売主の方は日本の高度成長期に退職金などで
自分の所有農地や買取土地に建てた方が
いよいよ80歳を迎えて子供に相続の準備を始め、
親が考えていた時代とは腰を抜かさんばかりの
世代間の差に出くわす方が多いようです。
親の考えでは
土地など不動産は必ず値上りする物と高度成長期に体験しました。
子供達へ資産と残すには最善と考えたようですが
一方子供の成長期はデフレ経済下で
土地など不動産は値下がりする物、
入居者にわがままや小言など言われる物、
建物周辺の草刈りや修繕・環境整備する物、
ともあれ「手がかかり面倒な物」
などなどのイメージがあるようで
田舎では子供達が現物を引き継ぎたがりません、
それよりも、売却して現ナマのお金で欲しい!!
親はアパート物件等の売却にとなります。
幸いに築18~20年は経過していますので
投資額と維持経費は回収してあるようです
建物減価償却費分が利益なのですが、
結果はしっかり儲かったようではありません
田舎では土地代以外の建物は二束三文にしかなりません。
新築用に土地を購入した方は土地値下がりで+ー利益0円です
自分の土地に建物を新築建てした方は
18年~20年で新築投資額分が2倍ですので
実質は年率換算で毎年5%の利益利回りとなります。
今売りに出てくるのはこのような物件が多いです、
子供達に相続するつもりだったのでしょうか
物件は、こま目に修繕してあります。
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