流2017
今回制作分は遅れていまして、昨日から塗装工程に入りました。よって三連休もみっちり工房仕事でした。また手数が増えたので、今後は月イチ納品が難しくなりそうです。

しかし降らないな。神奈川も局地的にはいくらか降っているんでしょうけれど、横浜はいつぞやの台風以降サッパリで酷暑が続いています。

さて。愛知のMINIさんから便りをいただきました。連休中に半日ながら時間を作って、木曽川で楽しんできたそうです。
イワナたちに遊んでもらったみたい、アマゴは小さかったみたいですね。

MINIさん、いつも便りをありがとうございます。涼しそうだなあ。









「2017 7/16
3連休の真ん中、夕方から用事があるため、昼過ぎまでの半日勝負!?で木曽川に行ってきました。
川に着いたのは夜明け前の午前4時過ぎ。タックルを準備していると山の稜線が薄っすらと明るくなってきました。
昼までしか時間が無いので、本流に絞り、3ヶ所回りました。

朝一入ったポイントは最近降った雨の影響か、普段より水量が多く、押しの強い流れになっていました。
そこで流心脇や岩回りのヨレを狙うため、50DDをピンスポットに落とし、少し沈めて1、2回アクションさせると、
イワナが出ました。

その後も、早い流れに挟まれた岩と岩の間に出来た鏡面部分や流心脇に50DD、50MD2をストンと落とし、
狭い場所で2、3度アクションを加えたり、押しの強い流れをソリストシャッドでダウンで攻めるとイワナが飛び出してきました。

午前8時を回る頃から、鮎釣りの人が多くなってきたのと、朝に入ったポイントより下流へ移動すると、渇水気味
で魚の反応が少なく、シビアな状況が続いたこともあり、お昼ちょうどに川から上がりました。
イワナとチビアマゴを合わせて10本程出たので、半日でしたが十分楽しんで、帰路につきました。」

使用ルアー:ソリスト50DD、50MDⅡ、ソリストシャッド50S

Photo&Report by MINIさん